total review:279077today:29
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
19/106(合計:1053件)
月村奎 草間さかえ
ハハハリネズミ
ネタバレ
何度も読み返して、何度読み返してもしみじみ良いと思える大切で大好きな本です。 『包容力のある攻め×不遇な生い立ちから自己否定しがちな受け』という、月村先生のライフワークのような取り合わせで、もう何度も同じような二人を読んできたのにそれでも新鮮に楽しく読めるのは長年BLを執筆している先生の力量なのでしょうか。 再会して、小学生の頃にぷっつりと途絶えてしまった想いを温め直す二人。 大切に包んで仕…
月村奎 苑生
えいちゃん
ツンデレと言うよりツンツンツンデレって感じの攻めでしたが、ツンツンしつつも受けを大切に思う雰囲気が伝わってきて最高に萌えました…! スパダリ全盛期の昨今ですが、やはり原点回帰の俺様ツンデレ攻めって良いですよね……!! 昂大君の謙虚ながらも遠藤を一途に思っている心情が痛いほどに伝わってきて、"両思いになんてなれる訳がない、それでも少しでも長く遠藤と一緒に居たい"と、言う健…
月村奎 竹美家らら
ゆのまゆ
月村先生の作品でふんわりしたイラストが似合うと思います。木下けい子先生との相性がぴったりですよね。 でも今回は竹美家先生のイラストがとてもぴったり。高校生の初々しさや相手を想う気持ちなんかが伝わってきます。 今回も主人公は天涯孤独でしたね。月村先生の受けちゃんは天涯孤独率が高い(笑)でも今回は周りのサポートもあり、友達もいて貧乏でもなく食事にも困ってない感じで良かった(笑) あと月村先生は攻…
月村奎 志水ゆき
月村先生の作品は一作がそれほど長くはなくて読みやすいです。 1冊の本の半分くらいが本作。あとの残りでその後の2人、みたいな展開が多いなと思ってます。二転三転と大波乱な事が少なくて私にはピッタリな作者様だと思ってます。 でもこの作品。さほど長くはないのに藤谷さんの存在にドキドキしっぱなしでしたよ。 なんで優しくしてくれるの? から始まり 好きになってはいけない人なのに好きになってしまう…
月村奎 サマミヤアカザ
主人公は顔しか取り柄がないと思ってる自己肯定感の低い人。確かに自分はこの恋しかなくて、そして叶うはずもないって考えてたら、周りに目も向かないし取り柄もない生活になりそう。 でもラテアートもホットケーキも上手だし、取り柄がないってこと、ないのにね。 蒼士と両想いになってから、視界が開けた感じになって、前向きな行動をとることが出来たのをみると、心が満たされるって大切なことなんだなと思った。 両想…
月村奎 小椋ムク
月村作品にハマり中で今3作目を読んでます。 「ボナペティ」「ロマンス不全〜」そしてこの作品です。 この3作品を読んで受けくんは家族が居ないという共通点がありますね。月村作品は天涯孤独な受けくんが多いのかな? 今回の受けくんは天涯孤独だけど、毎日ハッピーに暮らしてる。とにかく仕事が好きっていうのは最高に幸せですよね。料理も裁縫も好きって羨ましすぎるよ。どれも私は苦手です。 「ロマンス不全〜」…
私は美容院ではあまり喋りたくないタイプなので店長を指名したいです。 田舎といってもどの程度の田舎なのかわからないけど、田舎でイケメン2人の美容院って田舎のおばさんには敷居が高いわ。でもこんな腐女子を興奮させてくれる美容院には毎日でも通いたいです。 えんちゃんはいつも冷たい感じだけど、昂大に対してはデレ全開らしい。どこが?って私も思ったけど、最後まで読んだら何となく「デレ全開なのかもしれない…
月村奎 木下けい子
作品の中で主人公葉くんの恋を友人が「おとぎ話のような」と例えているけど、確かにそうだなと思いました。 スタートはなんでこの子がこんなに不幸なの? 不幸は不幸を読んでしまうものなのかなと思うくらい。栄養失調状態で、この子が本当に素敵な受け様になれるのか心配したくらいです。 無事に攻め様と出会ったあとは少しずつ健康になり幸せになっていくところや、全ての人に感謝したりする所がすごく純粋でおとぎ話の…
月村奎 夢花李
窓月
高校生と司法書士の年の差続編。情事の後をにおわせる冒頭が壮絶にエロい。 大学生になった受けは同性の恋人と付き合っていることを誰にもいえない。攻めの忍耐力、包容力、大人としての分別が逆に受けをイジケさせる。攻めは性癖ゆえに家族と絶縁したため、受けには自分と同じ思いをさせたくないゆえのふるまいなのだが…。 受けはシングルマザーだった奔放な母親の、姉夫婦の養子。イイコでいなければならない受け…
月村奎 黒江ノリコ
碧雲
2001年発刊の作品。 古い作品だからそうなのか、濡れ場の描写に重点が置かれていない。 BLによくある官能シーン重点で延々とダラダラ続く凌辱シーン描写、ではなかった。 主人公の心理描写に重点が置かれているのがとても良かった。 主人公の広海の母は、一時流行った歌手で、最後は場末の酒場の歌手。 マネージャーの男と内縁関係にあり、広海は、二人からネグレクトと暴力を受けながら育つ。 中学生…