minato.Bobさんのレビュー一覧

アルファの淫欲、オメガの発情 小説

高月紅葉  minato.Bob 

淫欲

 好きになった瞬間を言葉ではっきり描写されていないのがリアル。
 この世界のオメガへの扱いが酷くて少し辛い。ゲラシムの兄トリフォンに捕まって、取り巻き達に痛めつけられてるシーンはハラハラした。
 でもちゃんと、キリルを守ってくれる味方がいる安心感もある。
 王族アルファと平民オメガという違いすぎる立場と、この国のオメガの生き方というか境遇が苛烈なのもあって、キリルが自分の気持ちにも正直になれ…

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言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

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高評価なので読んだのですが、萌です。
イラストが素敵。

感想:
ゲームストーリーも手掛ける丸木先生の、元祖・主従逆転もの

飼い主気分の受が、攻に調教されて、ご褒美を強請る犬になっていく。
攻は、故意に冴えない容貌に仕立てて標的の受に接近していた。
徐々に、攻が居なくては心が満たされなくなり、麻痺していく。

多分、発刊当時は斬新な意外性が人気を得たんだと思う。
2023年…

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執愛奴隷~歪んだ恋情に支配されて~ 小説

真式マキ  minato.Bob 

プレイ多め中編

丸木文華さん「言いなり」と同じイラストレーターさん。ノンケが堕ちる中編だったので読んでみました。
冒頭からいきなり剃毛と下着無し出勤。その後放置して焦らすなど、プレイはテンポ良く進み楽しめます。私はノンケが戸惑いつつも抗えなくなっていく様子が好きなのですが、調教ほぼ完了から描かれるのでちょっと残念でした。
健全に先輩後輩として仕事をしていたところ、攻めの嫉妬を買い犯される、というのは相当な憎悪…

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執愛奴隷~歪んだ恋情に支配されて~ 小説

真式マキ  minato.Bob 

エロ度が高い

ノーマルだった小早川が、最初は強姦され動画を元に脅され無理強いだったのに、身体を慣らされた戸惑い、朝倉の手を待ち望むようになっている様子が書かれています。
少し攻めの命令口調がぎこちない気がした。




[以下ラストのネタバレになります]

きっかけが唐突に感じたけど、あれで激怒するほど朝倉は小早川のことが強く好きだったんだなと思う。
そんな好きなら言えよと思ったけど、小早川は…

4

言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

安定の丸木エンド……?

表紙から激しそうな内容は想像できるが、思った以上にいじめの内容が胸糞。そんな過去を背負いつつ、別の自分になる努力を欠かさず生きている受けの圭一。記憶が蘇ることはあっても、日常生活に影響するほどの傷にはなっていないようで、安心するような掴みづらいような難しいキャラ。
攻めの剛はとにかく犬だった。

付きまとう剛への圭一の感情は、自分を一番にして欲しい独占欲に塗れている。少しずつ体を赦していく過…

1

言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

よく出来た映画のような…


執着ものを書く丸木文華先生大好きです!

体格大、執着攻め×元いじめられっ子のお話。

いじめられた経験のある受けの圭一は、大学デビューで根は真面目ですが頑張って女たらしで軽い大学生を偽ります。

攻めの剛は、何故か最初からめちゃくちゃ受けに絶対服従のワンコ。
野暮ったくて大きくて熊のようだけれど受けの命令は何でも聞く。あと皆がビビるほどの巨根。
対する受けは平均とはいえ美人の…

1

泥舟 小説

宮緒葵  minato.Bob 

萌え所を見つけられなかった

しゅみじゃない、ごめんなさい。
攻めの受けへのゾッコン(死語)ぶりにマジでついていけなかった。
初っ端から、なにこの人(愛が強すぎて)怖いスタートでしたが、最後まで気持ちが変わりませんでした。

そんな攻めには受けの名前をたーーーくさん呼んだで賞をあげたい。
今回も凶器のような雄をお持ちでしたね。
6作品しか作者の本を読んだことないのですが、もしかしてアソコが貧相な攻めは存在しない説……

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アルファの淫欲、オメガの発情 小説

高月紅葉  minato.Bob 

オメガがアルファの性欲の捌け口にされてます

物語が始まりしばらくするとオメガだという理由で発情期に誘拐され、蔑む言葉をかけられ、ほぼ強姦。読むのが辛いほどだった。
その後はお互いに好きになるんだけど、そこまでが私の心が負けそうになった。辛い。
最後はもちろんハピエン。最後まで読むと、読んで良かったと思えるけど、途中キリルが可哀想で読むのをやめたくなりそうだった。
オメガということで人生諦めてるところもあるけど仕事には誇りを持ってて、ア…

3

泥舟 小説

宮緒葵  minato.Bob 

私史上最高の女王様受け!


犬を書かせたら天才の宮緒葵先生ですが、今回も安定の犬。
いや、犬というより下僕…?

本当に宮緒葵先生はすごいなぁと痛感しました。

顔も金も何でも持っている攻めが受けの前でボロボロになる。
そういうのが好きな方は絶対好きなはずです!

作家買いなのでレビューを見ずに、あらすじだけ読みました。
この選択が大正解で、あの時の自分を褒めてやりたい…。

この作品を最大に楽しみ…

4

言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

涙は出るし身体が痺れる程興奮した

タイトル通り、劇中に言葉としても描写としても様々なバリエーションとして出てくるのが読み進めるのにテンポよく、仄暗い顛末は読後感がありました。
ちょっと表紙と挿絵の絵柄に古さを感じてしまい、購入を躊躇していましたがすぐ読めば良かった!

大柄な剛が「ケイ君ケイ君」と言いなりになって好意を隠さないのは堪らなく可愛いし、飲み会で圭一の隣を死守しつつ様子を伺い、話しかける言葉が優しいのも癒されます。…

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