ビリー・バリバリーさんのレビュー一覧

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 3 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

豪気溢れる完結巻!

2巻まで拝読した身としては続きを読まずにいられませんでしたので、待望の完結巻でした。


これまでの、皆の過酷な過去や、これから起こる戦争の理由がはっきりし、明らかな変化が雄一郎に起きます。
雄一郎が元の世界に戻る辺りから先が気になりすぎて、ページを捲る手が止まりませんでした。

それぞれが過去の苦しみを受け止め、今の自分のあるべき姿を見つけます。
理由はわかっても戦争は避けられずた…

4

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 3 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

間違いなく神作品

王道からだいぶ外れた設定ですが、すごく面白かったです。
受けの雄一郎が元傭兵、37歳のおっさん、しかもすごく強い。
なのにエロエロ。

完結の3巻は鈍器本で、後半は番外編集でした。

いやー、この世界でスピンオフ(長編)をよみたいー!

7

FANGS 2 コミック

ビリー・バリバリー 

ベイビーエンの破壊力

 やっぱりイチイとエンの掛け合いが終始楽しくて萌えるなぁと。いろんな人からベイビー扱いされるエンですが、本人もそこで無理に背伸びしようとしたり反論したり、へそを曲げたりすることがなく、人間としてもまだ未成年で未熟だし、もちろん吸血鬼としては本当に赤ん坊のようなものだからと自然体でいるところが魅力的だなと。そうやって自分を常に客観視できているところは、ある意味大人だなとも思います。

 そして、…

1

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

続きが気になる!

タイトルや帯のアオリはよくあるラブコメのようですが、真逆です。残酷でほの暗い設定があり、それが物語の世界観に奥行きを出してたまらない作品でした。愛され溺愛というより執着、依存なイメージ(私個人的にです)。

表紙のビリー・バリバリー先生の絵がまたキレイで、よりキャラクターが魅力的になっています。

挿絵が無いのが残念であり、無いからこそ想像が膨らみました。

気になる終わりかたなので本…

2

したたる恋の足跡 小説

葵居ゆゆ  ビリー・バリバリー 

人生は一期一会の積み重ね

 親子BLを求めてこの作品に出会いましたが、葵居ゆゆ先生は好きな作家さんなので、全幅の信頼を寄せてあらすじも何も知らないまま読み始めました。
 しかし、冒頭から子供の身売りが当たり前という悲しい背景が出てきたので、勝手に結構昔の話かなと思いましたが、でも飛行機に乗ったり車に乗ったりしながら世界を転々としているからそんなに昔の話じゃないな、じゃあいつの時代だ? と携帯電話が出てくるまで読解力のなさ…

1

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 3 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

喪失を乗り越えて

完結の3巻。 

本編+番外編(webで公開されていたもの中心に数本のSS)が170ページ分くらいあります。
本編では、1.2巻ではわからなかった謎や(女神について、内乱について、それぞれの役割についてなど)伏線を回収しまくり、ミステリーの解決編のような読み応えでした。

血みどろ展開も健在。本編では濡れ場は少ないですが、番外編でたくさんあります。

よくある転生モノとは一線を画す、…

12

FANGS 2 コミック

ビリー・バリバリー 

表紙のおじさんはバブだった

表紙のごっついおじさん誰ぇ、気になるぅ…
とか思いながら読みましたが、彼はなんだかバブでした。とっても可愛く見えてしまった。癒され。
そもそも本当にオシャレな表紙…激エモ…

1巻よりエロのエロがエロしてて、あぁそんなに大盤振る舞い…と思いながら読んでました。
でもそれがメインじゃなくてストーリーが立ってるのが魅力です。

ええ、ちょっと待ってよー
めちゃくちゃ気になるところで終わ…

1

FANGS 1 コミック

ビリー・バリバリー 

とても繊細

先生の作品を読むのはこれが初めてです。
書店で2巻の表紙が目に入り、続きなのかぁと思い1から。
正直、雰囲気的にエロがメインの本なのかと思っていたのですが、いい意味で裏切られました!
引き込まれるストーリーにそれぞれのキャラクターの繊細な描写、とても綺麗。
あっという間に読み終わった1巻でした。
まだ色んな謎があって、どゆこと??と感じる部分もあるのですが、それは読んでるこっちもエンと同…

0

FANGS 2 コミック

ビリー・バリバリー 

2人の進展をもっと見たい…

1巻を読み返したら、イチイは最初からエンにゾッコン(死語)で隙あらばキスをするのが良くて。
エンもイチイの気持ちに応えていい感じになったと思いきや。

2巻では、エンが煮え切らない。
でもエンの気持ちもわかる。
だって、吸血鬼のこと、イチイのこと、詳しく教えてもらえていないのに、ペアになってと言われても不安になるよねと。
気持ちだけで突っ走らないのが、バブちゃんだけど冷静ですね。

1

真夜中のオルフェ コミック

ビリー・バリバリー 

柔らかな笑顔で

とっても美しい表紙に心奪われて購入した記憶があります。読み返してのレビューです。

一紫が眠ることが出来なくなったその理由はとても重く、ツラいもの。
幼い時に人生の底のような経験をした一紫の心は深く傷付き、そこから何年も苦しむことになるわけです。
和深と出会えたことでその胸に抱えていたモノから解放され、ようやく前に進むことができたシーンはとても感動的でした。

不幸な偶然が重なってどこ…

1
PAGE TOP