桃子すいかさんのレビュー一覧

18.44- コミック

桃子すいか 

球場では18.44m、私生活では0cm

 野球用語にはまったく詳しくない野球音痴な私ですが、そんな私でも楽しく読めた作品でした。桃子先生の柔らかで瑞々しいタッチは、青春ものとぴったり合いますね。ストーリーが毎回良いのはもちろん、桃子先生のタッチそのもののファンでもあります。幼少期からバッテリーとして強い絆を築いてきた昌太郎と雄大。2人それぞれの心情変化、戸惑い、焦り、熱情がどのシーンでも丁寧に描き出されていました。

 BLにおける…

3

18.44- コミック

桃子すいか 

幼なじみニコイチ親友バッテリーから恋人へ

大好きなすいか先生の新刊。
描き下ろし24ページ(!)+電子描き下ろし4ページ+表紙裏2ページの大盤振る舞いです。

タイトルの読み方、正確には「じゅうはってんよんよんひく」なんですよ!
この「ひく」がエモい〜〜。18.44mって、ピッチャーからキャッチャーまでの距離。幼なじみでバッテリーで10年間ずっと同じ距離だったのに、ある時自分の気持ちに気づいてしまって、この距離から引き算してしまっ…

6

18.44- コミック

桃子すいか 

アオハル〜

あああこれはね少女漫画で少年漫画です!!
めちゃくちゃすき!!
野球バッテリー+幼馴染みで
両片想いなんて
良くない訳がないよ。。
またしても積んでたんですが
はよ読めばよかった、、
作家買いなんですけどかわいいし
せつないしでもうめちゃくちゃよかったです。
桃子先生のかわいい作画にめちゃくちゃあってる!!
思いがすれ違う所も良くかけてて
中学の時の雄大に彼女ができて自分の思…

5

18.44- コミック

桃子すいか 

ストライクゾーンど真ん中!

やっぱりバッテリーって最高に萌えちゃわ…。

まだBLというジャンルさえ知らなかった学生時代、
あさのあつこ先生のバッテリーに猛烈なときめきを覚え、
おおふりやダイヤのA、ONEOUTS…とルールも知らんのに
野球漫画を読み漁った思い出があります。
今思えばあの頃には無自覚ながら既に覚醒してたんだろうなぁ…。

このね、互いがかけがえのない唯一無二の存在で、
世話を焼いて焼かれて…

9

18.44- コミック

桃子すいか 

そのカタチは変わっても

小学生の頃から一緒に野球を続けてきた昌太郎と雄大。
バッテリーとしてずっと側にいたけれど、雄大がイップスになってしまったことをきっかけにそのカタチを変えていくことになったふたりの日々が描かれていました。

朝から晩まで野球漬けの高校生活を送っていて寮でも同室、練習の終わりには身体のケアをしたりと四六時中一緒にいるふたりですが。
ある試合中に昌太郎が打者と交錯し危険な目に遭ったのが自身の暴投…

7

18.44- コミック

桃子すいか 

バッテリーものは外れなし!

あーもう好き。
DKの幼なじみ。
ハイ来た、10年来のバッテリー!
DKの恋読みたい方こちらですよ!
今までにもバッテリーものは大好きだったんです。
こちら、桃子すいか先生のキャラデザとても良いです。タイトルも、良いなぁぁ。
ピッチャーの雄大、キャッチャーの昌太朗。

冒頭から、ち 近い!近い!
ゼロ距離ストレッチしてますがな!

少年野球からずっと一緒。高校も、寮部屋も一緒…

11

君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

やめられないこと

飛鳥大に通う政秋、通称アキと伊織のお話です。アキと伊織は他の学生と一緒に、築80年の金蘭寮に住んでいます。
 伊織は引っ越し早々、部屋に大量のぬいぐるみを入れて、早速ぬいぐるみとの同居生活を始めます。
 金蘭寮のみんなは、ママと呼ばれる料理上手な貞広、ジェンダーレス男子の利保、通称マルティンの仙太郎、スウェーデンから来たラーシュ等、個性豊かな学生が集まっていますが、ともかく仲がいいです。
 …

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君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

自分を守りたい

心に問題を抱えているのはアキなのか伊織なのか。
読み進めるとアキにも心の闇を抱えていて、誰とでも仲良くなれる才能あるように見えて、本当は大切なものが欲しいという闇?希望?を持っていましたね。
本当に大切なものが一つあれば、人は強く生きられるのでしょうか?
アキは伊織が羨ましいし、伊織はアキが羨ましい。
お互い、足りないところを補い合う関係っていうのもアリだよなと思ってます。  

ぬい…

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雨だれの頃 コミック

桃子すいか 

あたたかくて切ない

綺麗な作品でした。全く自分とは関係がない世界観でのお話なのに、どこかノスタルジーで胸がギュッとなります。
丁寧に描かれる世界観と、幼馴染2人の関係。思春期らしいとまどいと、感情のゆらぎ。とってもピュアです…。

とても好きでしたが、終わり方が私には唐突にも感じられ、えっここで終わりなの!となってしまいました。あの後2人はどうなったのか、最初のモノローグはなんだったのか…。気になっていたことが…

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君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

「自己満」の自覚は大事だなって

大学生二人のお話。家族問題とそこから抜け出す希望を描くのに絶妙な年齢だと思いました。二人とも心に問題を抱えてるんですが、この一冊では伊織が中心。アキの方も深掘りできれば面白そうだなあと期待したけどそちらはさらっと。伊織の母親がとってもムナクソでした。
伊織の心の傷は母親から植え付けられたもの。もう少し子供だと経済面とかどうしようもないし、見ていられなかったんじゃないかな。やっと逃げ出せて、居場所…

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