苑生さんのレビュー一覧

被写界深度(下) コミック

苑生 

空白の時間にも変化していたもの

下巻はすでに3年の月日が経過しており、大学生になった紺野目線でお話が始まります。

あの屋上での告白から早川は屋上に来なくなったが、早川が音楽とまた向き合えるようになったことを内心喜んでたんだと思います。
だけどあの告白は本当に嘘だったのか…それは3年たっても心に残したまま。

そんな時に紺野のバイト(撮影の助手)繋がりで、インディーズバンドのギターをしている早川と再会するのです。
あ…

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被写界深度(上) コミック

苑生 

淡々と、燃え上がる前の序章

だいぶ前に読んだ作品ですが、再読しレビューを書いています。

高校生の早川と紺野が屋上で出会い、やがて恋になってゆくであろう物語の上巻です。

音楽一家に生まれ、音楽とともに育った早川が音楽を好きであればあるほど周りに疎まれてしまう。
中学時代のトラウマから音楽と決別するのですが、母からもらったボイスレコーダーは捨てられず、無意識に歌ったりする程音楽が大好きなんですよね…。

そんな…

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被写界深度(下) コミック

苑生 

キラキラ

上巻から3年後のお話でした。
うやむやになったまま離れてしまっていたけれど偶然にも繋がって、ふたりの時間もまた、動き出して。
早川が音楽を諦めないでいてくれて良かったし、紺ちゃんもまっすぐに写真をやっていてくれて良かったし…これもう運命ですよね?(チョロい)
確実に屋上での出会いは間違っていなかったし、失敗しちゃった告白もこの未来を作るために大切だったのかなと思いました。

早川が音を紡…

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被写界深度(上) コミック

苑生 

キレイで切ない

早川のへらっとした笑顔の裏にある根深いトラウマにも似たツラい過去。
紺ちゃんの前ではいつも鼻歌をうたっていて、音楽が好きなのは明らかなのに周りにはそれを隠していて。
音楽に情熱をむけられなくなったから下半身ゆる男になって(笑)
でもこのタイミングで紺ちゃんと出会えたことが大きな転機となって、未来を変えることは間違いない。
しかし!現在の早川にとっての問題は紺ちゃんに対する「怪しい感情」のほ…

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被写界深度(下) コミック

苑生 

余白にこそ萌が…

スタイリッシュすぎる表紙と背表紙の漢字の多さに臆して、気になっていたけど敬遠していた作品、やっと読めました。辿りついてよかったです。

要所要所での余白の使い方が好きだなーと思いました。少ないモノローグや、言葉を絞って的確に表現された台詞、キャラクターの表情の微妙な変化で丁寧に描かれる心理描写が素晴らしいです。噛み締めれば噛み締めるほど、、というスルメ系作品というか、じっくりコトコトと煮込まれ…

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兎の森 (2) コミック

苑生 

何度も読み返してる

全てにおいてバランスがいい作品だと思う。。
シリアスと笑いとえろの緩急が上手というか。それに各キャラが魅せる表情がどれも素敵で悶絶する。一巻からずっととにかく環の顔も雰囲気も性格も好きすぎて、志井、環を頼むからな!!!って気持ち。。
環の抱えざるを得なかった闇と、いい意味でバカっぽくてカラッとしてる志井の2人が作りだす雰囲気が好き。絵も、クセがなくて本当に上手だから何度も眺めちゃう。あーーー続…

10

兎の森 (2) コミック

苑生 

切なくて衝動的でかわいそうでかわいい!

ボーイズラブ作品で、ここまで性欲について葛藤している受けってあまりいないんじゃないでしょうか

自分の欲望に気づいているからこそ強い拒否反応が出たり
現在進行形で続くトラウマに苦しめられていたり…

攻めの持っていきかたがずるくて可愛くて、描写がお上手です
一度受けの感情に寄り添って、自分をセーブしているのも
性欲だけじゃなくてちゃんと愛なんだな…と萌えました

この二人をずっと…

6

兎の森 (2) コミック

苑生 

この作品は素晴らしいです

心の中で最高のbl漫画
とくに好きだ!!

3

兎の森 (2) コミック

苑生 

まさに…

このBLはやばい!!

4

兎の森 (2) コミック

苑生 

これは!!

BLの中のBL。キングオブBL。

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