鰺坂こうやさんのレビュー一覧

三夜前線 コミック

鰺坂こうや 

やっぱりすごく好き!!!

鯵坂先生2冊目なのですが、先生が描かれる絵とお話の雰囲気がどうにもすごくツボで好きです。

こちらの本は3作の短編集です。
表題作の三夜前線は営業のエリートで先輩の真塩と経理で後輩の吉野が一緒に出張に行った先ですったもんだするお話です。
最初から諦めてかかってる真塩の飄々とした態度に見え隠れする哀しげな素振りにすごく惹かれました。吉野は吉野で好きとか嫌いとかよりも男とヤること、そして本音が…

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彼の教科書 コミック

鰺坂こうや 

すべてがどんぴしゃ

表紙の儚くて繊細できれいな絵と帯とのギャップに惹かれて購入しました。
驚くほどどんぴしゃでした。

表題作+1作の1冊。
表題作「彼の教科書」は数学が苦手な高校生サクが見た目や年齢を偽ってハッテン場に通い、そこで数学担当の先生皆川と身体の関係を持つ。学校での先生に惹かれ、ハッテン場で再度関係をもったときに自分が生徒の一人であるとバレてしまい…
無気力そうなサクが先生に出会ったことでドスト…

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彼の教科書 コミック

鰺坂こうや 

数学は宇宙の言語

 気弱そうな見た目の高校教師・皆川ですが、案外はっきり主張するタイプでおどおどもしていないし、何より本業である数学の授業の仕方がいいなと思いました。生徒と教師の物語はたくさんあれど、良い教え方だなと思えるような教師に出会うことは稀。そもそも本業の描写に重きを置かれてない場合もありますしね。数学の魅力を関心の薄い生徒にも共感してもらえるよう語れる彼は、教師として素敵だなぁと。そこから彼自身に魅力を感…

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彼の教科書 コミック

鰺坂こうや 

2/24、今日がちょうど発売から5年ですって!!

本棚整理で久々の読み返し。
何と!ホントにたまたま発見したのですが本日で発売からちょうど5年!!
これはレビューしなきゃ!と思いまして、5年越しのレビューです。

改めて読んで、やっぱりイイ1冊!と、じーーーんと実感しています。

表紙から受ける「繊細さ」はいい意味で裏切られます。
尚表紙が受けの先生。

先生の静かだけど大人ならではの表(教師として)と裏(ハッテン場)の顔を使い…

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彼の教科書 コミック

鰺坂こうや 

出だしはアレだが純愛だった

初めての商業作とのこと。とてもそうは思えない~

先生と生徒。しかも高校生。許されない関係だし、高校生でそういうお店に行くということがひっかかってなかなか最初入り込めませんでした。
いや、わかってるんです。BLですしH描きやすい設定も必要。しかし段々年齢が上がってくるとやはりその辺の倫理観がどうしても気になり始めますね。

しかし、なんと読後感爽やかでした~
先生も生徒も、ずっと好きで…

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彼の教科書 コミック

鰺坂こうや 

禁断なのに爽やか

ハッテン場で知り合い身体の関係を持ってから、徐々に先生に惹かれていく佐久の揺れる感情がすごく眩しくて。苦手な数学も頑張ろうとする彼の素直さがとても好きでした。

先生が佐久だと気付いてからはキッパリとそういう関係も持たず、線引していたのも好感が持てました。出会いが出会いなので、快楽に引きずられてしまうような展開だったら一気に冷めてしまっていたかも。

卒業してからも数年関係が変わらなかった…

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彼の教科書 コミック

鰺坂こうや 

先生いつまで悩んでるのさ!?

男子高校生×教師で、DKがハッテン場に出入りするっていうちょっと刺激的な要素が含まれてるお話。でもHシーンはメインカプのものだけなので、そんなに構える必要はなかったです。
思わぬ場所で出会って寝てしまってから、いろんな感情が絡まり合っていく二人。3限目(3話目のこと)で盛り上がり、ここからキュンキュンが!?と期待値マックスでページをめくったのに、4限目は卒業まで時間が飛んでしまってました。
さ…

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彼の教科書 コミック

鰺坂こうや 

一途な攻め、良かったです

お初の作者さんの作品。
表紙が気になり、試し読みで気に入り購入に至りました。

あらすじ通り、生徒×先生なのですがカラダから始まるお話。
学校での先生とまったく別の顔を見てしまったら、それも自分の下で…これは身もココロも丸ごと持ってかれるよねぇ。
先生の学校での生徒や学問との向き合い方も良くて、佐久が好きになるのも共感できるし、気持ちの描写が細やかでとても好きでした。

高校生にして…

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「三夜前線」電子限定描き下ろし漫画 「コンビニ定点観測」 グッズ

店員さんうらやましい

4コマ漫画。コンビニ店員のおばちゃん視点です。思いっきりネタバレしてます。

1コマ目は受が1人で買い物しています。
2コマ目で攻と一緒に買い物してるな〜と思うと、3コマ目ではすっかり仲良くなってて、4コマ目ではついに攻が若干気まずそうに0.02ミリのアレをカゴに入れて持ってきた…。というお話。
最後の店員さんの頭の中の「あら〜〜〜」って、これ、攻1人分のではなく、2人の買い物だというのが…

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三夜前線 コミック

鰺坂こうや 

淡々とした描写に隠れた決意

表題作は、仕事ができる営業マン(受)と、仲の良い経理の後輩(攻)の話。絵柄がすっきりしていて、ストーリー運びも淡々としています。個人的には若干盛り上がりに欠けるなと感じましたが、これは作者さんの作風でしょうから、好みの方もいると思います。

2人で行った出張の初日、接待で酔っぱらった受が、攻に介抱されながら「すき…」と告白し、翌朝酔いが覚めてから改めて「昨日言ったことは嘘じゃない」と告げるとこ…

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