円之屋穂積さんのレビュー一覧

社畜リーマン、推しに熱烈オファーされてます 小説

藤崎都  円之屋穂積 

きらきらん

社畜ものは好きだよなと思い、購入。読みやすく安心して読み終われましたが、the王道!と思うお話でしたので萌にしました。王道かもーんな方、セレブな様子や外国舞台がお好きな方でしたらよいのかも。本編240Pほど+あとがき。

小さなデザイン会社で事務職として働いている美雪。会ったこともない父親のせいか、金髪にハシバミ色の瞳ときらんきらん。幼い頃からその容姿のせいで色々あって、家にこもりがち、筋金入…

3

社畜リーマン、推しに熱烈オファーされてます 小説

藤崎都  円之屋穂積 

ハーレクイン的な

読んで1番に思ったこと。

ハーレクインロマンス小説ぽいぞ!!
(表紙も含めて)
ストーリー展開は古典的な印象です。


この作品は現代もの小説ではありますが、"シンデレラストーリー"的なキラキラ感があります。主人公の美雪が、二次創作で書いた小説が有名ハリウッド監督のショーンに見出され、映像化させてくれないかとお願いされるもの。

以下キラキラポイント
・友だちが勝手に投稿した…

4

軍神皇子と翡翠の少年、焔の寵愛 小説

深月ハルカ  円之屋穂積 

王道の良さが生きている

深月さんのお話ってファンタジーものが多い気がしていますが、今作品もファンタジー要素が詰まった1冊。

円之屋さんの描かれた表紙とか、あるいは内容で某国の様だなあ…、なんて思いつつ読み進めましたが、あとがきで深月先生が「中華風ファンタジー」と書かれていて納得。壮大な、広大な、そんなお話です。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





大陸の大国・…

5

祝命のエトランゼ 小説

宮本れん  円之屋穂積 

前作を超える面白さ

前作からゲルヘムの非道さは際立っていたが王がこれなら納得。そんな王に買われたのが名前すらなかった奴隷のユリウス。夜伽を学ぶ為に神官のカルディエムと出会い2人の運命が動き出す。
過酷な運命を辿ってきた2人が出会い、抑圧の中でも心を通わせる姿は切ないけど微笑ましい。純粋無垢なユリウスは可愛く、独占欲を滲ませるカルディエムに男を感じてときめいた。
この出会いをきっかけに大きく話が動いていく様にハラハ…

3

「祝命のエトランゼ」コミコミ特典SS小冊子「蜜愛のエトランゼ」 グッズ

変わる決意と変らぬ想い

本品は『祝命のエトランゼ』の
コミコミスタジオ有償特典小冊子です。

本編幕間、周辺諸国行脚から帰国した2人のお話です。

ユリアスは即後、
ゲルヘム国の革命に力を帰してくれた周辺諸国を
訪れる旅に出ます。

そして全ての予定を終えて
ゲルヘムの港に王族専用の船が着くなり
祝福の花火が上がり、詰めかけた民衆から
いっせいに歓声が上がります。

下船の支度をしていたユリア…

0

祝命のエトランゼ 小説

宮本れん  円之屋穂積 

周辺国をも巻き込む壮大なストーリー

今回は神官を務める龍人と異邦人の奴隷のお話です。

奴隷だった受様が攻様と共に王国の未来を変えるまで。

受様は白い肌に銀髪、赤い目をもつ青年です。

身寄りも名前もないまま奴隷として
様々な人の間を転々としていますが
受様の珍しい容姿に目を付けた奴隷商人によって
ゲルヘム王国へと渡ります。

しかしゲルヘムは浅黒い肌と黒い髪、
先が尖った耳をもつ龍人の国であり
受様は長…

2

「祝命のエトランゼ」コミコミ特典SS小冊子「蜜愛のエトランゼ」 グッズ

聖職者から…

本編の最後でゲルヘム国王となったユリアスと宰相となったカルディエムが、近隣諸国へと御礼とお詫び行脚に出掛けていました。
そして最後にはユリアスの生まれ故郷である島国のサン・ガルディーニャを訪れていました。前王である父のジャミールの罪を詫びて、祖父であるサン・ガルディーニャ王との再会を喜び、亡き母の墓前で手を合わせていました。

どの国も新王であるユリアスに協力的で、友好国としての新たな関係を…

0

祝命のエトランゼ 小説

宮本れん  円之屋穂積 

待ってました!

このシリーズ大好きなんです。レーベルを跨いで広がる世界観にいつもワクワクしながら読んでいます。

今回はいつも敵国として名前が出て来るゲルヘム国が舞台でした。
「金獅子王と運命の花嫁(2)」「アドレアの祝祭 ~聖獣王と幸運の番~」を読んでて、ゲルヘム国をどうにかするしかないんだろうなと思ってはいたんですが、こういう形で決着をつけたのかと感心しました。

カルディエムのどこまでも紳士な振る…

6

祝命のエトランゼ 小説

宮本れん  円之屋穂積 

シリアス、でもシリアス過ぎない。

作家買い。
読み始めて、あれ?これ何かのスピンオフ?と思いましたが、宮本作品の『銀の祝福が降る夜に』、そして『アドレアの祝祭 ~聖獣王と幸運の番~』と同じ世界観のお話でした。前2作はサマミヤさんが絵師さんを担当されていましたが、今作品は円之屋さんがレーターさん。だからでしょうか、読み始めるまで同じシリーズの作品だと全然気づきませんでした。

あとがきで宮本先生が『「祝」の文字をタイトルに入れ…

8

孤独の鷹王と癒しの小鳥 小説

深月ハルカ  円之屋穂積 

金色の目、ピンクの羽の小鳥 

unlimitedで読了。

長い戦乱が終結する最後、父王の弟が謀反を起こす。
捕縛された王弟は獄中死。王弟の嫁(魔女)が国を恨んで呪詛を国にかける。
国民の為に国への呪詛を自分の体で代わりに受けた王の息子。
それ以後、王となった王子は、陽が昇っている間は鷹になり、体の周りに冷気をまとい猛烈に冷える。

王が王城から、鷹になり飛んで北の城に向かう途中、桃色の小鳥と出会う。小鳥は鳥族の…

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