笠井あゆみさんのレビュー一覧

王様と王様の初恋 隣国王家の年の差求愛譚 小説

名倉和希  笠井あゆみ 

バカップル、のお話かと思いきや。

笠井さんホイホイされてお買い上げ。
名倉さんというとほのぼので温かなお話を書かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことのないほのぼの系なお話でした。





主人公は、1000年という長い歴史を持つ大国・ヴェステルルンド王国48代目国王に就いたばかりの若干18歳の若き国王であるユリウス。祖先にエルフの血筋があるその名残を強く受け継いだのか、線の…

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アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

沼に共連れで墜ちていく話

タイトルの「アフェア(affair)」は1 仕事 2 出来事 3 情事 の意味。
ここでは、The affair;情事。

こんな男と知らずに結婚してしまった奥さん、お気の毒、

二人とも美男。
斎藤絢斗:28歳 妻帯
雪野友哉:30歳 妻子持ち 

性癖を隠す世を偽る女性との結婚、
その裏で性癖を満たす情事を重ねる二人の男。

最初は、ひと時の火遊びで心を満たすだけのはず…

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少年竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ9 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

表紙の通り重めの展開…9巻

(少々ネタバレしますので未読の方はご注意を。)
8巻で無事に潤が可畏達の元に戻り、幸せそうに終わりましたが…。9巻は表紙が不穏な雰囲気ですね、可畏が苦しそうな表情。

8巻ラストの潤の胃痛などで、卵について匂わせていましたが、やはり卵ができていましたね!

すごく幸せな家族水入らずの誕生パーティーで始まりますが、直後に可畏父クリスがやってきて、その態度から実は卵ができていたことを可畏が察…

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嫁入り先は坂の上の白狐 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

コミュニケーションは大切



先祖からの因縁で妖狐に嫁ぐことになった弁護士

弁護士の雪原(受け)は一族の取り決めで、異界の門番を務める妖狐の白鷹(攻め)の元へ嫁ぐことになります。
嫁ぐといっても形式だけで、異界との境門にある屋敷に住むこと。好きな人と結婚出来ないということだけで、上げ膳据え膳で仕事も続けて良いということなので、他に一族に適齢期の候補もいないし結婚願望もないので、受け入れることにするのです。
し…

1

皇帝竜を飼いならせII 暴君竜を飼いならせ 8 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

とにかく可畏が頑張った!8巻

7〜8巻は上下巻といった内容なので、7巻の続きになります。こちらは表紙がハピエン保証みたいになってますねw

7巻でツァーリに潤が攫われてしまいました。
8巻では、可畏が双子の面倒を見ながら潤を探し出そうと奮闘します。可畏がメインで、いつもより潤の登場が少ない巻となっています。

可畏は最強の暴君竜ではありますが、潤がいなければ生きてはいけないような、心の弱さも持っています。
でも今回…

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桜の園の蜜愛 ~強面の旦那様は絶倫でした~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

色んなイき方を覚えさせられてて、ニヤニヤ

西野花先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
絶倫 5
攻めフェラ 4
健気 4
な感じだと思います。

勇猛果敢な武将×清らかで美しい神子のカプです。受けの紫蘭くんは「芍薬」と呼ばれる国の祭祀を取り仕切る機関に神子として、奉納の舞いなどを務めていた。しかし20歳になると神子の任を解かれてしまう。俗世と切り離されて生…

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渇愛 下 小説

吉原理恵子  笠井あゆみ 

縛恋、祝・ノベライズ化

縛恋、ノベライズ化ですってよ!
これに尽きる。
あとがきに全て持ってかれたよー。

でも、中身も触れますよ。

上巻に続き、白泉社版との違いのみ書きます。

和也の日常が加筆されてて、あぁちゃんと大学生してるな、とニンマリできます。

レンタルビデオ屋でのバイトは、ファミレスに変更。配信の時代ですからね。

エッジは金髪に。白泉社版でも、ボブ〜セミロングだったけど、今回、金…

5

奈落の底で待っていて 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

私の"読みたい"がそこにあった


・花魁受けが見たい…でも受けが色んな人にされてるのは見たくない…。
・攻めお金持ちで受けを買ってるといいなぁ…。
・そして執着してると尚いい…。
・でもそんな重たい愛をイヤイヤする受けがいい…。

でもそんな作品あるわけ…。

あ る ん で す !!

私が求めていた設定、まさにドンピシャな作品でした。
とある曲を聞いて花魁っぽい作品読みたいなぁと思った時に

いや~…

4

皇帝竜を飼いならせI 暴君竜を飼いならせ 7 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

新たな敵との戦いが始まる7巻

6巻は組織との対立を匂わせて終わりました。
組織の出頭要請を無視した可畏は、双子や潤がさらわれることを警戒して策を講じます。

潤は大学生活が始まり、慣れない中奮闘します。
また以前から準備してきた、竜嵜グループの新ブランドのモデルの仕事もいよいよ大詰めを迎えます。
大学やモデルの仕事で、新たな登場人物が潤たちに近付いてきます。はたしてその中に敵はいるのか…ドキドキしながら読み進めます。…

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眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

とうとう最高のシリーズが始まった!


…とうとう手を出しました。
いや、やっと手を出せました。

もう絶対ハマると思っていたので大事にとっていました。

薔薇シリーズ、少年シリーズを経ての今シリーズ。
一巻はまだ自己紹介程度。
これは他のシリーズものとスピード感が一緒でした。

受けがワー!キャー!と賑やかなタイプです(笑)
対する攻めはクールだけれど狐っぽいイタズラ好きな、受けをおちょくるのが好きなタイプ。

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