笠井あゆみさんのレビュー一覧

囚われのオメガ王子と恋の奴隷 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

このHシーンを見てほしいです…!

『深窓のオメガ王子と奴隷の王』に登場したラブラブカップル、穏和な騎士アラリックと美しい人質リンツェットのお話です。

スピンオフですが二人の出会いのお話なので、こちらから読み始めても全く問題ありません。ただ巻末SSにはロランやキリルも出てきて、前作のお話の裏側も覗かせてもらえるので、合わせて読まれるとより楽しいかもしれません(*^^*)

以下、ネタバレありのあらすじです。


フォ…

17

ニライカナイ ~走狗の初戀~ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

いぬ

ニライカナイのシリーズとしては他社さんから出ていたのも合わせて4作目かな?前作も好きでしたが今作も可愛くせつなく好きでしたので萌2にしました。ちょっと「イタイ」箇所もありますのでスプラッタ的要素がめっちゃ苦手な方はご注意ください。本編260P+後日談20P弱+あとがき。

友人との飲み会を終えて帰宅する途中、自宅近所の神社にお参りしたところ、人がうずくまって唸っていることに気付きます。声をかけ…

2

ニライカナイ ~走狗の初戀~ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

彼岸と此岸と愛

「ニライカナイ」シリーズの4作目。
4作目ですが、前3作の池端家のお話とは別の主人公達とストーリーになってます。閻羅王や五部衆はちらっと出て来ますが、本筋には大きく関わらないです。
そのため、前3作を読んでいなくても今回のお話単体として読めるのではないかと思います。

負傷した使い狗(ウメ)を保護した病弱な青年・琳のお話です。
最初は警戒していたウメですが、琳の天然グイグイなところに絆さ…

3

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

一筋縄ではいかない恋模様にワクワク✧*。

出会いはロマンチック…と思いきや、尽く想像の上をいく久嶋に音喜多と共に振り回されました。初恋がきっかけの筈が軽く飛び越えて久嶋にハマっていく音喜多は1歩間違えばストーカーだけど、何だかんだ受け入れてるのは相手が久嶋だから。久嶋の裏にあるものは想像以上に重そうだけど、音喜多なら一緒に背負えるんじゃないかなぁと思った。音喜多にはまだまだ長い道になりそう。ラブ度は低めってあとがきにあったけど、一筋縄では…

2

ニライカナイ ~走狗の初戀~ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

笠井画伯の表紙にKOされ、本編の面白さに萌えが滾る

「ニライカナイ~永遠の道連れ~」→「ニライカナイ~此岸の徒花~」→「ニライカナイ~永劫の寵姫~」に続く『ニライカナイ』シリーズの4作目。

前2作は白泉社さん(花丸文庫black)から刊行されていてレーターさんは班目さん。
その後の3作目以降は幻冬舎コミックスさん(ルチル文庫)刊行で、笠井さんが挿絵を担当されていますが、同シリーズの作品です。

4作目となる今巻は、閻羅王の使い狗のお話。…

9

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

これは一気読みしてしまう

主人公(受け)のエセルが人生の再起を賭けた物語にBLエッセンスが含まれている感じですが、それが絶妙なバランスでまとまった素敵な一冊でした。
(恋愛重視の作品もいいけど、こういうしっかりとしたストーリーの本があるとBL小説を読んでて良かったなーと思えます。個人的に)

最近では転生して人生をやり直す作品がBLに限らず多いですが、こちらの作品は、きっかけは転生モノに近いけれど、しっかりと過去を反…

16

ぼくたちは、本に巣喰う悪魔と恋をする 小説

ごとうしのぶ  笠井あゆみ 

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本に棲む 悪魔、多分付喪神のような存在と、
男子の交流。

エロくない、心の交流だけ。ほんのりした恋。
笠井あゆみ先生の挿絵も、エロくない。
凄く綺麗な挿絵に満足。

0

ニライカナイ~永劫の寵姫~ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

閻羅王と那笏

「閻羅王 x 那笏」のあの世シリーズ、

①ニライカナイ~永遠の道連れ~ 2014年1月21日 イラスト:斑目ヒロ
水虎:たま(春雷)
池端伊織: 28歳 骨董店の店主

⓶ニライカナイ~此岸の徒花~ 2015年10月20日 イラスト:斑目ヒロ
鉈弦:人形に変化できる大鉈,閻羅王の側近
池端清貴:骨董屋の元店主,一流企業の課長,40歳 (清貴の姉が伊織の母)

③「ニライカナイ…

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疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

官能み強いサスペンス

表紙がめちゃくちゃカッコいい、色っぽいですよね。
そして内容がこのイメージにぴったりでした。

冒頭から、白昼堂々の行きずり濃厚スケベinオフィスで始まり、”おぉぉっ!”と引き込まれました。遠野先生の作品は、高等遊民たちがブルジョワ的な恋愛するようなものばかり読んでいたので、個人的にはちょっと新鮮なテイストでした。

受さんがビッチで、攻様が絶倫なので、エロ多めなんですけど(♪)、サスペ…

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式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

伊織のほういい……と思ってしまった…

「不浄の回廊」がとても面白かったので、積んでたこちらを読んでみようと手にしましたが……
うーん、なんか色々詰まっていて正直、疲れてしまいました……。

ただしこれは読み手側である私のキャパ不足のせいなのは明らかです。
ファンタジーものと日常系のどっちかを読めと言われたら、迷うことなく日常系を選ぶ人間からすると難易度が高いというか。
(ちなみに夜光さんの既読作品は「不浄の回廊」「眷愛隷属」…

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