座裏屋蘭丸さんのレビュー一覧

シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

凄い…

シャングリラの鳥3巻です。
今回も圧倒的な画力とストーリーと肉体美と絶景なロケーションでした。
今回で完結しません。
気になるところで終わっております。

内容がもう凄いとしか言いようがないですね…。一つ一つの表情も良いですし、温暖な気候のため筋肉もよく見えますし…めちゃくちゃ綺麗です。
今回は、もうついに両想いになりかけなところまで…。(今回も最後までしてません)

まだ、不穏な…

8

シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

アダムとイブ

一巻から読み直して、2人が惹かれ合い落ちていく様、心の動きが切なくて…
フィーは初めての独占欲、他の男に触られたくない気持ち、アポロはフィーを客の所に行かせたくない葛藤、禁を破ってはいけないしオーナーに申し訳無い気持ち、2人のお互いへのクソデカ→←矢印が、爆発して3巻が終わりました…
これぞ我々腐女子が求めているものでは?

南国の島の楽園シャングリラ、果たしてリンゴを齧ったアダムとイブは…

8

シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

最高最高最高

待望の3巻!!
もうこの世界ですよね。パッと見ただけでトリップできるような非日常ラグジュアリー。
隅々まで完璧に美しい。
光、質感、空気感、瞳から感情まで伝わってくる。
空間の使い方、空の抜け感、水中のきらめきまで、気持ちよすぎ。目がうるおいます。

ストーリーも、淡く抱いていた恋心がお互いに高まっていくさまにずっとドキドキ。
304ページのボリュームを感じさせない。
じっくり読み…

16

シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

黒雲が近づいてきた

しんどい…まだ完結じゃない。
でも同時に。まだこの物語が読める!このアンビバレンツ。

相変わらずの美しい絵。
暖かい風に、様々なタイプの小鳥たちの魅力、雑事を忘れて過ごす快楽。
これぞ楽園。
しかし、この巻ではアポロとフィーの関係性に秘密と緊張感が忍び寄ってくる…

確かに。
試情夫と小鳥の間にはルールがあって、2人はひとつ、破った。
でもフィーがはじめに言った通り、黙ってれ…

8

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

理論的かつ官能的。

2巻ではアポロとフィーがシャングリラに来るまでにあった出来事がわかってきます。
二人とも、とても心が傷ついている時にシャングリラに来てゆっくり休むと良い…とオーナーに誘われた。という共通点がありそうです。

オーナーが偏見を持たれる仕事ならではの政治的な根回しの場面、そして彼の美意識などが結構語られていて。そんな中で作られたシャングリラのルールが大切な事が分かります。
美しい風景に、官能的…

1

PET契約 コミック

座裏屋蘭丸 

エロ本

あとがきにもあるように同人誌をまとめた作品なので他の座裏屋先生の商業コミックと比べるとちょっと…という気持ちは正直否めません。
とにかくエロに特化してる短編集です。
萌えよりもエロスをお描きになりたかったということなのですが、確かに私の中ではBLというよりはゲイ向けのエロ本って感じで萌えも何も感じませんでした。
エロいのが読みたい、とにかくエロいのが好きという方には良いかもしれないです。

0

シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

お待ちしておりました!

浜辺に吹き抜ける熱風、沖に沈む夕日、砂浜を裸足で歩く足裏の熱さ、きらめく夜空の下に吹き抜ける夜風。どのページも南国の島シャングリラを肌で感じられるような景色が。そしてそこではたらく
男たちの美しいこと。
受けであるフィーは、島ではほぼ裸で過ごしていて、これでもかというほど筋肉美を堪能できます。
攻めのアポロは逆でベッドの上でしか裸にならない。しかしアポロの体も凄いよ。男の筋肉って
こんなに…

10

シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

[流動]流れ着く先

フィーの肩のタトゥーの意味を知り改めてデザインを見てなるほど~!と深く納得
そしてこの3巻の孕む重さを示唆する冒頭のアポロの夢
彼はドコへ向かって、そして誰と進もうとしているのか…⁈
この答えがフィーの肩と指のタトゥーに暗喩されているのではないか?と思うととてもゾクっと、そして祈るような切なさに包まれます

どうか共に進む相手を見つけ、流れ着くべき楽園に安住出来るように…と、願わずにはい…

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シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

舞台装置としての空の色

座裏屋蘭丸先生『シャングリラの鳥』待望の第3巻です。

『シャングリラの鳥』の世界を思い浮かべたときにまずイメージするのが、その熱気をはらんだ海風、生命力に満ちた南国の植物の匂い、そして高い空の色です。
今回の3巻でも、その美しい空はキャラクターたちの心の変化と連動し、それぞれの時間で多彩な表情を見せてくれます。
本土から島へと帰ってきたアポロが背にしている、昼間の眩しい空の色。雨の庭での…

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シャングリラの鳥III コミック

座裏屋蘭丸 

「手」が全てを物語る

過去作含め先生の作品を買って期待を裏切られた記憶が一切ない…
どんなに短編であったとしても、1作品も期待を裏切らない所ではなく、読後に天を仰いでしまう位の多幸感や身悶えする程の興奮、得も言われぬ昂り、、、読む前と読んだ後では私のBLの歴史が確実に変わるのを様々な感情が都度押し寄せ身を以て痛感します

座裏屋蘭丸先生がいらっしゃるこの時代に産んでくれてありがとう、母よ!
ともう1回母の日をし…

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