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4/16(合計:152件)
本郷地下
ふばば
ネタバレ
鬱BLの評判は本当でした。 主人公は弟の洋二。 兄の遼一に骨の髄まで支配されちゃってる。 でも本人も意識下では何かを感じ取っているんでしょうか、心酔ではなく明確に恐怖しています。 怖いから言うこと聞かなくちゃ。 「怖いから逃げなきゃ」とはならないところに洗脳があるんだと思う。 遼一はサイコ。それも多分生まれつき。 で、多分幼い時はそんな自分を恐れたり不安な部分もあったんだと思う。…
愛か、運命か。 オレか、オレ以外か。 …ってまた書いてしまった。 ケド、オメガバースの「運命」を考えるとどうしてもこのフレーズがチラついてしまう。 そして本作は正に「愛か、運命か。」を考えさせる作品だと思う。 主人公は、βの東馬。 出会ったのはΩのまほろ。 まほろは幼い頃に出会った名も知れぬ「運命の相手」を探している。 東馬はまほろに恋する。 まほろだって東馬に好意を抱いてる…
チル76
先生の作品は、メトロから入り世田谷シンクロニシティを経て今作に辿り着いています。 未読作品がある身ですのでまだまだ、、、な赤ちゃんなりのレビューですみません。。。(上下巻まとめてレビューします) 先生の作品を読み終わると何故かニーチェの「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という言葉が浮かびます。 人間の内面に対峙し、深掘り、抉り、、、そして解放・・・ 端正で軽…
ioや
本郷地下先生のオメガバース読めて良かった。 電子書籍で、277ページ。とても丁寧で、隙がない。納得の1冊でした。 読後、ぅぅぅぅう〜!良かった!(涙)の一言。 オメガバースの格差社会。 α、Ω、β。 それぞれの立ち位置で、懸命に生きる3人の人生が描かれている。 αの、蓮さん。 Ωの、まほろ。 βの、東馬。 三人三様に、自らの運命に導かれ〜希望を見つけては砕かれ・・・ …
ななぎさ
上巻のいろいろがきちんと回収された下巻でした。 上巻に引き続き読む手は止まらず、ぐんぐん引き込まれました。 他の方も仰ってますがネタバレ無しで読むことをオススメします。
上巻では何もわからず、ただ兄の不気味さだけはひしひしと感じられぐんぐん読み進めてしまいました。 上巻だけでは、いわゆるBL的な萌えは感じなかったので中立です。
藻とカレー
1巻の敦也は生き霊?的な存在だったとは驚きました。 にしても、遼一が怖すぎ。 自分が異常だと自覚して苦悩しているならまだ同情の余地はあるんだけど、そうじゃないもんねぇ。 ホラーを見ているようでした。 その遼一を倒したのは敦也の生き霊?によるポルターガイスト的なものだったのが、やっぱりホラーやんと思ってしまってw 1人の異常者による被害者同士が惹かれ合った。 遼一に洗脳され依…
上巻のみ読んだところです。 遼一が怖いですね。 で、現在どうなっているのか気になります。 冒頭で、敦也が記憶喪失になっている?のか。 まだ、謎が多くて、下巻が楽しみです。 最初、敦也は嫌な奴かと思ったらそうでもない感じで。 洋二の状態を見抜いて助けようとしているということですよね。 それで靴の木型を作るのが鍵になってくる?ぼいんだけど、どうなんでしょう。 洋二か飲ま…
ご都合主義ともとれる作中の偶然を逆手にとったタイトルかなと思ったんですが。 これ、2人の心情的なことでもあるんですね。 2人とも人とは違う、他者に理解されないセクシャリティに悩んでいて孤独を感じている。 高史は舞さんと付き合っているけど、ほんとに好きなようには見えなかったんですよね。ごめんなさい私がBL脳なだけかもしれないけど。終盤では好きだったと泣いてたけど。でもすぐさま深町が好きなん…
かいちゃん
シティライツバースディの作者様です。凄く切なく優しいお話からガラッと変わって 今回は、兄弟とその2人に関わってしまった男の物語 いや~遼一がリアルにサイコパスすぎてゾッとしました。将来犯罪者になるやつ 上巻最初で?となってまだ状況がよくつかめなかったのですが、全巻ほぼ洋二の回想シーンです途中兄弟2人の関係をお人形で表したり見せ方がお上手で伏線回収もバッチリでした。 幼い頃から兄だけを想って…