九號さんのレビュー一覧

羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

読み応えありました

九號先生の作品を読むのは「放浪犬と迷い猫」以来になります。
かなりテイストの違う作品ですが決して嫌いじゃないです。ストーリー的に充実していてとても読み応えありました。

私は個人的に殺人以外はどんな悪人も、心から改心する気持ちがあれば許してあげたいと思っています。でもどんなに生い立ちや過去が悲惨でも犯罪に走らない人も多い訳で、そこはしっかりお務めしてくれれば問題無いです。

今回の攻めの…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

ハッピーエンドを見届けて

このお話大好きです!一気に読んでしまって更に何度も読み返しています。
ストーリー重視派の方には本当におすすめです。あとは受けと攻めの好みでご判断を。

ネタバレ無し推奨ですが表紙とタイトルから既に悪そうな雰囲気が漂うこの匂わせがまたニクイ。むしろこの表紙じゃないさわやか井川だったらまさに詐欺かも(笑)

内容は好き嫌い分かれそうだなとあらすじを見て思いましたが、状況が二転三転するのでグイ…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

純粋馬鹿って、、

タイトルからして気持ちの悪そうな話なんだろうなと思いましたが評価がいいのと
レビューのネタバレなしで〜というのに
つられて購入。。
やっぱり気持ち悪いお話でしたね。
主に受け君が生理的に無理なタイプ、、
ゾワッとしたって書いてる方の気持ちわかります。
ほんと気持ち悪い受けでしたね、、
てかネタバレなしでっていうか
「羊の皮を着たケモノ」
まあタイトルのまんまです。
いい顔して近…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

井川のこれからが楽しみ

 初めて読んだ作家さんでしたが、絵も綺麗だし台詞とモノローグのバランスやテンポも良く、非常に読みやすい作風でした。話の展開はタイトルから読める通り、何でもそつなくこなし人当たりも抜群にいい表紙の好青年が、実は…というもの。そういう展開が大好物なので一も二もなく飛びついた作品でした。

 結論からいうと、ストーリーはよくできていたと思うのですが、個人的にはちょっと惜しいかなという感じ。主にどこが…

8

羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

攻めは受けに出会えて良かったね!!とは思う。

予想以上に、いろんな内容が詰まってました。
三巻くらいに渡ってもおかしくないような内容だったけど、駆け足展開だなーとも思いませんでした。
このお話のまとめ方はお見事です。

そーだなぁ……。
攻めに対して途中で、お前は一度臭い飯でも喰っとけ!!と思いましたが、ちゃんとそうなるんですよね。
で、攻めがこういう人間になってしまった過程も全部描かれていて、すごく理解できる。
(途中の性的虐…

8

「羊の皮を着たケモノ」電子限定特典番外編「ケモノよ、眠れ」 グッズ

ささやかな幸福感、あたたかい日々

「羊の皮を着たケモノ」電子限定特典番外編となります。
15p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓




内容は本編の続き。本編読了後の方/ネタバレOKの方向けです。
↓↓↓↓




タイトル「ケモノよ、眠れ」

辰巳が詐欺の被害女性に刺されて入院中の場面から。
献身的に病院に通う大地。
周囲はてっきり弟/親族だと思ったくらい。
すっかり素になった辰巳は…

6

羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

ストーリーに読み応えありの分厚さ

お久しぶりの九號さん。小説の挿し絵とかも結構色っぽくて好きな作家さんです。集めてた漫画のあの長編のヤクザものは完結したのかな?

羊の皮を着たケモノはまさに表紙のイケメンの事です。想像以上に悪いヤツでした。でもあの環境で生きてきて芯は腐っていないようなのは奇跡的。大地の愛がケモノの心を溶かしたのか。

姉の婚約者が純情な義弟を手籠めにする、みたいな闇BLかと思ったら事件性もあってスリリング…

5

放蕩息子と恋の穴 コミック

九號 

表紙のイメージと違う!

よかった!本っ当によかっっった!!…という気持ちで本を閉じました。電子だけど。表紙とタイトル(のタイポグラフィー?)から受ける、軽くて何となくコミカルなイメージとは逆方向の深いお話でした。BLでは普遍的なテーマにつき、他の方が描いた時にこれ程読ませられるかというと簡単ではないと思う。さすが九號さん、ストーリーテラーです。

サンプルで読める範囲ではどうなることかと心配しましたが笑、彼らが悩み苦…

6

羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

もうちょっと攻めにお仕置きが必要カナー

表紙がカッコ良くって、何の前情報も無しに購入。
思ってたんと違うっていう展開でしたが、そこがまたいい意味で裏切られた感があり面白かったです。

攻めや受けのキャラクターは良かったのですが、辰巳が大地を好きって言う感情があまり読み取れなくて、受けの思いの方がだいぶ重く感じられたのが少し残念でした。
辰巳のやった事に比して、天罰的なお仕置きが甘いかなぁっていうのも物足りない部分でした。
まあ…

5

羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

「大作」系

この場合、「大作」は良くも悪くも。
良い点。
もちろん読み応えの部分。ページ数的にも大変なボリューム感で「読む」という行為的にも満足感を得られた。
だが私は悪い面も感じて。
それは、内容の過剰性。
その部分は卵が先か的な問題も孕むが、描きたい内容が溢れ出てページが多くなるのか、尺があるから内容を詰め込んでいくのか。

主人公は、大学生の大地。
姉から紹介された婚約者の井川が余りにも…

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