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朝丘戻 苑生
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 朝丘先生はスピンオフものとか続編とか好んで書かれる作家さまですが、今作品はシリーズものではなく単体のお話。 主人公は唯愛。 28歳のリーマンの彼は恋が長続きしない。それには理由がある。 高校生の時に所属していたワンゲル部の1つ先輩の宇来の存在だ。彼に恋し、以来彼の存在をずっと引きずっているから。恋人ができても身体の関係を結ぶことができずに破局してしまう。 …
まみもまみ
表紙につられて購入しました。 表紙、挿絵ともに良かっただけになんだか勿体ないなーと思いました。 途中までは面白かったんですが、中盤の展開が面白くなくて読むのが辛かったです。
苑生
ひろ@
前作よりシリアス度が上がってる気もしますが、終始重苦しいわけでもなく、前回同様笑えるシーンもちょこちょこあって面白かったです。 期間限定とはいえ環と付き合えるようになって浮かれてる志井が欲望のままについいろいろやらかしちゃいますが、やらかしちゃった後の謝りかたが毎度最高。 こんなんされたら拍子抜けするし怒りもどっかいっちゃいますよね。笑 そういう部分に志井というキャラクターの面白みが遺憾…
幼なじみで一歳差な二人の関係が幼少期から順序よくきちんと描かれています。 攻め視点なので無表情で感情が読みにくい志井の思考がよく分かって面白かったです。 普段ポーカーフェイスだけど環に触れてる時だけはめちゃくちゃ分かりやすい恋する男子の顔になるのも可愛いです。 二人とも、等身大のリアルな男子感が出てて会話や展開がスムーズで違和感がないのが良い。 小学生から大人の顔つきや体つきになってい…
cpurin
「被写界深度」と出会ったのがこの小冊子の応募期間をとうに過ぎてのことだったので、電子配信していただけて本当に嬉しい! なんとか手に入れたいと思ってはいたものの、中古市場は10倍以上の価格がついていて手が出せませんでした。 感謝しかないです!ありがとうございます! 晴れてお付き合いが始まった紺ちゃん&早川くんのドライブデートのお話。 紺ちゃんの行きたいところ→水族館 早川の行きたいとこ…
ももよたん
下巻はすでに3年の月日が経過しており、大学生になった紺野目線でお話が始まります。 あの屋上での告白から早川は屋上に来なくなったが、早川が音楽とまた向き合えるようになったことを内心喜んでたんだと思います。 だけどあの告白は本当に嘘だったのか…それは3年たっても心に残したまま。 そんな時に紺野のバイト(撮影の助手)繋がりで、インディーズバンドのギターをしている早川と再会するのです。 あ…
だいぶ前に読んだ作品ですが、再読しレビューを書いています。 高校生の早川と紺野が屋上で出会い、やがて恋になってゆくであろう物語の上巻です。 音楽一家に生まれ、音楽とともに育った早川が音楽を好きであればあるほど周りに疎まれてしまう。 中学時代のトラウマから音楽と決別するのですが、母からもらったボイスレコーダーは捨てられず、無意識に歌ったりする程音楽が大好きなんですよね…。 そんな…
おぶもいもい
上巻から3年後のお話でした。 うやむやになったまま離れてしまっていたけれど偶然にも繋がって、ふたりの時間もまた、動き出して。 早川が音楽を諦めないでいてくれて良かったし、紺ちゃんもまっすぐに写真をやっていてくれて良かったし…これもう運命ですよね?(チョロい) 確実に屋上での出会いは間違っていなかったし、失敗しちゃった告白もこの未来を作るために大切だったのかなと思いました。 早川が音を紡…
早川のへらっとした笑顔の裏にある根深いトラウマにも似たツラい過去。 紺ちゃんの前ではいつも鼻歌をうたっていて、音楽が好きなのは明らかなのに周りにはそれを隠していて。 音楽に情熱をむけられなくなったから下半身ゆる男になって(笑) でもこのタイミングで紺ちゃんと出会えたことが大きな転機となって、未来を変えることは間違いない。 しかし!現在の早川にとっての問題は紺ちゃんに対する「怪しい感情」のほ…
えすむら
スタイリッシュすぎる表紙と背表紙の漢字の多さに臆して、気になっていたけど敬遠していた作品、やっと読めました。辿りついてよかったです。 要所要所での余白の使い方が好きだなーと思いました。少ないモノローグや、言葉を絞って的確に表現された台詞、キャラクターの表情の微妙な変化で丁寧に描かれる心理描写が素晴らしいです。噛み締めれば噛み締めるほど、、というスルメ系作品というか、じっくりコトコトと煮込まれ…