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12/25(合計:242件)
芽玖いろは
まぎぃ
ネタバレ
色っぽい表紙どおり、きれいな作家のたまごと、無骨なタクシードライバーのお話。 スランプから精神を病んでしまった作家を父に持つ、雪刀。父は自分に母を重ね、関係を求めてくる。作家である父を、何があっても支えようとする雪刀。有力者への枕すら受け入れている。 でも、本当は疲れ、傷ついている雪刀。そんなとき、寡黙だが自分をしかってくれるタクシードライバー、後藤に会う。お気に入りの喫茶店で本談義に…
あさだ2枚
◾︎表題 ◾︎二条(大学生)×千鳥(大学学生課職員) どこからどこまでが千鳥の計画通りなのか、ソワっとするお話でした。実は…の出会いのストーリーは割と普通だったので少々残念でしたが、女性の存在を感じさせるものを堂々と捨ててって言う千鳥は好き。読者への忖度なのか、妙に性格や物分かりが良く、自己完結型で耐えることを美徳としてるキャラクターも多い気がする中、リアルにめんどくさかったり自己主張強いタイ…
なんともドラマチックかつ劇的な初恋です。中身は乙女チックなので、可愛い系の絵柄だったら甘くなりすぎるところを芽玖先生の絵でバランスとってる感じがしますね。見せ場のシーンとかキラキラ系トーンとか使いまくったらもっと乙女チック演出になると思うけれど、芽玖先生の絵だからこそスタイリッシュさが残ります。 こんなに一途な人たちも珍しいなぁと。一方で郁(表紙)は、あんなに一途だったのに、身体の寂しさで落…
タイトルと、読後に見る表紙が非常に良いですね! 畳み掛けるように全員不幸で、不幸四面楚歌 主役2人のキャラクターはビジュアル含めて大好きです。若いのにタクシードライバーであるところとか、ご都合設定が疑問のままで終わりがちなBL設定ですが、むしろ匂わせていた部分が種明かしパートでキャラクターを補強している。 しかし、ストーリーはというともう少し不幸の分量減らしても…と思ってしまった。不…
雀影
サラッと読むと最後はハッピーエンになってよかったねって話なんだけど、そこに至る道筋が結構唐突な感じで微妙な読後感。 そもそも、人間の心は単純な一本道なんかじゃなくて、同時に存在する複数の道から、自分の行く道を、自分で選択する時が来る。 雪刀にとって、その選択の最後の一押しをしてくれたのが、後藤との出会いで、後藤もまた、雪刀を受け入れることで、囚われていた過去から踏み出すことができて、っていう話…
165
執着ですね。とてつもない。呪いに捕らわれて。 でもいい呪いもありました! 執着大好きです。 絵がとても好みです。 それにとても雰囲気があってオシャレで。 とくに表情がすごくいい! 攻め祐也の子供の頃からの初恋が実りましたね。 そして受け都の決して報われない初恋が終わり新しい恋が始まって。 祐也が泣ける!子供の頃からずっと都を見つめて。縁日の指輪を何年もかかって手に入れて。で…
だねだね
BLソムリエ実技試験モニターでご紹介いただいた1冊。 初恋ってこんなにひとの心に痕をつけるものなのか…こころを縛る呪いなのか。 過去の苦しさと主人公たちの生きる現実世界の華やかさが対比で描かれています。 細かいお話は他のかたがされてますので割愛しますが、結婚式という幸せのピークを迎える初恋の人の裏方(ヘアメイク)を粛々と行い、光の射す方へ自分ではないパートナーとともに歩み始めるさまを見ている…
ユキナ。
義父との関係が闇深くてちょっと気持ち悪いんですが、それ含めてクセになりそうな作品でした。 ワケあり攻め×ワケあり受け、好きです。 普通どっちかが相手の太陽になることが多いのですが、双方違った傷を抱えている。どっちも曇り空って感じ。 良いね……。 ただ中身が濃すぎて1巻で終わらすには尺が足りない印象。すごく駆け足でした。 以下、超ネタバレするのでご注意ください。 義父は連…
みみみ。
「喪服の花嫁」 英語だと「Mourning and new departure.」とあります。 葬って歩き出す、綺麗事だけじゃない新たな人生出発の物語。 これを「喪服の花嫁」と表現する。 なかなかに文学的な残酷さ、かつ美しさではないですか。 最後のシーンはめちゃくちゃグッときました。 どちらかというとこれまでは【萌え】の視点で読んできた芽玖いろは作品でしたが、今回は頭の切り替えを余…
おラウ
表紙もタイトルも気になりすぎるでしょう! 内容は、闇属性×文学×現状打破BLでした。 on BLUE連載なだけあって、結構インモラルヘビーな内容もあります。メッセアプリの嫌がらせ内容なんかはなかなか手が込んでますね。 が、あとがきで作者さんがおっしゃられている通り、全体で見ればまろやかと言えばまろやか。 理由は受も攻も本当は良い子だから。 受の雪刀くん、最初こそ性接待しているおっさん…