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3/15(合計:145件)
央川みはら
みくにちゃん
ネタバレ
吸血鬼モノってどれも設定が凝っているものが多いですが、こちらも類に漏れず。 吸血鬼が噛むと気持ちよくなっちゃう!はあるあるですが、吸血鬼が安らかに?眠るためには自分の第二の心臓を人間に食べさせて、その人間が死んだら吸血鬼とともに死ぬという・・・運命共同体っぷりがすごい。 V症候群(吸血鬼と書いたけど先天性の病気であって人間ではあるらしい。でもうんと長生き)なヒサトと、彼に引き取られた遠…
みぃりぃ
緋佐人は誰にも優しくて求められれば与えてくれる。血を提供してくれる「供血人(女性)」たちは彼に想いを寄せるも彼にとっては『心臓』ではないから「特別」にはなれない。相手の「好き」を自分も「好き」だと返すけど、その感情の隔たりの差が違いすぎて残酷な人だなと思った。ずっと傍に居て見てきた、そして自分もそっち側の存在である朱里の冷たい表情と語りゾクっとした。 いつか現れるかもしれない緋佐人の『心臓』を近…
矢城慧兎 央川みはら
山吹
人との出会い運もあるけどトラブル巻き込まれ体質なのかってくらい死にかける事態になるカイル。 辺境伯領で過ごしていて、アルフは仕事で留守になるタイミングで悪意によりカイルひとり雪山の小屋で遭難状態。魔族に助けられキトラに連絡してもらい難を逃れたけどキトラに誘拐されるように魔族の里へ連れられて。 前作でチラッと情報があった姉と会ったり、父親と相討ちになった兄についてここでもトラブルに巻き込まれ…
コミカライズから原作小説を読んだ口なのですが、こちらの小説のほうが心情やイチャラブのシーンや登場キャラ同士のやり取りが多くて好きでした。 恋をお金に替えたカイルの別れ方は最低なのにそれでも嫌いになりきれなかったアルフの愛情は深かったです。再会してからの距離の詰め方がコミカライズと小説で少し違うのですが小説の方が溺愛を感じます。 アルファポリスのアプリで時間をかければチケットを貯めて小説を丸…
kaya。
上巻に引き続き。 “吸血鬼”と呼ばれる疾患を抱える人々が存在する 上巻と同様の世界観を描いたストーリー。 こちらは刑事の紅一郎とその従兄弟で“吸血鬼”の縁嗣のお話です。 小さくして“吸血鬼”となった縁嗣。 不幸な事故に巻き込まれ、親からも捨てられ、 幼い彼に残ったのは紅一郎への愛だけでした。 そんな縁嗣を同様に愛する紅一郎。 身体の繋がりを求める縁嗣とは違い、プラト…
コミックス化お待ちしておりました~⸜(*ˊᗜˋ*)⸝⋆* ずっと単話で読んでいて完結後もなかなか単行本化されず、 紙本では読めないのかなぁと諦めていただけにこの度の コミックス化とっても嬉しかったです♪ 本作は吸血鬼と人間の異種同士の切なく、閉鎖的な愛を描いたシリーズです。 まず上巻は吸血鬼の緋佐人と幼い頃に彼に引き取られた朱里の物語。 子供の頃から緋佐人だけを見つめ、愛し続け…
陵々
央川みはら先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。 個人的、各項目5段階で 血表現 3 エゴイスト 2 エロ 1 な感じだと思います。 人間の刑事×吸血鬼の従弟のカプです。因みに上下巻ではありますが、どちらも1冊完結でメインカプも違うので、関連性はほとんどありません。上巻のキャラクターも下巻ではほんの少ししか登場しなくて、上下巻とも殺人事件…
央川みはら先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。 個人的、各項目5段階で エゴイスト 3 血表現 2 エロ 2 な感じだと思います。 育ての親の吸血鬼×人間の大学生のカプです。受けの朱里くんは幼い頃、祖母が亡くなり行くあてが無いところを吸血鬼の緋佐人さんに引き取られた。大学生となった朱里くん。緋佐人さんに想いを伝え、キスをして身体を繋げるが、緋佐人さ…
おぶもいもい
登場人物は多少カブってますが話に繋がりのない上下巻。 "吸血鬼"という存在の異質な部分がより詳しく描かれていたことと、縁嗣の真っ直ぐすぎて歪んでしまったような執着がツボだったので個人的には下巻のほうが好みでした。 縁嗣は幼い頃から紅一郎にべったりなのだけど、それはただ子どもが懐いているというレベルではなくて「紅一郎以外は要らない」という言葉通りの言動を繰り返す様子にはほ…
吸血鬼を題材にしたお話ではあるのだけど、この作品の吸血鬼は人ならざるものという立ち位置ではなくて、表向きは先天性の疾患に罹患した人間として扱われているという他には見ない設定になっていました。 でもあくまでそれは"表向き"に定められたものなので、当の本人たちは吸血鬼としての生き方に正しく向き合いながら命の終わりの時までを考えているというのがなんとも切なかったです。 緋佐人…