苑生さんのレビュー一覧

「兎の森 (2)」コミコミスタジオ特典4Pリーフレット グッズ

酷い

本編ではまだまだどうなるか分からない2人ですが、こちらのリーフレットの漫画では志位の環に対する小さな執着が描かれています。

志位は中2なのでまだまだ環よりは小さいのですが、自慢する環に学生時代の一年の差を言い訳にするのが可愛いらしいです。

そして環の手のひらにあるほくろに気がつくのですが、志位のほくろがもう少しズレていたらお揃いだと言われてマジックで移動させてました。www
それが無…

1

兎の森 (2) コミック

苑生 

丁寧に描かれていてすごく刺さりました…

商業本で久しぶりに物凄くよかった…
志井の心の動き、男らしいところ、すごく、ときめいたり、わかる………!!!ってなったり
本当にずっと、心を動かされながら読んでいました。

blに対抗がなければ世の中の皆に読んでもらいたい、苦しく切なくドキドキする、素敵な物語です。

8

兎の森 (2) コミック

苑生 

昏くて深い兎の森

たぶん作品が完結した暁には”神”になる気がするのですが、まだ途中なのでこの評価にしました。とはいえ、切々と読者に訴えかける心理描写は神”だと思います。久々にずっしーんときて奥歯を噛み締めました…。

以前はこの作品の抱える”闇(のような気配)”を受け止めきれなかったんですよね…。2巻の発売を機に、読み返したら、なぜかすっとハマって、、、この苦しくなるようなもどかしさ、じれったさに志井と一緒にジ…

14

兎の森 (2) コミック

苑生 

何度も読み返してしまう

苑生先生の絵が本当に綺麗です。

付き合ってからの志井がめちゃくちゃグイグイくる…!!読んでいて楽しかった〜!

環離れしていた空白の1年が明らかになり、基本攻めが受け以外とするの嫌なんですが、、これは好きすぎるあまりそうなってるのでなんか全然OK!笑
むしろ顔射するとこすんごい萌えた、、。
環のこと大好きすぎるのがかわいい。

あとすごく好きなのが「見てく?」の志井の表情…こんな…

18

兎の森 (2) コミック

苑生 

薄皮を剥がすように、少しずつめくられていく

フィクションで、架空の日本に住む知らない高校生の男の子達のお話なのに、すごく生々しい。
2巻もあっという間に読んでしまった。
2人の関係、環という男の子の内側のほの暗い部分、そして環の内側に入りたい志井。
読ませ方が上手いです。コマ割り、視線、惹き込まれる展開に夢中になってしまう。
シリアスの中に、不自然にならない自然さでコミカルな部分も描いているのが重たくなりすぎず、するりと読みやすい。…

10

兎の森 (2) コミック

苑生 

守っているものを壊すとき

『兎の森 1』の続編です。

高校1年生 志井 洵太と高校2年生 弓永 環のお話。

前作では、一歳年上の環にずっと片想いをしていた志井。
環が「女子が苦手」なことを知り、自分の気持ちを告白しました。
…が、あっけなく環にフラれるも、どうしても諦められない志井は体育祭のリレーで勝負を挑みます。
リレーに勝利した志井は1年間の限定で環と付き合うことに…。
今作は、その続きになります。…

9

兎の森 (2) コミック

苑生 

まさにセッするフレンドなセフレ現る

この2巻では攻めの志井、受けの環のそれぞれの過去が少しずつ明らかになってきますが、依然として歪な関係が続いています。

今回、タクミさんという志井のセフレが登場します。それが本編での行動や描き下ろしを見る限り、ただの善い人でした。(笑)
今のところ志井に対する恋愛感情などといった翳りもなく、本当に文字通りの、セッするよきフレンドのように見えます。

ここまで完全に恋愛と性欲を割り切れてい…

8

兎の森 (2) コミック

苑生 

助けてあげて!

キモいキモいキモい。
それが読み終わった後の環の母親への感情です。

一巻の感想では虐待は無いけど毒親だと思うと書いていましたが、環から明かされた秘密に衝撃を受けました。志位よよくぞ聞き出してくれた!
環の恐怖を思うと大人として居た堪れないです。

それにしても環から遠ざかっていた間に志位は大人になっていたんですね…。
志位の愛情と行動にこれからの環の未来が掛かっているとも言っていい…

5

兎の森 (1) コミック

苑生 

好きって事は変なことじゃない。ちっとも。

ちょっと。環の家庭環境が酷過ぎて。悲しくなってしまう。
2巻は、特に。嫌な予感が的中してしまって。私も気持ち悪くなってしまう。

それ以外は。ホッとする様な可愛いさなのだ。
好きだからとチュウするのは「変なこと。」だと思っていた志井は、変なのは俺の方だった、と次第に気付く。男が好きなわけでは無い。5年生(ということは、10歳か。)頃から、志井は、環しか好きにならない、好きになれない、事に気…

0

兎の森 (2) コミック

苑生 

『この空間気持ち悪い』素直な心の感じる闇は。

私の予想は的中して。後半にはとても悲しいエピソードが待っている。
台詞の無い空間に、環。独り。じっとりとまとわり付いて、離すまいとする腕。
そんな場所に環を置いておけない。志井が戻って来て、一時的に避難させる事になる。
そこでやっと私は一息つけるのだ。問題はまだ何も解決していない。

環の抱えていた闇はそのまま。母親の闇。幼ない環の居る狭い部屋で、平気で男をあげてセックスに興じていた母親…

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