おげれつたなかさんのレビュー一覧

エスケープジャーニー 3 コミック

おげれつたなか 

ともに、前へ。

自分たちの気持ちと向き合って、それぞれ本当に大切なモノはなにか?という部分の答えをだした最終巻。

ずっと一緒にいたいけれどそのための第一歩を踏み出すことは恐怖でしかなくて、そのせいで何度となくすれ違ってきたふたり。
でも彼らの周りはものすごくあたたかい人たちばかりなので、動き出す決心が鈍っていくのも仕方なかったのかもしれません。
なので、程よく冷たくて程よく敵な存在の仁科がいたからこそ、…

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エスケープジャーニー 2 コミック

おげれつたなか 

えぐられる…

1巻で良きところに落ち着いた太一と直人ですが、毎日笑って楽しく過ごすことがゴールではないことを突きつけられた2巻でした。

一緒にいると幸せで、これから先もそれが続くことを願う気持ちはふたりとも同じだけれど。
どうしても越えなければならない壁があることもそれぞれに理解しているので、色々なことが絡まってすれ違ってしまうふたりを見ているのが本当に苦しかったです。

軽々しく自分たちの関係を明…

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エスケープジャーニー コミック

おげれつたなか 

名前のつく関係を求めて

高校の時に最悪な喧嘩別れをした太一と直人が大学で再会、そこからまたふたりの気持ちが交わっていくまでが描かれた今作。
友達だと楽しいのに、恋人同士になると上手くいかない。その理由に辿り着くまでの葛藤とすれ違いにはたくさんのドラマがあります。

楽しさと苦しみに交互に殴られるような展開ですが、どうしても友達ままではいられないふたりを突き動かしているのは「好き」という感情だけではないことがわかって…

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ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

一巻とは思えない密度

正直なところ、最初は結構病み系のBLかな、地雷臭する…と思い、千紘にもカイトにも共感できず何をやってるんだこの男たちは…!とまで思ってました。(不快に思った方いたら申し訳ないです。)
ですが、物語が進むにつれて両者の背負った過去や傷が痛いほど伝わり、千紘目線なので彼の心情ももちろんなのですが、内心が語られないカイトの感情までヒシヒシと感じました。作者さんの技量に感服です。
そして傷を抱えながら…

1

ハッピー・オブ・ジ・エンド 3 コミック

おげれつたなか 

No Title

もう涙でグショグショ 3巻の浩然の「俺のこといっぱい思い出してそれでもう忘れろ」で大号泣。2人の笑顔と涙がズシンと心にくる物語でした。 ラストまで余韻がすごい。あの時どんな表情をしていたのかな、2人はこれからどんな風に生きていくんだろう。あの時まで千紘はどんな想いを抱えて生きていたんだろう。最後でまた泣いちゃった。 選べない境遇で生き抜いていくことがどれだけ大変か、一度あの状況になれば這い上がって…

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ネオンサイン・アンバー コミック

おげれつたなか 

簡単ではないことっていっぱいある

"クラブに居る感"が伝わってくるキラッキラな表紙が本当に好きです。
爆音なクラブの中にいるのに、サヤの視線だけは静かな空気を感じるのもたまらん。
そんな表紙も素敵なこちらの作品、久しぶりに読み返しました。

「女好きのチャラいギャル男」という鎧をまとったサヤの心の内側はめちゃくちゃ繊細で、少しずつ素が見えてくるごとにそのギャップが切なく刺さります。
ゲイである自分自身…

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恋とはバカであることだ コミック

おげれつたなか 

3度美味しい!

歳の差、幼馴染、同級生。
3組のカップルのお話が読める時点でかなり美味しいのですが、それぞれの設定やキャラの性格などが全然違うので満足度が高く、めちゃくちゃ充実した内容の一冊となっています。

3組の中で「外面だけは王子様♥」が特に好きで、潤也と秋のちょっぴり温度差のあるやり取りに萌えます。
自分自身の気持ちを自覚してもいないのにグイグイいって縛りまくる潤也の不器用さと、学校ではぼっちだけ…

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ハッピー・オブ・ジ・エンド 3 コミック

おげれつたなか 

No Title

世界上最伟大的作品

2

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

なんかもうつらい

全員読んで!!……とは言いづらいなんともセンシティブな内容が続きます。でもそれがいい!それを含めて心がえぐられる!それが好きすぎてつらい。読み終わって1週間たったのにまだ引き摺ってます。多分だけどここ半年で1番自分の感情が大きく動いたし泣きました。ハオレン、ほんまに幸せになってくれ。最後の1ページ以外いつ何が起こるか分からないドキドキで最早息も出来なかった。
個人的に、あのおもちゃのネックレスの…

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ハッピー・オブ・ジ・エンド 3 コミック

おげれつたなか 

まるで映画

まるで映画のような傑作だと思います。
登場人物1人1人の心理描写がとても丁寧で、
あっという間に全巻読んでしまいました。
まだまだ続きが読みたい、そんな作品です。
また読み直したいと思える、大好きな作品です。

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