灼さんのレビュー一覧

相生結び・続 コミック

 

それぞれ魅力があるのに少しもったいなかったかも

 なんというか、絶妙に惜しい感じがしました。絵のタッチもすごく好みだし、料理も美味しそうに描けているし、光太もまこさんもビジュアル的にも性格的にも魅力がたっぷり詰まっているんですが…。独特なモノローグの言い回しのせいなのか、まこさんの感情表現が元々薄いせいなのか、作品の奥深くまで引き込まれない感じがするんですよね。藤野や有匡の話も上手いタイミングで絡めきれてないような気がして。感覚的にしか説明でき…

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相生結び コミック

 

攻めに引きずられてあっさりめ

 小料理屋という舞台と美味しそうな料理の数々、そして黒髪で着物の似合うまこさんのビジュアルはすごく好みでした。ぶっきらぼうな話し方の中にも優しさが滲み出ていて、さらに料理上手で胃袋を掴んでくるんですから、これは老若男女惚れざるを得ないよなぁと。対する年下の光太は本当に裏表のない好青年。まこさんが少し陰も感じさせるようなキャラなので、太陽を彷彿とさせる光太はまさに真逆のキャラでした。ストーリーは思っ…

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あおに鳴く 初回限定版 コミック

 

全てが美しい

タイトル・表紙・内容全てが美しいです。
ジャケ買いしたのですが、絵柄がとても好みで、一コマ一コマじっくり見たので読むのに時間がかかってしまいました。

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あおに鳴く・続 コミック

 

司朗くんの願いは叶うのか?

『あおに鳴く』の続編です。
灼先生は絵が丁寧で、コマ割りがスッキリしているので読みやすいです。

高校生 嘉山 司朗と記憶喪失の青年 菊(与田 鴻)のお話。

前作では、頻繁に「誰か」から、首を絞められている悪夢を見てた菊さん。
とうとう、その「誰か」の顔を見ることができました。
それは「司朗くん」の顔だったのです…。
今作は、その続きからになります。
目が覚めた菊さんは、夢の内…

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あおに鳴く 初回限定版 コミック

 

きっと、誰もがこの世界観に惹き込まれる

初めて読んだ灼先生の作品です。
灼先生は絵が丁寧で、コマ割りがスッキリしているので読みやすいです。

高校生 嘉山 司朗と記憶喪失の青年 菊(仮)のお話。

一週間前にお祖父様が亡くなり、思い出の模型飛行機を飛ばす司朗くん。
模型飛行機が水面に着水すると、見知らぬ男が佇んでいました。
その男は、空帽、航空服、航空手袋、航空靴、航空眼鏡を身に着けています。
司朗くんが「どちらさま?」…

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相生結び コミック

 

続を読めばいいのか?

年下攻め×美人受け好きには堪らないはずなのに、これ自体が続編なのか、あるいは同人誌か何かがあるのかと思うほど、匂わせに終始してすっきりしない。

主役2人(小料理屋の真人と、彼を親のように慕う光太)の関係性は平坦に進んでいって、盛り上がりどころと掴みどころがないまま終わっていきます。ある意味、灼先生の綺麗な絵柄には合っているのですが、どうにも物足りない。
子供の頃からの繋がりなのに、強いエピ…

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あおに鳴く・続 コミック

 

しっかり他の方のレビューを見てから読む作品でした。

絵も綺麗。
ストーリーもテンポも上手い。
だけどあの最後がどうしても受け入れられませんでした。
最後で全てを台無しにしてしまっている感じが否めません。
私の読み込み方が甘いのかなと思い、他の方の考察で何か得られるかも…と思ったのですが、同じような感想の方が多く。

最後数ページ以外は個人的に神作品だと思うだけに残念です。
なぜ編集はあのネームを通したのかがとても疑問です。
二巻続け…

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あおに鳴く・続 コミック

 

ずっと静か

1巻、2巻読了。

良くも悪くもずっと「静」という感じでした。「静」と「動」の「動」がほぼない感じ……
クライマックスであろう部分も「静」

ストーリーに起伏はあるはずですが…絵柄の影響かなぁ……主人公司郎くんの性格の落ち着きゆえかなぁ………行間を読む必要性が多かったからかもです。
わたしにはあまり合いませんでした。

1巻の時点では「静」が続いても気にならなかったのですが、完結巻…

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あおに鳴く・続 コミック

 

うっすらネタバレかも

登場人物に対して優しいようで手厳しい。夢を見させてもらえないというか、ファンタジーなようで現実味のある宿命や試練がそれを許さないし、キャラもそのように動いてしまって、最後の最後まで男同志なら、悲しいけどこれでいいんだ、気持ちはよく分かる的な終わりかたをしてしまったのかな?でもそれこそが本作の魅力で、なんとも言えず心動かされるのですが。

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あおに鳴く 初回限定版 コミック

 

個人的にNO.1

こちらは1巻目なのですが、本作は必ず2巻までセットで読了されることをおすすめします。1巻のみではその魅力が半減してしまいますので。今まで読んだ、どのBLより胸を揺さぶられ、しばらくはリアルのように二人の行く末が案じられる感覚が残りました。後日談を読んでみたいような、みたくないような不思議な余韻の作品です。いつも本作のようなお話では?と他の作品を期待をもって手にしてしまう後遺症が残ってしまったほどで…

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