緒花さんのレビュー一覧

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

表紙のイメージを裏切らない切ないお話

初読み作家さんです。小説挿絵を沢山されているだけあって絵が綺麗。
表紙からしてエロ少なめシリアスな雰囲気。
普段私が率先して読まない系です。
キャラバースデー2022小冊子貰う為に買いました。毎年キャラバースデーで買うからどんどん買いたい作品が無くなっていくんだよ〜。

厳選して買ったコチラの本。大当たりでした。
とても良かったです。
ハタチになったら別れる条件付きでお付き合いって何…

3

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

セックス下手と恋愛下手

なにこれ、地獄のカップリングでは??と思ったんですけど、案外面白く読んでしまいました!

ゲイバーで出会っていきなりやっちゃうノンケCAの攻、しかもド下手ってww…と、もうここはラブコメと思ってスルーしました。最悪のワンナイの相手に仕事で再会してしまった受、いい印象はなかったけれど仕事ぶりを取材したり、南の島の開放的でゆるやかな空気にあてられて(と思った…)徐々にその人柄に惹かれていって…うん…

2

不可逆性の向日葵 コミック

緒花 

タイムスリップもの。

18で家を出ていた兄・直生が、事故で死亡。
両親から、兄の遺品を整理を言いつかる弟。
弟の博生は兄と8才、年が違う。兄をよく知らない。

博生は、兄と恋人が暮らしていた家へ行くと、
・・なんど、兄が活きている・・・どうやらタイムスリップしたらしい博生

兄、直生は吃音。普通に話せないことを気に病んでいた。
・・でも話すことが苦手でも、書くことは好き。
絵本作家になりたかった直生。…

2

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

本編、ほぼ切ない。後日談でハッピーに。

高校からの恋人の至×北斗。
でも、20歳の誕生日を迎えたらお別れをする約束。
期限付きの恋人。同棲生活。
「約束」「行ってきます」「おかえり」「ただいま」の言葉と一途な気持ちが繋ぐ二人の切なくも心救われるお話。

タイトルにある通り、本編ほぼ切ないです。
「約束」という言葉が地雷の至には、純粋に一途に想って付いてくる北斗が過去の自分を見ているようで疎ましくて。でも、それだけじゃない気持…

2

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

出会いは最悪でも……

攻めと受けの最初の出会いと展開はおもしろかったです。
ただその後の再開や交際に至るまでの展開はちょっと読み進めた段階で割と予想できてしまうというか……。
書き下ろしの後半部分も、付き合い始めてからのちょっとしたすれ違いを描いた王道展開でした。

逆に言えばそれだけ安心して読めるストーリーです。
大体攻めと受けはいちゃいちゃしていて、行為に至る場面も割と多めかな?と思います。
お互いに好…

0

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

心の複雑さ

別れの場面からお話は始まり、そこに至るまでのふたりの心境や少しずつ変わる関係が描かれていて、わりとずっと切なくて胸がギュッとするような展開が続いていました。

母親の無責任な約束のせいで幼かった至の心はひどく傷付き、それは癒えることはなく。
北斗があたたかな想いを伝えても彼は真っ直ぐに受け取ることが出来ないのです。
過去の記憶に縛られてそれを「乗り越えられた」と自分自身で線を引けるまでは

2

初恋カウンターアタック コミック

緒花 

絡まる

DK同士の初々しい恋のお話ではあるのだけど。
ごちゃごちゃと理屈を並べるような物言いをする人が多いので読んでいてとても疲れました。
さらに登場人物も多め。
三崎の友達の博士(本名なのかあだ名なのかはわからない)は謎キャラで
結構重要っぽい位置にいるけれどそんなにイイ仕事はしないという…。

幼少期のエピソードも中途半端で、子供の頃の憧れの気持ちが変化して好きだと自覚していくにしても

0

ノット ロンググッドバイ コミック

緒花 

期限付きの約束

「ハタチになったら別れるから」と約束が嫌いな至くんと至くんのことが好きな北斗くんのお話

なんで20歳まで??と疑問に思いましたが読んでいくと、至くんの約束した理由がかなり衝撃で北斗くんの立場になると相当キツいのでは???って思いました。
でも北斗くんは、責めるどころか前向きに期限まで頑張るところや至くんを救い出そうとしてくれる健気さに涙が出ました。
「今切るのも後で切るのももう一緒だから…

3

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

甘々すぎてギュンッとくる

 男漁りとか、出会いを求める場で出会うシチュエーションが好きなので、序盤でもうきゅんとしました。
 手馴れたグイグイ系の誘惑受けが最高。あと、攻めが一途で良かったー! えっちが下手くそという特徴も新鮮で面白かった。
 余計なシーンが少なめで、脱線しないから集中して読める。
 恒星の「でもえっちがアホみたいに下手くそ」ってセリフ、自虐ネタ言いたくなるのはわかるけど、何回も言いすぎてめんどくせえ…

1

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

蝉の抜け殻 vs 深海魚



仕事をしていない時は「蝉の抜け殻」と評されるCAと「惰眠を貪る深海魚」と評される雑誌編集者のはじめての恋


雑誌編集者の奏(受け)は行きつけのゲイバーで、ゲイの友人に連れられてやって来たノンケの恒生(攻め)に出会う。
ヤバいくらいのイケメンなのに、今までの恋人と長続きしたことがないという。
恒生と離れがたく思った奏は早々に関係を持つのですが、これがとんでもなくSEXが下手な男で…

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