笠井あゆみさんのレビュー一覧

僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

後半はあまり楽しめなかった

内装業の職人(佐埜)とおにぎりメインの食事処の店主(月島)

他人の「死の匂い」を感じとることのできる月島。その匂いを発する人間とは深く関らないようにと生きてきたが、「死の匂い」のする佐埜と親交を深めるように。


家族を喪った辛い過去のある月島。今も辛い状況から抜け出せずにいる。
佐埜も、他人には触れさせたくない辛いものを抱えている様子。

お互いに距離感をはかりつつ近付いていく…

0

3月22日、花束を捧げよ 上 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

最高

久しぶりにbl小説読みました!!

4

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

繰り返せない青春

待望の 3月22日、花束を捧げよの下巻、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
青春 5
しんみり 3
恋愛 3
エロ 1
な感じだと思います。

上下巻作品で、高校生達による現代タイムリープ物。下巻だけで450ページ程あります。

上巻の結末から、1人だけタイムリープしてしまった海路くん。もしかしたらこれが最後のタイムリープになるかもしれない。そう覚悟を決めて、タイ…

7

アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

笠井あゆみ先生の絵がハマりすぎ♡

1年前に読んで、この度未読の2~4巻を読むにあたり再読。
はいはいはい、そうでした♡
由葵にぞっこん執着、裏であれこれやっちゃう
アルファのアシュレイ。
早くにアルファとして覚醒していたアシュレイは、
出会ったその時に由葵を運命の番と認識。
一方、未覚醒で、自分がオメガだったらどうしようと不安に過ごす由葵は、アシュレイに惹かれつつも素直になれず...。
アシュレイの『由葵の奴隷にもな…

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3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

何度も繰り返して掴んだ未来

今回はクラスの中心的な高校生とごく普通の高校生のお話です。

攻様に巻き込まれたタイムリープから逸脱した受様が
その世界の攻様と最後のタイムリープに挑む顛末を収録。

受様は顔も知性も運動神経も
芸術的なセンスもないごく普通な高校生です。

高校の入学式で同じ新入生の中でも目立つ存在だった攻に
強いあこがれを抱き、ある出来事で攻様に助けてもらった事で
淡い恋心を抱くようになりま…

8

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

前に進む

どひゃーなところで終わった上巻の続き。読み応えたっぷり450P+あとがき。爽やか前を向いて歩いていける、将来は明るい★という気持ちになれるお話で良かったし、あああのお話ね、といつまでも覚えているとは思うものの、高校生キャラにシンクロするほど若くないので、すいません萌にしました。もう一回高校生に戻れたらなあ。

自分だけ戻ってきたのに気付いた海路は、なんとか蓮にタイムリープのことを信じてもらおう…

5

甘淫 ~蜜雨に打たれて~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

No Title

西野花先生×笠井あゆみ先生。
もう絶対に読んでしまう組み合わせ。

今作もまぁエロまみれです♡
志貴が母の再婚相手に想いを寄せて10年以上。
かっこいい義父晴文に憧れて自慰している現場を見られ、手伝ってもらった過去。
晴文の弟の店で働く傍ら、行き場の無い熱を発散してもらっていた。
攻めが兄弟の3Pです♡

血の繋がった家族内でのコトには萌えないんですが、今作は義理だし楽しく読めま…

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拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

アンドロイドの人権とは…?

未来からきた美形アンドロイド(キース)と一度は夢敗れた新人小説家(なつめ)

ある日突然なつめの元に現れたキースは、なつめに再び小説を書いてもらうため、なつめの子孫の手で未来から送られてきたという。


小説家としての自己肯定感が地を這っていたなつめが、キースの後押しで再び小説を書き、小説家として復活する様は読んでいてカタルシスがあった。

新しい編集者や人気作家の真島先生との出会い…

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3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

一生ものの日々

上巻があまりにもおもしろかったものですから、下巻への期待値がドカンと上がった状態で手に取った今作。
発売までのひと月をこんなにも長く感じたのはいつぶりでしょうか。
450P超の厚みがある文庫だというのに、ひとたびページをめくればあっという間にあとがきまで読み終えてしまうんですね。
それくらい没入して読める小中先生の確かな文章力に圧巻です。

上巻の終わりが終わりだっただけに、上巻と下巻で…

11

僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

”擬態”からの救済と再生の物語

キャラ文庫さんのフェアに合わせて(特典のクリアカードが欲しくて…)、中原一也先生作品の中で未読だったこちらを購入、読んでみました。

”家族の死”をテーマにした、苦しく切ない内容。
でもその奥深さと面白さにページをめくる手が止められず、一気読み。さすが中原先生だなあ、と感嘆せずにはいられない、深みのある内容です。

攻め受け共に不幸で暗い背景を持っており、今でもその影に苦しめられている設…

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