文乃ゆきさんのレビュー一覧

ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

一区切り

シリーズが長くなったので、参入のタイミングを逸してしまった方はこの巻までで良い一区切りです。続きが気になってしょうがないような終わり方でもないし、かつ、あとがきから続編はラブラブをもっと描いてくださるようなので、丁度良いかと。

そんな感じに今まで起きていたトラブルや人間関係のあれこれが解消されて、決着がつきました。マヤちゃんと友人とか、千葉さんとリュウくん兄弟とか、祖父と太一とか、主役2人と…

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ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

これが優しさか………

世界一優しいBLです。あまり肌色の出ない作品なのでBLデビューにオススメ。
友情を超えて愛情に移る描写がなんと美しいことか…同性愛、身体障害者、身体障害者の家族、障害者へのサポートなど、様々な視点があり学ぶものがたくさんありました。彼らの悩みや、その悩みにどう向き合うかなど、とても良質なBLです。全世界にオススメ。教科書にしてほしい。
障害者に対する制度や偏見などもどかしい部分がとても多いです…

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無色透明「ひだまりが聴こえる」番外編 コミック

文乃ゆき 

天童と千葉兄弟の出会い

天童と千葉兄弟の出会いのお話。
リュウに過保護な千葉が千葉すぎるww

最初はそんな千葉兄のこと苦手やったんやね天童さん。
天童のつかみどころのなさ、ひょうひょうとしながら人のことよく見ている人柄がなんとなく掴めた感じ。
人間観察が趣味なんですね。
あの洞察力は相当ですもんね。

でも、千葉からのメッセージがうるさいからと天童が登録名を「ピーナッツ祐一」にしたの笑ったww
千葉の…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

すばらしい!!ずっと見ていたい2人

マヤちゃん、よう言うてくれた!
太一よ、自分の気持ちを航平に伝えなくてどうする!!
太一、航平、マヤの気持ちが全部それぞれ切なくて、ちょびっと泣いた。
マヤ、ええ子や〜〜。涙
しあわせになるんやで〜。

航平母もやっぱりめちゃくちゃいい人。
航平に余計な心配させないために
「あんたをぶちゃいくに産んであげてたら…」
「あんたは中身の方がイケメンなのに…」
て最高ですやん。

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ひだまりが聴こえる -リミット- 2 コミック

文乃ゆき 

航平の切ない願いに涙

初めて表紙が太一ひとり。
航平は裏表紙にいる。
2人わかれている。
しかも雨が降っている。
太一は傘をさしているけど地べたに座っている。
航平は傘をささず濡れている。
辛い展開かなぁ、と思いながら読み始めました。

やっぱり、航平が自分と一緒にいることで負担をかけてしまう、傷つけてしまうかもしれないと不安に思うのはわかる。

差別の問題は避けて通れないよね。
ハンデがある側、…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 1 コミック

文乃ゆき 

人間ドラマが好き

やはり絵がきれい。
紙面が清涼感に溢れていて気持ちがいい。

太一が千葉の話ばっかするからとちゅうしてすねる航平がか〜わ〜い〜い〜。

リュウは一体何者?と思わせておいてまさかの千葉の弟だったとは。
(ちなみに、千葉はタイプのイケメンだわぁ)
リュウも笑顔とスキンシップがかわいいねぇ。

マヤも改めていい子だわぁ。
航平に太一のことをズカズカ聞いたりしないし。
リュウから航平…

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ひだまりが聴こえる -幸福論- コミック

文乃ゆき 

航平の好きな気持ちに…感動

絵が、前作より更にきれいになりましたかね。

初々しい2人がかわいいです。
特に航平。
太一を好きすぎるのがほんといい。
太一のことを思っている時の航平の表情にきゅんとくる。
かっこよさもましましだし。

太一も相変わらずまっすくで。
でも鈍感で。

2人のシーンが、空間が、とてもよくて、その場面になるとじっくり何度も味わって読むので手がすぐ止まる。

逆に、他のキャラが…

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ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

神に限りなく近い萌2

ずっと読みたかったシリーズもの、やっと読めました!

先生の初単行本なんですね。
デビューからこのクオリティ、すごい。

何かと細かいとこが気になったり、好き嫌いが激しく一言多い私ですが、本作は文句のつけようがないのではないでしょうか。偉そうにすみません。
(厳密には、絵の安定さとか細かいことを言えばあるかもだけど、そんなの気にならないレベル。内容が断然いいし)

まず、表紙がいい…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 3 コミック

文乃ゆき 

ナイスおじいちゃん

とうとう最終巻まで来ました。
つらかった1、2巻を経て、しあわせな2人しか見るつもりはない!という心構えでやって参りましたよ。

端的に申し上げます。

おじいちゃん、最高。

お互いのことを大事に想いながらも伝えきれずにすれ違ったまま、航平が「距離を置こう」と去っていった2巻のラスト。
登場人物みんなが口々に太一を猪突猛進と言うけれど、航平に対しては『ひだまりが聴こえる』だけだっ…

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ひだまりが聴こえる -リミット- 2 コミック

文乃ゆき 

すれ違うばかりが人生か…

その昔、フリッパーズギターは歌っていました。
「分かり合えやしないってことだけを、分かり合うのさ」と。
人はそれぞれ、育って来た環境が違えば考え方も違うわけで、だからこそ考えを伝えて、分かってもらおうとするわけです。
それでも100%の理解なんて夢のようなことはなかなか起こらないけど、伝える努力を怠ってはいけないと思う次第であります。

やっぱりコミュニケーション不足なんですよね、この2…

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