total review:270061today:71
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
8/12(合計:111件)
りゆま加奈
hepo
ネタバレ
こんなに胸を締めつけられるとは…。 一気に3巻まで読み終えて、今、放心状態です。 純真なアルタの真っ直ぐな想いも、孤独に生きてきたイルウェスが初めて感じた愛も、感情に無頓着で王族としての義務ばかりを考えてきたトグトも、こころに触れることができず拗れてしまったスレンの気持ちも、全部があるべき形になって、やっと一息つけました。 2巻終盤の落石事故でイルウェスが記憶喪失になってしまった展開…
ファンタジーはある程度「読もう」という気持ちにならないと踏み込めないジャンルだと思っていましたが、まったくそんな心配はいりませんでした。 あっという間に引き込まれます。 【狼は恋に啼く】萌2 幼い頃にツァスに告白をされたものの、まだ返事をできないでいるウル。 白鹿だから番になってくれるのか、自分には白鹿であるという価値しかないのかというウルの葛藤が見事に描かれていて、初っ端から胸を鷲掴…
碧雲
一族が崇める自然神のトーテムは、極東アジアの部族に色々沢山ありますから、この物語の設定は受け入れやすい。架空の世界のチベット風の背景と衣装、狼と白鹿の童話のようなお話は、とてもエキゾチックで魅力的。郷愁をそそられます。 アジアではこのシリーズの白鹿のようにアルビノは神秘的な存在で、神の使いといった風に大事にされてます。 アフリカのアルビノは気の毒で、神秘すぎる存在=魔法の薬として食べられてしま…
masaBL
状況的には1巻からあまり進まなかった2巻。 ゼス以外には体の事は秘密だし、未だにそれ以外はゼスにも秘密の状況で、ルーイの兄が様子をうかがいにっっっ! ルーイの回想でチョイチョイ出てくる不穏分子。。。 勿論なにもゼスには話していないのに~察するよね♡ ゼスの優しさがたまらないっ!!! 兄を前にしたルーイを心配し話を聞こうとするゼス。 ルーイが泣きながら「聞いて欲しい」と告げるところで…
銀次郎
続きものにはつきものだと思うんですが、早くその先が知りたい!!ともだもだしてしまいます。 しかも良いところで終わるんですよね。1巻でもそうでしたが。 ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー 1巻で謎だった、ルーイの過剰な臆病さと自信のなさが解明されて納得しました。 とはいえ、幼いルーイが虐げられて、幼子に対する扱いがされていない過去が描写されているので、苦手な方は注意が必要だと思い…
kurinn
ゼスとルーイの距離が段々と近づいて来ているのが読んでいて萌えます。 ゼスがルーイの些細な様子にも気がつくとても良い男です。 ぶっきらぼうなのに優しい攻め最高です。 ルーイが「半陰陽」なので出産可能なのかとても気になります。まだ距離はある2人ですが、もろもろの障害を乗り越えて結ばれて欲しいです。初の白鹿以外の番の誕生で世界観が広がりそうで楽しみです。 白鹿のユルールはかなり自分を持っ…
ポッチ
『狼は恋に啼く』『狼は花の馨り(全3巻)』に続く狼シリーズの3作目である『狼の花嫁』の2巻目。 狼とともに生きる民族がいる。 その民族にはまれに白い髪を持つ「白鹿」と呼ばれる子どもが生まれ、白鹿は王族に嫁ぐというしきたりがある。 という世界観はこのシリーズ共通しているバックボーンで、それ故に前作を読まれていた方が話に入りやすいかもしれませんが、ストーリー自体は前作とは独立しているので…
大好きなシリーズです。 今回は白鹿以外の受けのルーイが主人公です。 他国からゼスに嫁いで来ます。 王族でありながら母の身分が低いのと、半陰陽に生まれて蔑まれてきました。 母親の為にと王女と偽っています。 自国でも嫁いで来てからも、あまりに不憫で可哀想です。 ゼスはルーイの事が気になって来たようですが、この巻ではまだ心が通じているわけではないし、白鹿のユルールの思わせてぶりな態度の意味…
春先
本誌でも毎号追ってるのですが(雑誌は唯一これだけ) 待ちに待った1巻でした。 シリーズ5冊目になりますが、今回表紙の質感が素晴らしい! ツルツルコートがされておらず、ザラザラとした荒い手触り。 これがこの作品の世界観とイラストととてもマッチしていて良いのですが、 見返しのイラストは反してツルツルコート! 憎い演出で素晴らしいです。 書き下ろしも沢山あり、あとがきもパート2…
『狼は恋に啼く』『狼は花の馨り(全3巻)』に続く狼シリーズの3作目。 狼を従える王族と、彼らと番になる白鹿がいる。 という世界観は同じ。 前2作品は白鹿が主人公で彼ら目線でのストーリーが描かれていましたが、今作品は白鹿が主人公ではなく、狼の国の王子に嫁ぐことになる、隣国の王子・ルーイが主人公です。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 ルーイは大国の…