灼さんのレビュー一覧

『イルカの耳骨』電子特典描き下ろし漫画 グッズ

天体とかけて練り物と解く、その心は

「イルカの耳骨」電子限定描き下ろし漫画となります。
1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


図書館にて。
千晃が、浅見が天体の本を読んでいるところを発見。
見つかった浅見は、(千晃が興味あるって気になるじゃん)としどろもどろ。
一方千晃は「俺が教えるのに」。
浅見は恥ずかしくて、千晃に自分の目当ての本は?って聞くと……


千晃の方だって同じ。
浅見が言ったこ…

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イルカの耳骨 コミック

 

イルカの耳骨……ってなに?

事前情報無くいきなり読んでの、冒頭の印象は…
恋人がすれ違っている…
「イルカの耳骨」という耳慣れないモノを別の人のために探しているから、少し呆れて。
イルカの耳骨…そんな物が普通に砂浜に打ち上げられるようなものなのか、私は全く知らない。だからそれはまるで呪文か、または火鼠の皮衣くらい幻の宝物のようなイメージで、そんなものを探してこい、と命令するのは暴君かわがまま姫か。
そして、主人公の浅…

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イルカの耳骨 コミック

 

時系列の問題かな?

 特にファンタジー要素はないものの、灼先生らしい不思議な雰囲気が漂っていました。個人的にはちょっとストーリーに入りにくいな、と。千晃と浅見、浅見と宝の今までの関係性がほとんど掘り下げられないので、それぞれのことをあまり知らないまま、宝という第3者も交えて一気に話が進んでいくんですね。難しい話ではないので理解はできるけれど、読者としてどこにも思い入れがないのでずっと傍観しているような気分で、やっと千…

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あおに鳴く 初回限定版 コミック

 

No Title

求出续集,菊是怎么和司郎的爷爷道别的,穿越回来以后更多的故事......读完好像心被挖空了一块,希望老师能续作..................................

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イルカの耳骨 コミック

 

三人の思いがすれ違っていて……切ない!!

耳骨…という聞きなれない単語から始まるストーリーですが、ラストまで重要なポイントになってきます!!

欲がない男千晃と、千晃の琴線に触れるものを探したい浅見、浅見の年下の幼なじみ宝。
三人のそれぞれの思いが微妙~~~なすれ違いを起こしていて、人間って面白いなぁ!(本人達は苦しい)って思いました。
浅見と宝はまるで共依存のような関係。自分の存在意義、自分を必要として欲しいがために『お願いをし…

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くじらの御仕立さん 新装版 コミック

 

不器用で意地っ張りだけど、超絶両片想い

旧版では未読でしたので、新装版での刊行を機に読了です。

目次をみると相生結びの番外も収録されている!
予想外のところで光太と真人を見られて嬉しかったです。

本編は和装士とテーラー、老舗の仕立て屋たちの恋を描いたお話。
和装士とテーラーとはちょい渋でこの上なく興味を惹かれる組み合わせでした。

呉服屋の跡継ぎの葉之介は向かいのスーツ店の跡継ぎの鈴成と幼馴染みで、
同時に想いを寄…

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くじらの御仕立さん 新装版 コミック

 

和裁士×テーラー、幼馴染BL!!

旧版は未読です。


今回、メイト有償特典付き紙本での購入。

ページを開くと、旧版カバーイラストなど見開きも含めて4点が、圧巻のずらり。

本編後は、旧版描き下ろしも含め、「相性結び・続」や、新装版新規収録作品、旧版の特典ペーパーやあとがきの後で、新装版描き下ろしがお目見えです。


お向かい同士に立つ、老舗の仕立て屋。
かたや和裁士。(攻め)
かたやテーラー。(受け)

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くじらの御仕立さん 新装版 コミック

 

萌え要素はたっぷり。だけどあっさりしすぎて世界観には入り込めず

旧版未読で、こちらの新装版を読んでみました。

うーーん…和装×洋装、仕立て屋の跡取り同士の恋。+幼馴染!
この設定だけでもうフツフツと滾るものを感じ、わくわくして手に取ったのですが、、

あれ?なんだか二人の気持ちに入り込めないまま、ん?ん?と思っているうちに
終わってしまった。。

まず、攻め受け二人の「好き」という気持ちがいまいち分かりにくい。
特に鈴成(受け)。
寡黙で…

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イルカの耳骨 コミック

 

静寂感漂うユニークな世界

灼先生については全作品を読んだわけではありませんが独特な、まるで音も聞こえてこないような静謐な空気を纏った世界観をいつも感じています。

浅見の人の世話ばかり焼きたがる人の為に役立ちたいという『欲』は幼い頃父親に投げられた母親の「役立たず」という言葉や自分を置いて行った彼女の行動がトラウマになっていて切ないです。
宝の浅見への依存にも思える過剰な甘えたぶり、支配欲もやはり出て行った母親にも原…

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あおに鳴く・続 コミック

 

名前も知らない誰かを知り、その名を呼ぶまでの円環の物語

物語の最後、見事に冒頭へと繋がった、そこに嘆息してしまいました。

一巻の頭で、司朗くんが飛ばした飛行機は水面へと落ち、それと共に知らない男が現れ空を見上げて佇んでいます。
司朗くんがかける言葉は「どちらさま?」です。お互いがお互いを知らないだけでなく、鴻さん自身もまだおのれのことを知らない。

二巻のラストシーン、司朗くんは今まさに飛行機を飛ばした瞬間です。司朗くんはその飛行機を追って…

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