文乃ゆきさんのレビュー一覧

『水平線はやがて瞬く 上』書店共通描き下ろしマンガペーパー (電子共通) グッズ

拾いもんBLあるある

タイトルの「服のサイズ」


拾った子のお洋服がないのってあるあるですよね。
ノラが快晴に洋服かしてーって言うのですが
当然の如くサイズが合わない!
そりゃあそう。
快晴「小学生みたいでかわええなー」笑顔
小学生!?そんな小さいか⋯?
ノラ「腹立つー」って思っても仕方ないです。

そこに先輩が「Mサイズかそうか〜」って出てきて
二人がなんで?盗聴してた!?とビビってエンド。…

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水平線はやがて瞬く 上 コミック

文乃ゆき 

出会いと寄り添いあう心

私に嬉しい関西弁。舞台は兵庫県でしょうか。
美しい作画、海が部屋から望めます。
タイトルに希望を抱くような上巻でした。
以下ネタバレ含みます。


捨て犬拾い系BLかなと思って読んでいました
しかし寮生が拾うお話は初めてです!(⁠°⁠o⁠°⁠
集合寮マンションなんてあるのですね。
低い寮だったら絶対見えない水平線が望めます。

すぐにはノラの正体は明かされません。
拾った快…

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水平線はやがて瞬く 上 コミック

文乃ゆき 

心を鷲掴みにされる、ひと夏の交流。”痛み”を抱える者同士の出会い

文乃ゆき先生の、なんと11年ぶりの新作...!
それだけずっと、「ひだまり」シリーズに向き合ってこられたのだな、と思うと
感慨深いです。

空のスカイブルーから、帯の深い青へのグラデーションに
惹きつけられる表紙。美しいです・:*+


お人好しで誰にも優しいのに、
どこか人に対して一線を引き夢中になることのない快晴(かいせい)。

そんな彼が暮らす寮に運び込まれ、ひと夏を共…

3

ひだまりが聴こえる-春夏秋冬- 4 コミック

文乃ゆき 

ゆっくりゆっくり

今回もゆっくり、のんびり、二人のペースでした。
一歩進んだようにも見えるけれど、その結果は次巻を見てから、かな?

前巻ラストで職場の後輩の須藤に航平との関係がバレてしまった太一。

もちろん須藤が2人の関係を受け容れてくれるわけもなく、
真っ向から拒絶反応を示す須藤。
太一を守るため須藤に自分との関係を秘密にするように迫る航平ですが…。

ここまで散々嫌な奴っぷりを見せつけてき…

1

ひだまりが聴こえる-春夏秋冬- 4 コミック

文乃ゆき 

No Title

須藤くんによるスマホなりすましはさすがになにしてくれてんのってなりましたね、、
千葉さんが京都から急ぎ戻る案件もこの子が絡んでいるのかな。

千葉さんの石の話しよかったなぁ。
あと最後のほうのプレゼント選びで人の気持ちは目に見えないから…のくだりも好きでした。

太一の悲しい顔は見たく無いけど、、太一パパ嫌な予感しますね。。

そして終わりがとんでもなく気になるところで!笑
この…

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ひだまりが聴こえる-春夏秋冬- 4 コミック

文乃ゆき 

当たり前ではない日々を生きる、

夏を楽しんでいるのが伝わってくる、ひまわり畑の中にいる航平と太一のはじける笑顔が眩しい…!
そんな表紙が最高に素敵で、読む前からわくわくでした。

そして。出会った"あの屋根"での当時のふたりが描かれた口絵に感動。
この出会いから今に至るまで本当に色々あったよなぁ…。と、これまでの彼らの日々をしみじみ思い出しつつ。
立ち止まらずに前に進み続けている現在の彼らの、それぞ…

1

ひだまりが聴こえる-春夏秋冬- 4 コミック

文乃ゆき 

切なさMAXからの…!の展開に涙、涙、涙

紙で全冊揃えている、大っっ好きなシリーズの新刊…!✨
今回は紙本はまだお迎えできておらず、電子で一足先に拝読しました;

今回、私の中では糖度は”控えめ”に感じられ、
どちらかというと中盤までのシリアス・切ない展開の
印象が強かったかな。。
(でも最後にドカン!!と甘いのがきます。嬉!!!)。

※以下ネタバレあります




特に強く印象に残ったのは、二人のすれ違いと航…

4

ひだまりが聴こえる-春夏秋冬- 4 コミック

文乃ゆき 

あったかくて甘い

大好きな「ひだまりが聴こえる」シリーズ。新刊が出る度に、あったかくて素敵な作品だなあとしみじみしてしまいます。ラブは決して多くない作品ですが、心に沁みるシーンがたくさん詰まっていて読後の満足感はひときわです。

ゆっくりと進んでいく二人の恋愛模様ですが、今回は特に糖度高めな気がしました。航平の太一を想う姿や太一のまっすぐな可愛さにきゅんきゅんされられっぱなしだったし、こんなにもあまあまなんて想…

5

ひだまりが聴こえる コミック

文乃ゆき 

心を癒す

大人になるにつれ、より「大人向け」の作品に惹かれることが多くなりました。重い社会問題や葛藤、個人の感情のもつれ、情愛の表現シーンなどが、一時は私にとってBL漫画を読む上での「必須要素」となっていました。しかし、ある時偶然この作品に出会い、その温かくほっこりとした雰囲気に一気に心を打たれたのです。

障害者という設定自体は非常に重いテーマですが、キャラクター同士のやり取りはとても愛おしく、一見穏…

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ひだまりが聴こえる -幸福論- コミック

文乃ゆき 

あのとき伝えようとした意味

 季節は巡り、航平、太一も大学2年生になります。同じ大学には、航平の知り合いで耳が不自由なマヤが入学してきます。
 私は太一が大学をやめて、サインに就職することが驚きでした。いつもどこからか落ちる太一はかわいそうですが、太一は人生の転機のときはどこかに落ちるのでしょうか(笑)
 運命がどこで待っているのか分からないものです。あのとき航平の手話の意味を分かっていたならば、また違った未来だったのか…

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