円陣闇丸さんのレビュー一覧

英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

神と人の世界について思う…

上巻の不穏な終わり方からの下巻。

下巻の見どころは神々の代理戦争、ヘロスマキアです。
具体的にどのような戦いになるのかということがわかり、
代理戦争がどのようなものであるのか、その背景は何なにか、
それぞれの神子の思惑などが明確になりました。
ニキアスがしようとしていたことは何なのか…ということがわかりました。

ヘロスマキアの概要は、神の世界(多分ギリシャ神話の世界観)にも

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英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

決戦のとき。この世界が辿り着く歴史の証人となりましょう

上巻発売から8か月。
ええ、ええ。この時を……下巻発売を今か今かと心待ちにしておりました。

いざ決戦のとき。ついに突入です、神々の代理戦争。
眠気も吹き飛ばす神々の威信をかけたバトルロワイヤルに大興奮です!(=´∀`)人(´∀`=)

敵味方に分かれた神子たちによる世界を変える戦いが始まりました。正義と私怨が入り混じる戦いの行方、世界の行方がどうなっていくのか……良いも悪いも手に汗握…

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愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

恋に落ちたら自分は自分ではなくなっていく

古代ローマ(あくまでその辺りなイメージ)
剣闘士 グラディエーター
魅惑的なタイトルに、円陣先生の美麗な表紙

読みたいなとずっと惹かれていて、ようやく読むことができました。
これまで読んできた英田先生の作品の中で、いちばん安心してあまあまを楽しむことができたかもしれません。
思った以上に糖度高めで、最強の剣士が美人で気位の高い受けを守り抜くという、王道なストーリーも良きです。

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見上げるGlare 小説

コオリ  円陣闇丸 

みんな大好き成長する年下スパダリ攻め

グレア過敏症に悩むワーカホリックsub・八雲と、早熟のdom・星那の現代しょたおにdom/subユニバースBL。

物語開始時点では星那は小学六年生なので、ふたりの年齢差は十一歳の歳の差ラブです。厄介な体質のせいでdomとプレイすることができない八雲ですが、ある日体調を崩して倒れていたところを助けてくれた星那のグレアだけは、心地よく感じられます。最後まで明かされなかったその理由が気になるところ…

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高嶺のSubは擬態する 小説

コオリ  円陣闇丸 

現代dom/subといったらこのお話!

DomとSubにランクがあるという世界観の現代dom/subユニバースBL。

主人公のキョウは高ランクSubの線の細い美人ですが、それを隠してランクは平凡、見た目は強くチャラめに擬態しています。もうひとりの主役であるナギは、真面目なスバダリdomです。本編ではふたりがチャットを通じて出会い、結ばれ、結婚するまでの物語が描かれています。

メンタルが強くはきはきと気持ちのいい性格であるキョ…

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墨と雪 2 下 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

安心感に包まれて、ずっとずっと幸せに…

はあ……もう、レイディをここぞとばかりに甘やかし可愛がる幸せそうな篠口の姿に、やっとやっと救われた…!

あの壮絶で辛すぎる体験をずっとずっと忘れることはできず抱えていきながらも、黒澤の目の届くところで安心感に包まれながら、ずっとずーっと幸せに暮らしてほしい、と、ただそれを願うばかりです( ; ; )

「甘い水」が大好きだったしこれからも大好きなんですが、この「墨と雪」シリーズが読めて…

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墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

1巻に続き、泣いた。。

もう、1巻を読んでから続きを読みたお気持ちが抑えられず、こちらの2巻も朝3時から読みました(途中で寝落ちしたけど…)。

篠口の経験したことが辛すぎて、感情移入してしまってどうにもこの気持ちの持って行き場がない…この週末はこんな気分でずっと過ごすことになりそうです;

あまりにも傷ついた篠口が、本編終盤、黒澤を誘うことで自分を傷つけよう・怖そうとする姿が痛々しくて;
そして性犯罪被害者が…

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墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

泣きながら読んだ。。

かわい先生の新刊『喧騒を抱いて眠れ』がもう神としか言えないほど良くて、既刊のこちら、そういえば読んでなかったな…と思い、購入。

結果、読み出したら止まらなくなり深夜2時半…。
まさか、まさか!『甘い水』で神宮寺の恋敵役だった篠口が、こんな目に遭うなんて( ; ; )

彼が受ける暴行に涙が止まらず、泣きながら読みました。自分の体が痛めつけられたかのように、痛くて辛くてどうしようもない…

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『英雄はアンブロシアを喰む 上』コミコミ特典小冊子「二人の神子」 グッズ

本編理解にとってかなり重要と思われる内容のSS

コミコミさん特典のこちら、読んで思ったのが「これ結構重要な内容だな…?」ってことです。

もちろん本編でも触れられてはいるんですが、この小冊子を読むことで

・ニキアスとカイロスの関係性(原告の息子と被告の息子であること)

・人間だったらそんな↑二人が仲良くなれるはずもないけれど、神と神子の世界ではそのような人間界での常識はないこと

等々、物語の中の重要なファクターとなる部分が…

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英雄はアンブロシアを喰む 上 小説

小綱実波  円陣闇丸 

間違いなく名作

去年12月に発売されてすぐ買っていたのに、厚さに怯んで積読本になっていた、こちら…

どうして発売直後に読まなかったんだー!!と悔やまれますが、今少し時間に余裕のある時にじっくり読めて、逆に良かったのかもしれない。

小綱先生の「背中を預けるには」の大ファンですが、間違いなくそれに並ぶ大作・名作です。文句なし!の「神」。

たった今読み終わったばかりだけど、下巻はよーーーー!!!ってな…

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