どみちゃん![]()
読んで泣かない人はいないのでは...?!
2巻がめちゃめちゃ気になるところで終わり
怒涛の3巻、とってもつらい描写がありました。
浩然が守りたいと思ったもの、
そのために自分のやってきた罪と向き合うこと、
千紘は前を向いて自分の夢を叶えて
ずっと、ずっと浩然を待っていたこと。
千紘のインスタントカメラで撮った残り一枚の写真が
あの表現で使われていたことに鳥肌が止まりませ…
やっとささやかな幸せが手に入ったと思いきや、迫り来る闇。
どうしてこのままでいられないのか。
どうしていつもこうなってしまうのか。
底辺にいるからこそ希う想い。
見えていた光が消えそうな不安。
どうか幸せになりますよう、読み手も祈らずにはいられませんでした。
浩然は美人ですが、本文ではほとんど瞳が真っ黒に描かれています。
瞳の中まで光が入っているカットは本当に少なくて、浩然の過去や心の傷も含めて光があまり入らない世界にいる人、という描き方をしているのかなと思い末した。笑い方も変だし。
でも3巻の表紙は瞳に光が入って、今にも壊れそうな儚さもある美しい浩然の笑顔。
極端な話、こんなすごい表紙なら、中身を見なくてもいい話なんだと思える気がしました。
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