九號さんのレビュー一覧

羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

これも再生の物語(好き)

井川がうさんくささ100.%で、何者か本性を知りたくてぐんぐん読みました。

なるほど、そういうことね〜。
悪い顔がお似合いですw こちらの方がタイプです(時々ほっぺが下ぶくれに見えるのが残念だけど)。
井川の時の髪型で、辰巳の口調で喋ってくれると個人的にはどストライクなんだけども♡

なんだかんだ言いながら辰巳は大地が好きだったんですね。
助けに行ったり、お金を返したり。言葉より…

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放浪犬と迷い猫 コミック

九號 

好きなカップリングでドキドキ

九號先生初読みです。

元同級生の再会もだもだの王道と言えば王道のストーリー。

吉見のこじらせ具合が少々めんどくさくて、うだうだがしんどくなりそうなところを、学生時代の回想が入って、現在と交互に進展していくので、そこまでじりじりはしなかったのがよかったです。

2人のキャラと、昔と今の気持ちが徐々にわかってきて、どうくっつくのかドキドキして見入ることができました。

黒髪長身孤高…

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Chara Collection EXTRA 2021 グッズ

大満足な一冊でした

気になった作品だけ掲載順に簡単に感想を書きたいと思います。


先ずは大大大好きな犬飼のの先生『暴君竜を飼いならせ』の「暴君竜と新月の夜」です。こちら読んでて終盤の方は「ギャー‼︎」と叫びたくなって、ニヤニヤ笑いが止まりませんでした。「可畏好きだ〜」と何度も心の中で叫んでました。
三兄弟もとっても可愛かったです。ペーパーセレクションの内容がここで活きてましたね。
久しぶりの甘々な二人が読…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

キャラクターが洗練されている

個人的にはとても好きでしたこの作品。
受けに感情移入できないのは確かにそうですが、その人でいいのか?とか姉は?とかそういう意見は無粋です。そもそも恋愛ってそういうものなのでは。
世の中には信じられないくらい苦手な人というのはいくらでもいて、でもその人たちだって恋人もできれば結婚もします。そこに自分の好みについてとやかく言うのは論外。
この人たちはこれでいい。それだけのことでは。

まぁそ…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

攻めのキャラがいい

こちらの作家さまは「放蕩息子と恋の穴」を読んだことがあるだけで(そちらはあまり好みではなかった)あまり期待せずに読みました。

一気に読了。すっごい良かったです。ストーリーがドラマチックすぎる気もしますが、それに負けない画力で、説得力があります。

とにかくこの井川(辰巳)のキャラが良い。詐欺師のクズですが、クズになりきれない所が上手く描かれており、まんまとキュンとさせられました。序盤のセ…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

人を見る目

本当の一面を少しだけ垣間見て(あるいはそう思い込んで)悪い男に引っかかる女みたいだな、と考えてしまった私はこの作品を読むに向いていない人なんでしょう…と思いきや、大地が井川を盲信する様子を冷静に見てる方がちるちるのレビューに結構多くて、ですよね〜という。姉に愛はないんか、という感想も拝見したけど、自分は1話で既に姉のこと全く好きじゃなかったので、姉より井川をとったことには特に疑問はない。

萌…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

なんで......?

あらすじの「姉の婚約者に心惹かれて」みたいなところからどういう話運びになるんだろうとは思っていましたが、まさか結婚詐欺師とは。

序盤から攻めに裏があることは伺い知れましたし、それでも受けが攻めに救われた部分が少なからずあることも、攻めが根っからの悪人ではないことも理解できましたが、それを差し引いても、「自分の家族を騙して傷つけて金を詐取した人間のこと、こんなに好きでいられる......?」に…

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羊の皮を着たケモノ コミック

九號 

なるほどの評価

迫真のレビューがいっぱいあるので、詳しくは書きません。
今回、初めて九號先生の作品を手に取りました。

家庭環境によってクズにならざるを得なかった攻め。
そして、攻めと出自が若干似ているものの結局は温かい家庭に迎えられたという点で決定的に違い、引っ込み思案だけれど優しい受け。

2人の交わりはまさしく激動で、うぉ〜気になる〜!とどんどん読み進めてしまうほど、吸引力が高く、ストーリーの見…

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ACID TOWN 5 コミック

九號 

翻弄された子供達の選んだ道

 零児と緋沙子の姉弟を取り巻く運命が印象的な巻でした。青道会に翻弄され続けた2人。組同士の抗争に選択権のない子供が巻き込まれるのは本当に切ないですが、どんな子供も生まれる家は選べないし、大なり小なり運命を背負っているもの。この家に生まれたことを割り切って、自分なりに納得のいく生き方を勝ち取って欲しいと願わずにはいられません。緋沙子の考え方にも十分共感できるところがあり、BLでありながら1人の女性に…

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ACID TOWN 4 コミック

九號 

零児に情が湧く

 零児視点で進んでいきます。正継と一体どんな関係性を築いてきたのか?と気になっていたので、今に繋がる2人の過去が徐々に明らかになってきてすっきり。零児もまた、かなり幼い頃に親を失っているんですね。今の彼は少し歪んだ性格になってしまっているのかなと思いましたが、案外中身は少年の頃のまま変わっていないのかも。

 青道会に吸収されてから出会った龍との関係も、零児の人生に深く昏い影響を与えているよう…

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