Sakura0904
3、4巻でぐっと魅力が増したように思います。2人のお互いへの信頼感や、心情を読み取る力がすごく高くなりましたよね。この巻ではなかなかヘビーでハイリスクな内容のスクープを狙うことになり、緊張感もありましたが、この2人の関係性が拗れることはないだろうという絶対的な安心感がありました。何でも疑ってかかる蕪木と、基本的に性善説に立っている尾上は対極にいるわけですが、相手の考え方や価値観に対してもちゃんと…
蕪木の尾上に対する感情が結構濃くなってきたのかな、と感じる3巻でした。前会社であと一歩のところで尾上にスクープを越されることが続き、尾上をライバル視する笠井という男が、新たに入社してきます。彼の教育を任された蕪木は、しばらくの間彼と組んで仕事をすることに。笠井は蕪木にも尾上にもあくまで仕事上の尊敬心や闘争心しか持っていないので、色恋沙汰で揉めることはないけれど、笠井が原因で2人でいる時間が格段に…
「ハートの隠れ家」といい、本作といい、イサク先生はアパート人情ものが得意な作家さんだと思います。何となく周りの人たちも皆良い人たちで、主人公はちょっと鈍くて。全体にほのぼの感がいっぱいで。攻めの大土井はカッコいいのに日頃は胡散臭いまでにユルくて。そのカッコいい時とのギャップに萌えるんでしょうけど、中身はユルくても良いから、もうちょっと見た目は何とかしてー‼︎って思っちゃいました。だって、せっかくカ…
田舎の唯一の医師として赴任して来た若い医師と、彼を取り巻く周りの人々が織りなすハートフルコメディでした♡心に傷を持つ者同士が寄り添い、心を通わせて行く。イサク先生のいつものジタバタして大騒ぎすツンデレ受けよりは大人(28歳だけどね、童顔で華奢な美人だけどね。)なせいか、医師という、ある意味で懐の深さが試される職業柄なのか、気難しいカズをも受け入れてしまう。(流されているとも言えるのだが。)カズは多…
タイトロープ…、お前の為なら俺は危険だって冒す!くらいの意味でしょうか。そんな熱い任侠はさておき。のっけから龍之介の暑苦しいまでのラブっぷりに笑えます。どんなけ直樹のことが好きなんだよ⁈ ゲイがどうとか悩む以前にもぅ、龍之介には直樹しか見えていない‼︎ 最初っから好き好き‼︎を隠しません。直樹は依存して来る龍之介を自由にしてやらねば、と悩んだり、または、自分が龍之介の弱みになってはいけないと、離れ…
イサク先生の手にかかれば、汗臭い筈の柔道部にもめちゃくちゃ可愛い(強いけど)先輩が‼︎ その強さに憧れて入部した秋本は、先輩の素顔に触れる度に憧れ以上の感情を抱くように…。それはもちろん、劣情をも伴うようで。この気持ちがLike なのか、Loveなのか?なんて、悩んでるところなんて、思春期ならではの可愛いらしさで、男同士って事よりも、そっちねっていう。イサク先生の高校生は劣情を抱いていても可愛いと…