英田サキさんのレビュー一覧

ヘブンノウズ 足跡 小説

英田サキ  奈良千春 

渋澤って一体どんな男なんだろう?

待望の第二巻
母親の死を目前にしてしまい言葉が話せくなった歳の離れた弟を、養育するのに疲弊していたレーター志望男子が、売れっ子の作家に見出され、その家に同居することとなったいきさつは、心霊を伴うミステリーや事件も入り、多分恋愛が主軸ではあるけれど、物語の着地点は一体どこにあるのか?一体どういう展開を見せるのか?
大変に期待を持た一巻でしたが、二巻は恋愛方面で一方的な進行はあったものの、まだまだ…

6

DEADLOCK外伝 SIMPLEX 小説

英田サキ  高階佑 

ロブが主役です!

これもほんっと洋画サスペンス劇場並みの面白さがありました~。ただ一冊でまとまってるんで事件はあっさり解決してしましましたが……。

本編でユウトに玉砕したロブの話しですな。この人、ほんっとアメリカのホームドラマにでてきそうだわww
ロブの誕生日にグロテスクな贈り物が送られてきたことで、話しが進んでいきます、そこへボディガードとして名乗り出てきたのがヨシュア。
このヨシュアってのがね~最初全…

5

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

圧巻の作品

ラストでユウトがコルブスに誘拐されたキャンプ場での銃弾戦は映画さながらの緊張感がありましたね。
コルブスの殺人鬼になるまでの過程が切なかった……。
人だけど人でない、そんな自分に唯一人間らしい生活が送れた場所がシェルガー刑務所で、ユウトとディックとの出会いだったんでしょうね。だから最後に刑務所内で使ってた名前を呼んでくれって、死の間際にユウトに懇願したんだと思うと泣けてくる!


この人…

6

DEADLOCK 2 DEADHEAT 小説

英田サキ  高階佑 

スーツ萌え

英田サキさんの文章はいいですね。読者にも好みがあるかと思いますが、私はこの方の表現やら言葉の言い回しやらが好きです。

最後の方で、やっと偶然にもディックに遭遇するもFBIとCIAとではいわば敵。ユウトはディックに避けられて初めて、ディックに特別な感情を持っていると自覚します。それまで刑務所内という場所が場所だっただけに吊り橋効果的に一時的な感情だったのかもしれないとか悩んでたけど、ディックと…

4

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

続きが気になるので大人買いお勧め


これ、全然BLっぽくないんです!!まるでアメリカ映画を見ているかのような感じ?プリズンブレイクみたいな雰囲気??
とにかく、BLにしたってあんまりコミカルチックなBLドリームがあんまり好みじゃない。どちらかというと、こういうハードボイルドなシリアスな方が好き。

英田サキさんの文章は難しくもなく稚拙でもなく読みやすい。
なんというか、描写がワイルドなんです
アメリカンな雰囲気が文章か…

21

DEADLOCK 1 コミック

高階佑  英田サキ 

ショートも楽しい

表紙に一目惚れして買った小説のコミック化。本編の方はまだまだこれからですが、先が楽しみです。しかし、コミック化されるのはDEADLOCKだけでしょうか?やっぱりDEADHEAT、DEADSHOTもコミック化して3部作を高階先生のステキな絵で堪能したいです。
巻末に載っているショート。トーニャのお茶会の後の話です。意外?なものが苦手なディック。可笑しいやら可愛いやらです。
小冊子の応募も忘れない…

3

DEADLOCK 1 コミック

高階佑  英田サキ 

絵がとても美しい!!

私は原作の小説を読んでいて、この作品の大ファンになっていたので、今回の漫画化も迷わず購入しました。相変わらず高階先生の絵はとても綺麗で、惚れ惚れしました(o^^o)
しかも、かなり原作に忠実に描かれているので、原作ファンも十分に楽しめる作品だと思います。

しかし、あれだけのボリュームの小説を漫画にするわけですので、この1冊だけではまだまだ恋愛的な要素は全く描かれてなく、そこが少し物足りなく…

2

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

BLの教科書!?筆力の高さに参った。

今さら、当たり前のことを書くようですが、英田先生、さすがです。
なんというか…正座して読みたいBL本。背筋が伸びるBL本とでも言ったらいいのか。

英田先生、いやBLの中でも一人称語りで始まる作品というのはそう多くないはず。
たしかに一人称語りは書き手としては入りやすいんですが、自爆しやすい。
視点や場面の切り替えが書けず、作品世界の広がりが作りにくい。
ゆえに独自の世界観を構築してい…

7

たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

されど恋

高津戸が嫌いだ。
これが正直な感想でした。

最近、専らユギさん病にかかってしまっている私は兎に角ユギさんを欲していまして。
こちらも例外ではなく読ませて頂きました。

同級生同士のお話。
妻の忘れ形見を大事に育てている倉田と、倉田の義兄を狙って甥の送り迎えをダシにして近付く警察官の高津戸。
元々倉田を好きだった高津戸は、卒業時に倉田を深く傷つける。
それが忘れられず夢にまで見る…

5

たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

振りまわすな・・・

「愛想尽かし」と一緒に購入しました。個人的にはこちらの作品の方が好きです。

面白かったです。
面白かったのですが、高津戸の倉田に対する言動に少しイラッとしました。

彼はかなり倉田を振りまわします。
高津戸の事情や倉田に対する感情がそうさせるのですが、何も知らない倉田にとってはかなり迷惑な話です。

焦れったい展開は好きなのですが、こういう相手を傷つけるような態度をとるのはどうか…

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