total review:271537today:56
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
23/42(合計:416件)
波真田かもめ
bowm400
人が生きるという事や他人と生活する事の楽しさや苦しさを一貫して描いてる作家さんだと思います。 ほのぼの系BLを好んで読むわけではないのですが波真田さんの作品には一貫してリアリティがあり、 ファンタジーとの配合がとても絶妙だと感じました。 弥生のキャラにしても有名建築家の息子で自身も建築家を目指す学生という高スペックなのに、 あまり恋愛に器用でなかったり意外なところで計算高さを発揮し…
masaBL
ネタバレ
キャー♪庭が広くて古い一軒家を舞台にしたさわやかすっぱあまストーリー♡ 5年前に家族でウィーンに移り住んだが、大学進学を理由に一人だけ日本の家に戻ってきた愛。 ある日自宅に帰ると喪服の男が上がり込んでピアノを弾いていた所かからお話スタート。 喪服の不法侵入者は、愛たち家族が引っ越してくる前にこの家に住んでいたサラリーマンの倫太朗。 家族を亡くしたので家族との思い出が詰まってる家を見に来…
ぷれぱーる
最高に可愛くて優しいお話です。 季節を感じさせるところが素晴らしかった。 春のあたたかさ、夏の新緑、台風の強い風、秋の銀杏拾い…… 白黒なのに鮮やかな風景を想像させてくれる作品でした。 エリート音楽一家の次男・愛は大学進学を機に、 都内の邸宅で一人暮らしをする事になります。 ある日、家から聞こえてきたのは悲し気なノクターン。 喪服姿でピアノを弾く男は、邸宅の以前の住人・倫太郎…
honobono
季節感を感じる作画が大好きな作家さんなんですが、今回はレモン。 レモネードのように甘くてすっぱい大学生の初恋です。 可愛い顔で軽口をたたくやりとりが男っぽくて、波真田先生らしいキャラが生き生きしてる。 エリート営業マン×お坊ちゃま大学生 音楽一家の家族から離れ、大学進学を機に都内の邸宅で一人暮らしを始めた大学生の愛。 20年前にこの家に住んでいた倫太朗が、懐かしんで勝手に入り込ん…
先生らしいあたたかな作品でした。 前々作とおなじく二人が存在し愛をはぐくむ”場所”に趣きを置いた感じですね。 ただ、今回は爽やか過ぎたというか何というか~。 私にはあっさり感が強かったです。 帯にある「何気ない日常の中で恋が育っていく」がほんとまさにでした。 何気ない日常で出会い関わり恋になる。 大きな展開とかもなく優しく流れていく二人の日常を覗き見る一冊。 闇BLとかドエロ…
kurinn
作者買いしました。 でも何だか期待してたよりあっさりし過ぎてたような気がします。 何の事件も無い日々の生活を綴っている作品は大好きなんですが、拓人が春海を好きになるのが無理があったような気がしました。それを言っちゃしょうもないんだろうけど。 春海が拓人を見つめてたのは理解出来るだけに、ふに落ちませんでした。 2人が同棲生活を始めるのもほのぼのとして良いのですが、お互いの家族が見えて…
久保すず
作家買いです。 もう本当に波真田先生の作品はなんでこんなに染みるのでしょう。 読了後のいい作品を読んだ感が強い。大好きです。 リアルでは一人暮らしの"お隣さん"なんて顔さえ分かるかどうかというレベル。 そんな中倒れているサボテンを毎朝起こす"お隣さん"の姿に励まされて、そんなお隣さんは自分を見ていてくれた"お隣さん"に…
うーゆむ
やっぱり波真田先生の作品は、沁みる。 毎作品を読みますが、その都度感動するのです。 普通の日常。普通の人たち。 自分を含めて、大多数がそうですよね。 だけど、実際には皆が躓きと、失望と、でもちょっとした希望をもって生きていると思うんです。 恋ヶ窪に住むリーマンの拓人とアパートの隣人の漫画家志望(後に漫画家デビュー)の春海の、日常生活の中から出会った二人。 ほんとに日常。ドラマチ…
波真田先生の作品は、 構図、カット割り、セリフ、テンポが短編映画を観ているようです。 季節感のある日常風景が生活にしっかりと溶け込んで、気温、風、匂いを感じさせる。 この作品は、実際にある恋ヶ窪を舞台にした、ハートウォーミングな恋模様で、 ちょっぴり苦い大人の現実世界で生きる、ゆるフワなタイプ違いの二人が優しく描かれています。 アパートに暮らす平凡な会社員の拓人。 自分なんかい…
これはとても良かった。 平凡な毎日が恋によって幸せな日々に変わる…… そんな、ラブストーリーとして当たり前のことが、 日常の中の特別なこととして描かれていて感動さえします。 余談ですが、波真田かもめ先生は、絵が上手いとは言えないと思います(本当に申し訳ありません) ですが、誰の描いた絵かというのはハッキリ分かるほど特徴的です。 この作品も、先生の特徴ある絵が生かされており、 キャ…