みつこさんのレビュー一覧

1095日の花束 コミック

みつこ 

大人のすれ違いラブ。しっとりとした感じが良かった。

たんたんと感情の揺れ動きだけで話が進むのって難しいと思うのに上手に読ませるなって思いました。
全体的にストーリーにあえて起伏が激しくないところが、大人のしっとりとした感じが出ていて良かったです。

途中、心の台詞で

「何考えてるかわからないし、好きとか全然言ってくれないし、理想とは全然違ったけれど」

という部分がすごくささりました。そして

「遥が好きで、ずっと一緒にいたくて…

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先生さよなら、また明日 コミック

みつこ 

ラストは好みが分かれると思います

" ビッチが恋におちたのは、中学生。"
大学生のお相手中学生!?大丈夫なの?と思いながら読み始めました。

破天荒、教育実習生でモラルもなにもなく、立場と真逆な言動、というのがおもしろいです。

表面を取り繕いつつ、ひたすら、かわいい中学生、成田くんに気に入られようとがんばる姿が、ゲスく、それがいっそすがすがしくて楽しいです。
ゲイバーで繰り広げる、下卑た話の数々も…

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1095日の花束 コミック

みつこ 

すごくリアルなBL。クライマックスで目頭が熱くなりました

個人的に「夢のつづきをおしえて」が神作だったんですが、本作は試し読みの時点で
「うわぁ…受けの性格超絶めんどくせぇ…発想や感覚があまりにも女性すぎる。無理」
と思ったので、多分読まないな…と思ってたんです。
でも意外とすごく評判が良いのでポチリ(意思よわッ!w

結局「君ら、感情表現下手スギィ!」問題だったんですが、バラのシーンでまんまとやられましたね…素晴らしかった。
目頭が熱くな…

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ワンサイドインルーム コミック

みつこ 

両片思いが成就するまでがとっっっても丁寧に描かれている名作

みつこ先生の『先生さよなら、また明日』で感動ひてファンになり、今作も楽しみに拝読しました。
ひとつひとつの線が繊細に丁寧に描かれています。優しさやあたたかさが感じられます。
受けの岡くんがとてもネガティブで、佐伯から向けられている愛情に全く気付かず、否定して、今ある関係を壊さないようにただひたすら受け身でいる態度ややりとりの描き方がとても上手くて引き込まれました。
切ないすれ違いで心がキュー…

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1095日の花束 コミック

みつこ 

No Title

二人のすれ違いというか、攻・遥の愛情表現の下手さも、受・晃成の意地っ張りさももどかしい。
でもそれがリアルな恋愛かなと思います。
傍から見たら、序盤で記念日に遥が早い時間に帰宅したことも、ケーキが冷蔵庫に入っていたことも、遥はちゃんと記念日を覚えていて祝おうとしているってすぐわかるんですけど、でもそれが当事者の晃成の立場になると、わからないんですよね。

ここから先完全にネタバレですが、幼…

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1095日の花束 コミック

みつこ 

泣かされた

みつこさんの作品、初めて買ったのですが泣いたって言うか泣かされた。。
大人同士だから言えない事、素直になれない所、言葉に出来ない葛藤が読んでてもどかしいけどお互い好きって気持ちはずっと変わってなくて不器用な2人が愛おしい!
自分に言い訳しながらも遥君に会いに行く晃成さんの行動力のおかけで遥君の事情を聞けたり、本音で話せたり終盤に向けてのストーリーが最高過ぎます!
遥君と晃成さんの今後を覗き見…

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1095日の花束 コミック

みつこ 

こじらせ純愛

こじらせ、すれ違いを描いたらみつこ先生の右に出るものはいないのでは?
と勝手に思っている近頃。

毎度苦しくて、もどかしくて、叫びだしたくて、
それでも読むのを止められないのです。

本作で描かれるのも例に漏れず、恋人たちのこじらせ愛。

会社員の晃成はノンケの恋人・遥と付き合って3年。
ロマンチストの晃成は「記念日には花束が欲しい」と期待するもそっけなく…。

遥の冷めた態…

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1095日の花束 コミック

みつこ 

ずっと一緒にいる恋人同志のすれ違いがリアルで素晴らしい作品!

みつこ先生、既刊作品が大好きで、今作も楽しみでした。
交際3年、同棲1年の恋人同志のすれ違いがリアルに描かれていて、序盤から引き込まれました。
みつこ先生の繊細な線で、辛い気持ちをぐっと我慢する表情や悲しみにあふれる瞳など独特な美しさを感じました。
全てのコマが丁寧に丁寧に描かれているので晃成と遥
それぞれの想いがぐっとせまってきて、とても切なくなり、最後どのようなカタチで最終話を終えるの…

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1095日の花束 コミック

みつこ 

こういう話は大好物です

みつこ先生の作品は「卑怯者だと笑ってくれ」が読んだのが初めてなんですが、繊細なタッチの絵と丁寧な心理描写がとても秀逸な作家さまだと思ってます。今回も試し読みで一気に引き込まれて紙で購入しました。

夢みがちなゲイの晃成のキャラがいじらしくて、遥のちょっとした態度に傷付いて意地をはる様子に凄く萌えました。また無表情で愛想の無い遥ですが、ちょっとした台詞や目線に決して晃成への気持ちが冷めてないのが…

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1095日の花束 コミック

みつこ 

よく言えば、「態度で示す」 という感じ。


初めての記念日を楽しみにしていたけど、相手が同じ熱量じゃないことを知って、恥ずかしい悔しい悲しいとの気持ちになり、つい強がってしまう
というのはとてもリアルだと思いました。

その強がりのせいで自分も相手も祝えない状態になってるんだろうな、ここからどう巻き返すのかな?と思っていたら、晃成が別れを切り出したので、おぉ~(更にここから(遥は)どう巻き返すのだろう)!!と惹きつけられました。

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