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座裏屋蘭丸
晃子
ネタバレ
友人に薦められたので読みました。 結果…「日本人たちの、日本での昭和の物語」にしか見えなくて、自分の好みではありませんでした。 <理由> ・回覧板は日本だけの文化です。もう本当に…これで一気に現実に引き戻されてしまい、萎えました。 外国っぽい雰囲気を無理やり出している感じがします。 ・「お酒飲めないのに酒屋は大会に出場せねばならない」という暗黙のルール。 アルハラは特に欧米じゃ…
はやしうか
以前は西洋風のBL作品ってあんまり好みじゃなかったんですが、座裏屋先生の画力にはすっかりやられました! 絵がすごく繊細に描かれていて、特にコヨーテのヴァラヴォルフの姿!毛一本一本が生きているみたい。人間の表情や感情を描くのも大変なのに、動物を描くのはもっと難しい。なのに、ヴァラヴォルフのコヨーテの目を見れば、彼の情緒と気持ちが伝わってくる! ストーリーもだんだん緊迫してきましたね!ヨシ…
ぺしし
エピローグは何度読んでも感動‥。 初めて読んだ時は序盤のマキのアラタに対するあれやこれやに、うぅ〜ん…となるも、ちゃんとしっかり読み返すと全然鬼畜の所業ではなくマキのレンに対する昇華しきれない想い、憤りというより愛していたからこそやり場のない感情や虚しさを抱えて苦しんでいたんだな、と。 ようやく過去の事として受け止め過ごしていたところにレンの遺伝子と記憶を引き継ぐヒューマノイドのアラタを託され…
禁断の愛って、こうも心揺さぶられるんですね。今巻では遂に二人が互いの真の姿を知って、激しくぶつかり合う展開にーーすれ違う想いが、ここまで大きくなるとは…! 確かにすれ違いや誤解に胸が締め付けられるけれど、だからこそ余計に引き込まれてしまうから不思議です(笑)。 お互いに惹かれ合いながらも、ヨシュもリリーも決して「恋愛脳」になることはなく、自分の立場や使命を常に忘れないところが素晴らしい…
元々外国人の設定の作品はほとんど読まないのですが、座裏屋蘭丸先生の作品はあまりにも有名で、周りのBL好きの友人も何度も勧めてくれたので、ついに誘惑に抗えず読み始めました! 世界観が非常にユニークで、キャラクターもそれぞれ特徴的で魅力的です!家系の争いや種族の争いは緊張感を極限まで高めています。特に二人の主人公は、仇敵同士でありながら、互いにあってはならない感情を抱いてしまうのがたまらないんで…
ぱるりろん
「眠り男と恋男」「優しいディナー」「夜を逃げる」「太陽と秘密」「待つ花」「眠り男と恋男 その後」の6編を収録した短編集。 長編ばかり読んでいたので短編集は新鮮でした。それにしてもおしゃれな表紙ですね。レコードのジャケットみたい。 表題作の「眠り男と恋男」がこの中では一番好きな作品です。 主人公のジュードの悩みは、相棒のロイスの奇病のこと。ロイスは睡眠中、無意識のうちに相手かまわずセックス…
スカラー1006
ちるちるBLアワード2019年、1位おめでとうございました。 幼馴染みBL好きなので読みました。ノンケが悩む描写は他のBLでも読んでいるけど、こちらはかなりリアリティがあって心理描写が良いです。 そして、ほだされで良かったですw とにかく画力高め、2人とも色気があるから癒やされるね!
Sakura0904
ページ数が300を超えていたので、アポロとフィーの過去が2人にもっと複雑に絡んできたり、娼館で大きなトラブルが起こって長引いたりするのかなぁと身構えながら読みましたが、ほとんど杞憂で、むしろ今までで一番純度の高い愛が描かれていました。お互い惹かれ合っていることを一途な好意と自覚し、自分のしたいこと、したくないことにただ素直になる。正直な欲求に従って行動する。2人に必要だったのはただこれだけでした…
にゃこし
主人公のマキがレンとの失恋を乗り越え、アラタとの新たな愛の新芽を咲かせる物語。 レンの裏切り行為は許されることではないけれど、アラタが最初に発した「ごめんなさい」はレンの言葉だったとすると、ずっと罪の意識にさいなまれながら報われない片思いをマキで解消するしかなかったレンにも少し同情してしまいます。 それにしてもマキの永久凍土の愛憎を溶解するために、無許可で違法製造されたレンの記憶と容姿…
舞台は自然豊かなリゾート地で会員制の高級娼館。 複雑な過去を抱えるアポロとフィーの切ない話ですが、舞台が舞台なだけに美しい人しか出てきません。まさに眼福です。 今まで手を意識したことがなかったですが、冒頭の手はおしゃべり〜の部分でなるほどなと思いました。 友人ダグラス、オーナー、彫り師との何気ない会話も深い良い話でした。 これからどんな展開になるのか最高に楽しみです。