つきづきよしさんのレビュー一覧

僕が夫に出会うまで コミック

つきづきよし  七崎良輔 

ラブストーリーっていうか…

つきづきよしさんの表紙がエモくてつい購入してしまいました。
BLっていうか、ノンフィクションのコミックエッセイなんですね。
リアルだからこその痛みと苦悩があるので、”知る”という意味で有意義な作品ではあります。(だから”萌”はありません…)といっても、きっとこれ以上に大変な方々もいるでしょうから、本作は広く多くの人に伝わるように比較的マイルドな表現になっているんじゃないかなとも思いました。

4

僕が夫に出会うまで コミック

つきづきよし  七崎良輔 

道標となってほしい作品

文春オンラインで公開されていたのも読んでいて、この度一冊のコミックにまとまった事で再読しました。

セクシャルマイノリティである七崎さんのノンフィクション作品のコミカライズです。
生い立ちから、現在のパートナーと結ばれ家族になるまでが赤裸々に描かれています。

自分を同性愛者だと認めるまでの過程がなかなか辛い。
みんなと違うかもと気づきながらも、自分でも認める事が出来なかった時期。ある…

4

僕が夫に出会うまで コミック

つきづきよし  七崎良輔 

リアルだからこその面白さ

いつか世のLGBTの方達が自分の望むように、自由に選択出来る世の中になって欲しいといつも願っています。

同性婚や同棲カップルの話題がネットに上がるたびに、賛同や応援だけで無く心無いコメントが溢れる現実に悲しく思うのです。

こうしてこの作品を手に取ること自体が、自分にも興味本意で覗き見的な気持ちが無いとは言えません。

でも、リアルだからこその面白さと力もあると思っています。

4

僕が夫に出会うまで コミック

つきづきよし  七崎良輔 

ゲイだって家族になれるよ

普段BLはファンタジーだと思って読んでいます。
簡単に狭いコミュニティの中でゲイのカップルが生まれないことだってわかってます。

この本は七崎さんのエッセイを原作としたリアルなゲイの話です。
子供の頃のエピソードから同性結婚式を挙げるまでを、つきづきよし先生の柔らかく優しいタッチの絵で描かれています。

子供時代の周りとは違うという違和感。学生時代の同性に惹かれてしまうことへの葛藤。好…

3

僕が夫に出会うまで コミック

つきづきよし  七崎良輔 

酸いも甘いも、そして幸せになってほしい。

BLのリアルというか、ゲイとして生きる主人公の恋愛模様を描いています。
元々はゲイの方のエッセイというかが元になっています。

BLあるあるネタも、現実だとあるんだなと感じる部分がありました。
「お前が女だったら付き合ってる」とか、本当にあるんだと思いました。
あるんですね。もちろん、主人公が好きだと思っていた人に彼女ができたり、彼女を紹介されたり…

同じゲイの人間に出会っても、救…

5

僕が夫に出会うまで コミック

つきづきよし  七崎良輔 

ジワジワ心に染み入ってくる

以前ネットで、今作品の原作者である七崎さんの記事を拝見したことがあります。その時も興味深く記事を拝見しましたが、つきづきよしさんのコミカライズでコミックが刊行されると知って発売を楽しみにしていました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は良輔。
子どもの時から女の子と遊ぶのが好きで、しぐさや言葉遣いから「おかま」と言われてきた。そんなある日、学校での出来事…

9

僕が夫に出会うまで コミック

つきづきよし  七崎良輔 

末永くお幸せに

つきづきよし先生が描かれてるとのことがきっかけで手に取りましたが、すっっっっごく良かった感情ごっそり持ってかれました……
サンタのお話が一番心にウッてきた…
七崎さんの実体験をもとにしたストーリーなこともあり、現実ではこんな上手くいかないよねって思う様なご都合bl要素はありません。
葛藤、苦悩、失望山盛りです。が、表紙から読み取れる様に最終的にはハピエンです。
1人で死にたくないという強い…

16

あの世でお前に好きだと言える コミック

つきづきよし 

いい話だな~!

セックス2回
内1回は話数跨いでるし違う日のセックスだけど流れだから1回でカウント
1フェラ

衝動的に自死を選んでしまった受の救済ストーリー。
いい話だった。
全体の流れに無理がなくてスルッと話が入ってくる感じ。
忘れたいと思ってそんなにスパッと忘れたり考えないようにしたりができるもんなのかと思ったけど、自死の衝撃でその前後もうろ覚えだから当時を思い出せなくても違和感はないんだと思…

1

あの世でお前に好きだと言える コミック

つきづきよし 

オカルトかと思いきや

タイトルから想像されるように、冒頭で行き詰まって自殺した主人公が死後にみる夢としてお話が描かれます。

ゲイの主人公は、何もかもうまくいかず飛び降り自殺してしまう。
死後に見た夢では、自分は高校時代に戻っている。そして、自分のことを大好きな後輩に、隠しきれない好意を寄せられている。
甘酸っぱい日々が続きます。

しかし、こんな後輩いたかな、となかなか本来の人生での接点を思い出せない。

0

あの世でお前に好きだと言える コミック

つきづきよし 

岳の表情にぎゅっとなる

人生を終わらせよう駅のホームから飛び降りた国巳。もう自分は死んだのだと思って目が覚めると、高校生の自分に戻っていた。
どうでもいいことは覚えているのに、自殺の理由や自分を慕う岳のことがどうしても思い出せない。
それでも好意を寄せてくれる岳と一緒に居るうち、徐々に取り戻していく岳への想い。
この長い夢が現実の国巳を変えていくことになるのだった。

夢の中での国巳はシリアスっぽさはあまりなく…

0
PAGE TOP