古藤嗣己さんのレビュー一覧

機械兵士と愛あるブレックファースト 小説

風祭おまる  古藤嗣己 

機械兵士の幸せを祈りたい

面白かったー!表題作はさくっとあっさり風味な短編だけど、ラストのリアム視点で泣かされる。後半の書き下ろしでは、侵略戦争がこんな形で異星人同士を結びつけるのか、と感動した。機械であるリアムの幸せを祈りたくなった。

リアムは恩人のジェフリーを幸せにしようと暴走気味に頑張っていて、ちょっと保護犬を思い出す。一人称が「本機」で、妙な萌えを覚える。表情は変えられないので無表情で、嫉妬深く独占欲強めなと…

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アンブレラ ~堅物アルファと強がりオメガ~ 小説

幸崎ぱれす  古藤嗣己 

No Title

 研究一途で堅物優男なアルファと、ひどめの境遇や修羅場をくぐり抜けてきた強気オメガ。
 年上×年下。

 樹(攻め)は音緒(受け)のことをただの被験者だと思っていて、音緒は樹のことを「デカくて神経質そうな金持ちアルファ」としか思ってなかった。
 ノンデリな樹の言葉にチクッとしつつも、不意に見せた樹の笑顔を目にして恋に落ちる。
 はじめて自分からアピールして告白するもフラれるけど、めげずに…

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機械兵士と愛あるブレックファースト 小説

風祭おまる  古藤嗣己 

機械の顔もカッコいい。心がアツいアンドロイド

SF系作品。
地球から4光年のプロキシマbに移住しようとした地球人と先住星人との宇宙戦争が終わり、プロキシマはテラⅡとなった。
そして戦闘用アンドロイドと、同時にアンドロイド修理のメカニックは用済みとなった…
…という世界観。

メカニックから失業した40代のジェフリーが、スクラップ場でまだ動くアンドロイドを拾って家に連れ帰り、修理をするところから始まります。
そのアンドロイドは戦闘用…

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白銀の王と黒き御子 神狼と僕は永遠を誓う 小説

茶柱一号  古藤嗣己 

No Title

レビューの星がさほど多くないことにビックリ!
いやぁ、読み応えがありました。
分厚いw

大いに笑って泣きました。
樹人のふたりの決意に泣き、
リアンとライナスの掛け合いに笑い、
不器用ながら愛をつたえてくるエドガーはほほえましく、鬼人のゼンはまるで煉獄さん笑♡
そして神獣のエスタスくん(行くよ、龍生ー!には盛大に吹きましたw)はかわいい。

全部は書ききれませんが、登場人物が…

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白銀の王と黒き御子 異世界で僕は愛を知る 小説

茶柱一号  古藤嗣己 

No Title

すっごくおもしろかったです!
内容はもちろんなのですが、茶柱先生の文字運びが大変好みでした。
僕視点(コウキ)と我視点(エドガー)で語られていくのもよかったです。
情景描写がうまく、すぐそのイメージがわきました。
召喚されたばかりのコウキは扱いがひどすぎて読むのが辛かったですね…“その描写”は無いのにキツイ。
狂狼となりかけていたエドガーと少しずつ、少しずつ、距離を縮め、このまま結婚して…

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アンブレラ ~堅物アルファと強がりオメガ~ 小説

幸崎ぱれす  古藤嗣己 

堅物加減も強がりの裏側も良かった

素晴らしい!!
最近作者さんの作品をたどっているのですが、表紙から切なそうな気配がして心配してたのですが…。

あ〜なんて〜愛おしい日だ〜♫
音緒の強がりで可愛くて優しいところ!!
悲しみの雨の中にいる樹に傘をさしてあげたい。幸せになってほしい。

両視点ですがもう泣けて泣けて。片想いの切なさに、かと思えば伝わらない想いに。
胸をえぐる切なさじゃなくて良かった!

人の温かさ優…

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最強の夫婦騎士物語 書き下ろしペーパー 夜明けの光 グッズ

拗ねるコドラ、健気なコドラ、可愛すぎ( *´艸`)

『最強の夫婦騎士物語』電子版に収録されている二つ目のSSです。

熱を出して寝込み、一晩ダリオに看病されていたアルバート。
目覚めると片手は床に座り込み突っ伏して寝ているダリオと繋いだまま。
幸せな気持ちでいると、ドアの陰からコドラの唸り声が聞こえー

大好きなご主人、ダリオを独り占めされてしまったコドラの焼きもちが可愛い〜!
本編中ではまだ小さなサイズでしたが、一年後の現在は大型犬…

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最強の夫婦騎士物語 コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー 竜も食わない痴話喧嘩 グッズ

焼きもち、焼かれたいよね

『最強の夫婦騎士物語』の番外篇SSです。電子版にも入っていました。

自己評価が低く、感情表現にも乏しいダリオがはっきり見せた焼きもちに喜ぶアルバートにニヤニヤ( ̄∀ ̄)

「虚偽の発言をして申し訳ありません」
「虚偽の発言は看過できないが、焼きもちを焼かれて大変気分がいいので不問に処す」

この↑、上官と部下、騎士然としたやりとりに萌えました( *´艸`)

本編ではほぼずっと…

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最強の夫婦騎士物語 小説

海野幸  古藤嗣己 

最強の夫夫愛。そしてミニドラゴンが可愛い一作

うーん、うーん…海野先生大大大好きなんですが、今作は正直なところそこまでの萌えは感じられず、終始平常運転な気分で読み終わってしまいました。

騎士団長 × その部下の騎士、のヨーロッパ風のお話です。
幼体ドラゴンなんかも出てきて、可愛さに頬が緩みます。(でもそれほど活躍はしない、、)

「最強の夫婦騎士」とタイトルにあるのですが、攻めのアルバートは最強なんです、確かに。
受けのダリオ…

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嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す 小説

月歌  古藤嗣己 

小説としてヘタクソ

会話劇なんだけどとてもダラダラしている。会話がくどい。セリフがくどい。
地の文が少なく基本的に会話のみで話が進行するので、小説として読むと物足りない。その会話も激しくくどくて長ったらしくスマートに進まない。
キャラも全員壊れているので琴線に引っかかる素敵な人がいなかった。
内容も複雑というより話の構造作りが下手なだけかと。小説として下手くそ。
アルファポリス連載中は読んでおらずこれが初めて…

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