Sakura0904
2巻も画力やストーリー展開のエネルギーが衰えることなく、最初から最後までとても読み応えがありました。藤永が新たな挑戦、新たな出会いによって大きく成長を遂げる姿を見れたのも、1巻で演技への自信をなくしていた彼を知っている者として痛快でした。彼のポテンシャルの高さがどんどん花開いていけばいいなと思います。
ケイトは俳優業に本格的に取り組むことになった藤永と会える時間が減ったことや、演技する藤…
「てのひらに恋をする」の意味を知って、なるほどそういうことか!と納得。素敵なタイトルだなぁ。聾者であるケイトが伝わり合うまで諦めない聴者の藤永に出会って良かったというだけではなく、役者志望で演技表現に悩んでいた藤永も、ケイトに出会ったことで本当にやりたいことの焦点が定まり、表現することへの自信がついたり新しい世界が広がったりして、お互いにまったく対等に相手にいい影響を与え合っている関係性がこの2…