笠井あゆみさんのレビュー一覧

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

DKDT攻め、さいこー!!

上下巻まとめての感想です。

上巻どころか下巻の最後の最後まで予想がつかず、読む手が止められませんでした。
ただ上巻はBLの萌え的な楽しみは正直皆無だったんです。
だって、攻めの蓮は長年の幼馴染(超美形)に片想いをしてるし、受けの海路にはそっけないどころか近寄るな!!くらいに威嚇してるし……。
恋愛的には無理ゲーすぎる、この二人がどうやってくっつくのか正直、想像できない……と思っていまし…

4

狐は推しを愛でたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

参加したいな、狸の大集会!この巻も楽しさと萌えが突き抜けてました

大っっっ好きなシリーズ、最新刊!
シリーズももう10冊目なのですね。そしてこの巻で”第一部、完”とのこと。

第二部は一体どんなことが有生×慶次を待ち受けているのか、
今から楽しみで楽しみで仕方ありません...!✨

はーーーー...良すぎて何から語ればいいのか。。
以下、おそらくひたすら「好き!萌えた!」と叫ぶだけのレビューとなります。。

まずは、笠井あゆみ先生の表紙と口絵の…

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狐は推しを愛でたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

見たい、読みたい、感じたいの最高峰のエンタメがここにある

最高以上の言葉が見つからない、なんっっっじゃコリャァァァの面白さでした!

表紙からして、あーこれは裏切らないヤツだなと。というかいつも裏切られてないんですが、表紙のイラストの期待値がそのまんま内容にも反映される作品ってのはそうあるもんじゃない。
慶次がプリントされたうちわにペンライト、マイクを持つ子狸に、踊る眷属たち……この熱の入ったステージ感は一体何なんでしょう。キュートでラブリーなイラ…

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おやゆび王子の初恋 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

キラキラと精霊の舞う美しい世界観

大好きなシリーズの5作目。4作目までは少し怖さを感じる耽美な世界観が多かったけれど、本作はキラキラと精霊の舞う美しい世界。子供の頃に読んでいた不思議な世界観の外国童話を思い出す。奔放が過ぎて呪いを受けた美しい王子と、孤独の中で誰かに愛情を注ぎたい家具職人の男の子。職人ゆえに手荒れをしている小さな手の描写には、いたく萌えを刺激されます。受けの美徳に触れるにつけ、心を入れ替えて本来のポテンシャルと甲斐…

1

淫夢 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

No Title

殺人事件よりも主人公の見る淫夢の謎が軸のお話でした。
刑事のバディものということで、事件的な部分も期待していたのですが、その点は物足りなさを感じました。
殺人事件はあくまで話の軸では無かったこと、真相を主人公たちではなく脇役が解説してしまったこと等が物足りなさの主な要因かなと思います。
しかし、主人公が夢に惑わされる様子や、殺人事件の起こるタイミングなど、全体的に不気味な雰囲気が漂っており面…

0

隠し神の輿入れ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

神様とか猫とか

めっちゃくちゃ性癖ど真ん中でした。
獣人ものが大好きなんですけど、
こちらは神様のもとの形が猫で
人型になるんだけど霊力が足りないと
耳やらしっぽが生えて
さらに足りなくなると猫になってしまうという。
霊力を”蓄電”する方法が
依代との肌の触れ合いというのも大変好みですね。
お話の序盤でもう想いを交わし合えるので
その点は良いのですが、神と人間のうんぬんで
途中がまぁ色々ありま…

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気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

高評価通り!

いやぁ、面白かったです!!
それぞれの人間模様と変化と成長と、
ふたりが心を通わせていく様が
じっくりと書かれていて文句なしのハピエン!
一回きりのエッ描写が大変貴重で最高でございました。
BLだしエッチは重要だけど、少なくても問題無し!って思えるくらいお話自体が面白かったです。
そこそこ長いけど、ラブ以外の政治の話は完結にまとめられているので中弛みもなし。
ダメダメ過ぎ王太子が真実…

2

氷竜王と炎の退魔師 4 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

ファミリー

久しぶりの慈雨くんファミリー総出演でとても楽しかったです。すっかり逞しくなった慈雨くんと男気なルカ先輩のお互い一途な思いがとても素敵でした。
またみんなに会えますように。

0

神の聖婚-機械仕掛けの神と復讐者- 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

最高!

シリーズ3作目。
絵師さんがそれぞれ違って(しかも神絵師揃い)
蔓触手がキーポイントでどれも大変面白かったです!
単体でも読めますが、ぜひ順番に読んで
この世界観に浸ってほしい!

表紙から想像するに、黒髪の子が機械人形の神だと
思っていたのですが逆でした。
金髪の方(セルガ)がもちろん攻めなんだけど触手におしりも犯されちゃってビックリ!
笠井あゆみ先生の攻めがおしりを…衝撃。

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飼い犬に手を咬まれるな 小説

夏乃穂足  笠井あゆみ 

ただ主人公が可哀想なだけだった

外からの圧力と自分自身の中にある呪縛で生きづらそうな主人公が、環境的に生きるのが大変な男に異常な執着をされるお話。最初から最後まで、ただ主人公が可哀想なだけに感じた。

物語は子供時代から始まるため、一稀の人格がどのように形成されていったかが良く分かる。弟ばかりを甘やかし、一稀には常に譲歩を求める家庭。それを(読者として)ずっと見て来たからこそ、大人になってからの母親や弟の言動は許せない。

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