yohaさんのレビュー一覧

さよなら恋人、またきて友だち コミック

yoha 

本当に恐ろしいオメガバース

有名作なのにまだ読んでいなかった作品のひとつでした。
続刊発売を機にまとめて購入。
今ではオメガバースと言えば、作家さまによって様々な組み合わせや設定が新たに生まれたりと、常に進化をし続けている生きたシチュエーションというイメージがありますね。
こちらの作品はオメガバースプロジェクト1から連載されていたとの事で、日本におけるオメガバースという設定の初期を築いた作品のひとつなのではないでしょう…

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さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~ 2 コミック

yoha 

過去編

前巻で鳴海の弟が駆け落ちをした所まで判明していたので、一気に解決まで行くのかなと思っていました。前巻に比べて薄いのが気になっていたら、ユキと鳴海の過去編でした。

ユキがカナエのヒートに当てられて襲ってしまった事を、父親に言い出せないままにカナエの妊娠が判明しました。

カナエが中絶を決めた事にユキはショックを受けます。それはユキの母親がカナエを産んだ時の話をしてくれた事が、ずっとユキの頭…

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さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~ コミック

yoha 

ハルは見つかるのか

「ロストチャイルド」で何故ユキが乱行パーティーを仕切っていたのかという謎が解けました。

鳴海の攫われたオメガの弟のハルを捜す為に、人身売買を仕切っていた男の元にオメガと偽って潜入してたんです。カナエには堕胎したと偽ってルカを育てる為に協力したのが鳴海でした。その代わりにユキが鳴海を助けると誓っていたからです。鳴海はルカの為にユキにもう弟の件には関わらないで欲しいと言うのですが、ユキは鳴海の為…

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さよなら恋人、またきて友だち 〜ロスト・チャイルド〜 コミック

yoha 

泣きました

オウギがカナエと同じ匂いがするベータと遭遇した事により、カナエが隠している秘密とカナエからフェロモンが消えた原因を突き止める事になります。

それがとても痛々しい事実に突き当たるんです。でもオウギは何も知らないより、カナエの秘密を知れて良かった思うのです。

ルカがもう一生カナエに会えなくなってしまった事に悲しむユキと、カナエをルカから奪った事に苦しむオウギが切ないです。

明かりの付…

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さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~ 2 コミック

yoha 

悲しみと不幸は伝播する。プリズムの様に刻々と変化する側面。

ああ、私は勘違いしていたのだ。前作を「ルカによる福音書」だと勝手にひとりごち、本作がユキの贖罪の物語だと思い込んでいた。
物語はそんな単純なものでは無い。思えば、絶対的な善という価値観がこの物語には無い。事の発端の物語にしても。オウギは愛するカナエの為に友達にクスリを使ったり、強姦をしたり。結構な罪を犯している。
オウギは男前で優秀な男だけれども、恋の為にはなんだってやってのけるという恐ろしい…

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さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~ 2 コミック

yoha 

「ユキ」という人物について

作家買い。
『さよなら恋人 またきて友だち』→『さよなら恋人 またきて友だち〜ロスト・チャイルド〜』→『さよなら恋人 またきて友だち-宮内ユキについて-』に続くシリーズ4作目。

『さよなら恋人 またきて友だち』の受け・カナエの兄のユキのターンの2作目にあたります。シリーズものなので前作未読だと理解できません。未読の方は1作目から読まれることをお勧めします。

シリーズ4作目ですが、今作…

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さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~ 2 コミック

yoha 

まさかの過去回想でまるまる一冊w

ユキの周囲の人物に関する過去のおはなしでした。

作者さんもあとがきに書いていましたが、
「まさか過去回想で一冊使うハメになるとは思わなかったよね...」

いやそれだけ重厚な物語なんだよなーということで私は満足です。

そして今回過去がたくさん描かれた分、
次は現在に戻ってストーリーが進むんだろうなと思うと、
不穏な空気もあるんだろうなと感じつつ、ワクワクします。

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青い春を売る教室 コミック

yoha 

エグい、グロい、苛虐、非道。


内容は、エグ・グロ・苛虐・非道、
ヒドイものがたりです。
精神的にはおすすめできないです。



一番重要なのは、
表紙絵詐欺(ひょうしえサギ)
であることです。

表紙からして青春系なのですが、
これは表紙が内容にそぐわないです。

道徳的にも倫理的にもおすすめできないので、
読むべきではないと思います。



エグい・ヒドイ・苛虐系のものを
進ん…

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西の砦に移動になった 魔術騎士の番い 小説

むぎごはん  yoha 

自分の歳を感じてガックリ来ました。

新しいレーベル『ルビー文庫:D』を読んでみようと思い手に取りました。
この本を選んだのは、試し読みをしたら、非常に読みやすくて親切な文体だと感じたからです。
あと、何と言っても『若さ』を感じたんですよ。
登場人物だけではなく、お話自体が一生懸命で優しい。
とことん悪い奴は出てこないし(小悪党はいるけど)激しい事件も起きません。
自分の居場所を探して戸惑いながらも手探りで頑張っていく『あの…

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青い春を売る教室 コミック

yoha 

お話には惹き込まれますが

全校生徒8人の今年度で廃校が決まった田舎の高校が、存続の為に学校で売春を行うお話。
オムニバス形式で3年生4人のお話が収録されています。

本幹の設定的に勿論明るい話では無いですが、絵の深さとストーリーの展開や彼らの心情でかなり惹き込まれました。
雰囲気的には『さよなら恋人』シリーズと近いのであの重さが好きな方にはいいかもしれません♪

しかし、当初の目的達成までは描かれていないので大…

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