芦原モカさんのレビュー一覧

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

最後のエピソードがすごく良かった

初読み作家さん。溺愛ものでキャラやBL部分は刺さらなかったが、パズルが綺麗にはまっていくような構成が気持ちよく、一気に読めた。最後のエピソードは心が温まるようでじんわり泣けて、ものすごく良かった。

我儘王子の身代わりに仕立てられたシェインと、鼻が利きすぎる狼獣人ランスのお話。理性による制御が利かない耳やしっぽの描写が面白い。ランスが喜びでしっぽをブンブン振りまくるところが特に萌えポイントなん…

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

朴念仁 vs 奥手


人を遠ざける王弟がその特性のおかげで声の出ない偽王子と縁を繋ぐ

友好のために隣国の王弟・レンフォード(攻め)に嫁ぐことになった末王子の身代わりに隣国に送り込まれてしまった公爵領の使用人シェイン(受け)。
喋ることができないシェインは怯え泣くことしかできません。
嗅覚の鋭いレンフォードはその匂いによってシェインが偽物であることを看破し、国家間の争いを避けるため、この事態を画策したのがど…

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異世界でエルフと子育てしています 小説

小中大豆  芦原モカ 

タイトルの通り異世界もの

突然悲惨な状況からスタートする異世界系。
クライマックスもちょっとグロい。
ここまで異世界の作り込まれて、現世の職業も生かされつつ、受けちゃんがどうやって幸せになるのか見守ってほしいです。
攻めのエルフがずっと紳士で性欲なさそうな高潔ぽい人なのに、おせっせの時に急に雄み出すのずるい。
子どもは、エルフが引き取ったワケあり児。攻めの子どもでも、受けの子どもでもないです。3人の無邪気なお子様た…

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強くてキュートな王妃(⌒‐⌒)

本編終了後、出産をおえた王妃とシェインがはじめて対面するお話。

出産祝いにシェインお手製の産着を持参してランスと訪れると、チビッ子達が興味津々に顔を出す。
11人の子沢山なんですもの。
そりゃー賑やかですよね。
猫獣人の王様と違って、ビシッと躾も抜かりない王妃。
義弟のお嫁さん、とシェインにもとっても好意的。

お手製の産着を見て、感激して抱きつこうとした王妃に気付き、さっとシェ…

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

可愛いBLファンタジー

心が洗われる、グリム童話調のファンタジー。読んで疲れない素直な展開。

菫色の瞳の黒猫獣人シェインは、母に嫌われまいとして声を失ってしまう。
ネグレクトしていた母が失踪した後、面倒を見てくれた先は良い人ばかり。
小さな幸せを得たシェイン。
ある日、わがままで性悪な黒猫黒瞳の猫王子の企みに利用されて、シェインは拉致され、王子の身代わりの花嫁に仕立てられる。
でもそれは、正直者のシェインに…

3

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

ラストまで萌えました(*´ω`*)

初読みの作家さま。
高評価に惹かれて購入させて頂きました。
めっちゃ好きでした(*´∀`)


受け様は猫獣人のシェイン。
親に捨てられ行き倒れていたのを公爵家の管財人マクレガンに拾われ、今では公爵家の下働きとして働く日々。
声を出すことができないけれど、優しい仕事仲間達と穏やかに暮らしていた。

ところが、猫獣国末王子シェインによって狼獣国へと嫁ぐ末王子の身代わりに仕立てあげら…

7

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幸せ!

BLを読んでると孤独な主人公にお相手とその家族が増えてあたたかい気持ちになります。

こちらもシェインとランフォードが王妃の第11子のお披露目と顔合わせに行ったところです。

いい王妃ですね。姉弟とか家族とか。いいなあ。
シェインが実は縫い物が得意だったり。

しかも王妃の感謝のハグを阻止するランフォード。
姉弟でも女性でも王妃でもダメなんですね!

新婚さんで使用人には遠慮し…

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

溺愛殿下と正直妻

泣けました〜!
公爵邸の下働きの声が出せない黒猫の獣人シェイン。管財人に拾われ命を救われ、職場の仲間にあたたかく世話を焼かれ。幸せに暮らしていたら…。

第5王子は最後まで救いがないですね。まさか最後になってもあんなことをしでかすとは。

銀色の狼獣人ランフォード。隣国の王弟でありながら優秀な国一番の騎士として活躍し。しかし嗅覚が鋭敏ゆえに人を遠ざけるしかなくて…。

この二人が出会…

8

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

読後感、最高。

初読み作家さんでしたが、すごく良かった!

男前スパダリ攻め×不憫健気受けの王道の組み合わせなんだけど、ちょいちょい設定とかキャラの味付けが良くてめちゃ萌えました。
具体的に言うと、匂いで感情まで読み取れてしまう攻めのランフォードと、声がでない受けのシェインってところ。

ランフォードにとって鼻が効きすぎる事は、ただただ煩わしいだけだったんですね。
人が嘘を吐くたびに濁る空気も感知しち…

9

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こちらも良かったです

本編では話には登場するけれど、11番目の子供を妊娠中という事でまだ会っていなかった王妃とのお話でした。
ランフォードの兄のウェロン王が出産後に会って欲しいと言っていたので、シェインは緊張しながら自作の産着を持ってランフォードと面会に臨むのです。

この王妃が傑物で肝っ玉母さんなんですよ。子供たちを叱る姿に初めは唖然としてるシェインなんですが、彼女のあたたかさに触れて打ち解けるんです。

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