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きはら記子
おぶもいもい
ネタバレ
高校時代からずっと好きだった先輩・島崎を大学まで追いかけてきた秋月。 その再会一発目に見た姿が男とヤろうとしているところだったという…なかなかパンチのある始まり方でした。 大学に入ってから特定の恋人は作らずに身体だけの付き合いをしてきた島崎は、秋月の真っ直ぐな想いを前に戸惑ったり目を覚まさせようとしたりしているうちに、これまでの自分の振る舞いについて考えるようになっていくわけですが。 …
ioや
きはら記子先生のストーリーは、じんわり心に響くので大好きです。 「一途な犬は諦めない」の中の「対岸の犬を呼んで」のスピンオフ。 攻めのホイップちゃんと、受けの凌くんのお話し。 お互いに、ゲイだのノンケだの、勝手に境界線を作り、本人達を理解しようとしていなかった。これが、ストーリーのメイン。 ハッピーエンドに至るまでの、過程が周りの助けを借りて、紆余曲折ありましたが形になりました。 …
@るるこ
田舎に暮らすふたりの男子高校生。 なんでもできそうで、なにもできないような このまま今が続けばいいのにと思いつつ変わっていくような、そんな不安定さが上手に描かれていて好きでした。 攻め、いい男過ぎて涙出る。 だいすきなふたり。
165
田舎の幼馴染みの高校生。街へは山ひとつ超え通学は8時で終わってしまうバス。 遊ぶのは川や空き家やら。 べったりな2人ですが幸太郎はいつまでも子供っぽくて、駿平は大好きな幸太郎に手を出しあぐねてて…。 ライバルもいないし障害もない。お互いの気持ちが揃うのを確かめるだけ、みたいな。 焦る駿平と何もわかってないのか大きく構えている幸太郎。でもずっとこの先も一緒だよって、駿平のしたいこ…
れんちゃん
源氏名マロン・ホイップ・ディーヴァは、ゲイバーで働いて三年、月一ではあるがドラッグクイーンとして別の店の舞台にも立つ。日々ランダムで繋がるトークアプリで顔の見えない相手と日々の仕事の愚痴やらを話して癒しを求めていた。 いつの日からか、特定の人物と話す機会がふえる、呼び名を『不眠症のリーマン』。ゲイバーに勤めてるとは言わず『ぼったくりのバーテン』と名乗り、今日の愚痴からたわいもない話を。 …
田舎の高校生らしいおおらかさと朗らかで元気、笑顔で誰からも好かれるコタ(幸太郎)と寡黙で一途な瞬平。 家族の様で兄弟の様で幼なじみ、でも誰にも言えない秘密を共有するふたり。 ずっと一緒に居たから、ずっと一緒に居られるのが当たり前だと思ってた。 コタの瞬平に全部あげたい、わたしたい広い愛と、瞬平のコタへの一途で深い愛。 学校、友達、進路に夏休みそして家族にと、瑞々しく爽やかでもあり、…
orzd
作者さんが好きなこともあり、読みましたが、よかったです。 何も知らないまま読み始めたら、攻め受けが印象と逆で驚いたのですが、いい意味で予想を少し外してくれるところがこの作者さんの素敵なところのひとつだと思います。 丁寧な心情の描き方と表情の多彩さが素晴らしいところも好きです。好みが別れるかもしれないのですが、イラストもド好みです。 『一途な犬は諦めない』に収録の『対岸の犬を呼んで』で少しだけ…
Sakura0904
攻めである飛名が喫茶店をやっている年下の清志にかなり早い段階から手を出す展開にはわくわくし、きはら先生のほのぼのしたタッチに反して、生意気な相手を快楽で籠絡したいという歪んだ嗜好も見せてくれて期待が高まりました。しかし、読み終わってみると、余韻も萌えもあまり残らなかったなという印象です。ゲイでもなさそうな清志があまりにも飛名に都合の良いように描かれ、飛名は特に何もしていないのに棚ぼた的に清志を手…
やなっこ
攻めが全くダメでした。 途中まではヘラヘラした余裕な年上が、ピュアな年下に骨抜きになるのかなぁと期待して読んでいましたが、読み進めると攻めが私の想像以上に卑怯でガッカリしました。 執着攻めかとワクワクしていたのに、梯外された感じ。 何が嫌かって、この攻めはすごくジャッジしますよね。自分のお眼鏡に叶うかどうかを、自分を棚上げにして受けの子を厳しく細かく品評していて、何様のつもり?と思っ…
やおいのかみ
ボーイズラブを読みに来てるんだよ!女装男子なんてNLと変わらないでしょ!とお思いの皆様に伝えたい。あなたの左足を沼に引きずり落とすよ、と。 安心してほしいのは、ちゃんとしっかり男です。ドラァグクイーン、というエンターテイメント女装?と例えればいいのかわかりませんが、ショーで自分を美しく魅せたい、皆を驚かせて笑顔にしたい、という男の子と不眠症のリーマンとのお話です。受け攻めは出来れば読んでからのお…