京山あつきさんのレビュー一覧

3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

先生作品好きだ〜〜と再確認

聞こえない声、見えない星、枯れない花の後に本作を読みまして、絵がめちゃくちゃ洗練されているなと。特にトーンのグラデーションな使い方が美しいと感じました。
ヘブンリー〜、スリーピング〜でどストライクに好きなスキンシップ、絡みの描写がやはり健在でそこを見るだけでも京山先生作品を読んでよかった、となります。

本作は特に、ストーリー展開が読めずおもしろかった。
最初に出てきたDKと加納のお話だと…

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枯れない花 コミック

京山あつき 

引田らぶがブレない今井がいい

今井がず〜っと引田ラブでブレないのがいいですね。理想の攻めだわ。

花についての今井のセリフがいい。
ヤキモチやら、引田が悩んでいそうなことを考えたり、引田が野球に打ち込むのを邪魔しちゃいけない、でも会いたい…と今井は落ち込んでいたんですかね。それを遠巻きに見守るチームメイトがおもしろかったです。
しつこく合コンに誘う奴に今井が「殺ス」と返信したのもw

沖縄キャンプから帰ってきた今井…

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見えない星 コミック

京山あつき 

ちゅうやスキンシップの場面が好き

そうだった。ヘブンリー〜、スリーピング〜で絡みのシーンが好きだったんだと思い出した。特にヘブンリー〜のスキンシップの密着具合が好みで。
本作でも、ちゅうやスキンシップが多くて、その密着度がしっかりしていて気持ちよさそうなのが好き。ちゅうとか長回しなのが特に。

キスについて引田の、今井さんのキスは"本気"で、かわいいとか好きとか本気で思っていることを伝えてくる、と独白もと…

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聞こえない声 コミック

京山あつき 

「野球部のユニフォームはエロス」まさに!!

「ヘブンリーホームシック」「スリーピングバグ」がよかったのでこちらを。
ずいぶん以前の作品なので、絵がラフですかね。木下け○子先生にタッチが似ているような。

引田に最初、魅力を感じなかったのですが、今井が引田をかわいいと思うたびに私もだんだんわかってきました。
でも今井が思うようななでまわしたいとか性的な意味ではなく私のは小動物的にかわいいなと。
でもあとがきによると「ぶさいくなんだけ…

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スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

動き出すプログラム

人間の頭のなかは開けてみることが出来ないし、どんなメカニズムでその行動をとるのか明確にわからない。その部分をプログラマー目線で描かれた奥深い作品でした。

殺伐とした職場の雰囲気や良い感じのオタクっぽさ、それ故の仕事への熱意などなど、臨場感がすごかったです。

潤野の恋愛プログラムはバグがあったわけではなく、動き出すにはある条件を満たす必要があった、ということなんでしょうね。
本郷に対し…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

リアルな感情の揺れ動き

読み始めて、あれ?そういえば前にこれ読んだことあるかも?と気付きました。
初めて読んだ時はそんなに印象に残っていなかったのですが、1〜2年越しに読んですごく素敵な作品だということに気付けました。

いわゆる「萌え」とか「可愛い受け」とか「えっちなシーン」なんかを求めてる人には向かないと思います。これらを求める人にはちょっと退屈になるくらい、リアルな感情の揺れ動きが描かれています。

・(…

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ヘブンリーホームシック コミック

京山あつき 

ホームシックの2人が出会ったら…

イギリスに転勤となった太田がホームシックでかなり参っていた所に高校時代の同級生・行貞に再会して始まるストーリーでした。

ヨーロッパの冬は長くて、雲が厚いイメージ。特にイギリスは天候が悪そう。
太陽が射さないとセロトニンの分泌が…は余談ですが、それに加え慣れない環境、言葉、習慣の違いなどでホームシックになっても致し方ない状況であることは想像できます。

それは行貞も同じで(むしろ太田より…

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枯れない花 コミック

京山あつき 

繊細な高校時代を詰め込んだ珠玉の作品

すごい作品ですね。野球部ピュアラブストーリー3巻のうちのシリーズ最終巻。

受けの引田はブサかわ受けというか本当に見た目はよろしくない。でも性格はひたむきでいつも一生懸命生きていて、エッチの時はなぜかとても色っぽい。攻めとの体格差があって一歳違いの高校生なのにショタっぽさ半端ない。でも決して美少年ではない。
 
攻めの今井はそんな引田にベタ惚れなので、先天的ゲイなんだろうな。しかしこの子が…

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スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

型にはまらない二人の関係性を模索するのがいい

おもしろい!
恋愛がわからない潤野(バグと解釈)でも本郷のことが好きで一緒にいたい。
でも体の関係はいらない。

本郷は一緒にいるならセありき、なければ1人でいるのがいい。

恋愛、体の関係、一緒にいるにはどうしたらいいか…等がじっくり描かれていた。
正直、途中ちょっとめんどくさかった部分もあったけどw

終盤、潤野が本郷に好きと言われプログラムが動作し始め、くっつきたい、心の底…

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ヘブンリーホームシック コミック

京山あつき 

さりげない空気感からのくっつく過程が最高

最初ふわっとした絵だなと。
余白がいい。

さりげにスキンシップする2人の空気感がよく、どうなるのかとドキドキ。
言葉少なめに淡々とした描写ながら目が離せず、葛藤ありつつ、じわりと2人の感情と行動が盛り上がっていき、くっつくとこが最高。 

ホームシックと天国の使い方がうまい!

どんどん絵の良さにも惹かれた。
触れ合い方、体のライン、絡みとか特に。 

ホームシックとは言え…

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