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榎田尤利 奈良千春
aaaiiiai
紀宵と智紀のスピンオフ。 おとなしい大型ワンコとキャンキャンうるさいチワワの切なくも可愛いお話。 受けと攻めの視点が交互に描かれててどっちもの思いがわかる。ニマニマしちゃう。 紀宵は、智紀に一目惚れしてからずーっと可愛くて構いたくて仕方ない。周りの人にも気付かれちゃってるくらいダダ漏れ。 智紀は、17歳の高校生らしく意地っ張りで子どもっぽいとこもあるけど、この一冊の中でめっちゃ成長して…
榎田尤利 草間さかえ
renachi
ネタバレ
好きな人にSM嗜好があると知り、懸命に勉強して性の不一致をどうにかしようとするお話。 残念ながら、攻めの栄田の良さが分からなかった。 大学で講義する宮に一目惚れする栄田。二十歳になっても恋愛経験がなく、一気に宮しか見えなくなる。アプローチは宮にも多少気があったから良かっただけで、全くなければ迷惑そのもの。付き合ってもいないのに付き合い方に不満を漏らす栄田は、勘違いストーカー一歩手前に見えて…
前作で綺麗な終わりを迎えた本シリーズ。今作はちょっとしたおまけのようなお話? バカンスのはずが仕事を請け負う芽吹。交渉人は休めないというか休まない。愉快な仲間たちと兵頭と舎弟たちも加わって、明るく賑やかだった。 今作の芽吹はまるで探偵のよう。いいところで颯爽と兵頭が現れるのはお約束。交渉シーンはあまりなく、屁理屈をしゃべりまくる芽吹が見られなかったのは残念。その代わりでもないだろうが、心理…
前作で圧倒的七五三野推しになってしまい、正直テンションが上がらないまま読み始めた。今作はコメディ要素がいつも以上に強くなり、新キャラ桃子の何でもアリ感に、一体何を読まされているのか?と何度も目がテンになる。とはいえ大団円のラストは気持ち良く、感動もあって良かった。 芽吹と兵頭は順調なようで、エロもなんだかすんなり。だがそれより父と子のような七五三野と芽吹の会話の方が萌えるという困った状態。 …
前作からの続き。シリアス展開が続く中、芽吹を慕う兵頭の舎弟たちだけが妙に現実離れしていて、小さな緩衝材になっていた。舎弟の一人が観察した芽吹の一日に、やりすぎ感があって笑った。善人ヒーローでほのぼのすぎて面白い。 兵頭は相変わらず環側におり、辛い展開が続く。芽吹がピンチに陥り、助ける役割は七五三野のものになっている。 薄々思い始めていたことだが、このシリーズで一番カッコイイのは七五三野なの…
すごいところで終わってしまった四冊目。コメディ要素は薄くなり、芽吹に影を落とす過去がガッツリ語られる。とはいえ暗くシリアスな雰囲気になりすぎることもなく、新キャラの志津がおばか要員として頑張ってくれていた。 シリーズ中ずっと続いていたのは、芽吹が人を信じられないという自己申告。これには最初から違和感があって、心から人を信じられない人間は自分も信用できず、芽吹のように用心深さに欠ける迂闊なこと…
今作は依頼による事件でなく、芽吹が自ら突っ込んでいき、過去がチラ見えするお話。一作のテンポはもちろん、シリーズが進む中での話の進展もスピード感があって引き込まれる。一冊目はシリーズ開幕のご挨拶、二冊目は事件中心、そしてこの三冊目は芽吹というキャラの深掘りだった。 中心となるのは、芽吹が弁護士時代に担当した一人の青年。二冊目でテーマとなっていた、人を信じるか否かという自問自答がまだ続いていて、…
事件ものシリーズのパターンに則り、二冊目は濃い目の事件で一冊まるごと使っている。コメディ要素も強くなり、軽く読めるラノベ感。テンポが良くて面白く、いくつかの決めシーンは画面的に映えそうだと思った。 今作はタイトルにもあるように、人を信じる信じないの精神論を絡めて進む。理想に縋る芽吹は、主人公としてある意味完璧なんだろうと思った。人としてってことでなく、傷のある人間が共感を呼ぶ論理を組み立てて…
人気作ということで、何の前情報も無しに読んでみた。まず仕事が本当に交渉人で、なるほどこういう職業の話か、と。導入から笑いどころが多く投入され、意外にコミカルなので気楽に読めた。 さらっと実演でお仕事紹介があり、すぐに強引な兵頭の登場。話に引き込む力が強く早い。序盤から一気にぐいぐい読まされる感覚で、あっという間に終わってしまった。 読みやすい文章とテンポよく進む展開、分かりやすく魅力的なキ…
榎田尤利 志水ゆき
執着攻めばかり読む崎
ほとんど性行為のない主人と飼い犬だったので、まるで純文学を読んでいる感じで面白かったです。 最後にちょっとエッチがあるだけでストーリー重視の方にはオススメです。 こういうジャンルは新しいなぁと思いました。 受けは愛を知らず、ただ気ままに顔だけで生きてきた受け。 デリヘルを想像して入店したところ、お客様第一号は犬を所望のご主人様。 これが運命の出会い。 受け、犬としての生活がスタ…