小宮山ゆきさんのレビュー一覧

いとしのテディベア 小説

小宮山ゆき  三田織 

ふくよかノンケくんの葛藤

こういうBLを久しぶりに読んだ。男同士で付き合ってはみたものの、ノンケゆえに片方(攻め)が性的な触れ合いに違和感を覚えて別れ、悩んだ末に復縁し、恋人としてハピエンを迎えるお話。攻めの体形が最後までふくよかなのも見どころかな。

小さな勘違いを経て友人になった司と十和田。両方ノンケな設定だが司は十和田に惚れられたと誤解する。きっぱり断り、誤解が解けてから友情が始まるわけだけど、今度は司が本気で十…

0

小説花丸 不思議な彼氏~指先からこんにちは~遠恋編 小説

小宮山ゆき  ジョゼ 

“手の幽霊”との、その後のお話

「出会い編」に続くこちら、遠恋編です。

元々ジョゼ先生のコミックを探していてたまたま見つけた小説だったのですが(挿絵は残念ながらなし、表紙のみ;)出会い編同様、切なくて胸がきゅーっとする内容でした。

ただ!
やっぱり元々の”手”の幽霊姿での愛らしい仕草に最大限に萌えていたので、
人間姿になってしまってちょっと残念だったかな、、

遠距離恋愛、自分はしたことないけれど。
ちょっ…

0

小説花丸 不思議な彼氏~指先からこんにちは~出会い編 小説

小宮山ゆき  ジョゼ 

”手”だけの幽霊・健気一途な世話焼き攻めが可愛すぎる!

ジョゼ先生の漫画を探していて、たまたま出会ったこちらの小説作品。
ジョゼ先生挿絵(表紙のみ)で、「手の幽霊」という設定になんとも興味を惹かれ、
読んでみました。

…いやーめっちゃくちゃ!!!萌えた!!!面白かったー!

普段は男前な攻めが大大大好きなんですが、手の姿しか出てこないこちらの「手」
あらため「リョウ(両手の幽霊だから)」くんの行動が可愛すぎて可愛すぎて、
読みながら何…

0

不器用な恋のあらすじ 小説

小宮山ゆき  小椋ムク 

受けが天然健気で最高。

お初作家さんだったんですが、読みやすくてあっという間に読んでしまいました。
いやぁ、こう言う作品に出会えるので、bl小説を読み漁るのやめられないなぁ…!

受けの優人は天然系です。ただ、自分のことは天然だと気づいていない、しかもなんとかしようと努力する健気系天然君で、これが私のどストライクでした。
攻めもいいですね。すぐに手を出すことなく、優人の無防備な姿に理性で抗い葛藤する様子はかなり萌…

1

シャレード文庫番外編SS集5(表題作 「『里山ほっこり恋愛日和~銀狐とこじらせ花嫁~』番外編」) 小説

安曇ひかる  小宮山ゆき 

毎日幸せ!

ひたすらイチャイチャでした!

銀黎の熱い暑い大きな愛情にごちそうさまです。

紫央と銀黎とハムたちの幸せそうな暮らしぶりにほっこりします。

帝こんぶをちゅうちゅう食べてる紫央に悶絶し、ハムたちの口元の白い粉をペロペロしてあげる紫央に我慢ならん!ペロペロしていいのは俺だけだ!と乱入する銀黎でした。
ハムたちも相変わらず可愛くて紫央ラブでたまりません。

次は敬語攻め?嫌がる紫央…

0

不慣れな恋のゆくえ 小説

小宮山ゆき  斧田藤也 

あたしはこの受けさんが苦手だ

ぴれーね様(勝手に名前を出しちゃってすみません)を「うんうん、そうなのよ」と読ませていただきました。
そうなんです。
私もこのお話の出版社あらすじにある『タチ×タチ』とか『飲み友達という関係に落ち着き』とか『幸せ絶頂なはずの耀司もなぜか浮かない表情でバーに現れ』とかを読んで「いゃぁ~ん、これ、絶対好きなヤツじゃん」と購入したんですね。
それがねー、なんか読んでいる途中でムカムカしてきちゃって…

2

不慣れな恋のゆくえ 小説

小宮山ゆき  斧田藤也 

お前がケツを差し出せよ!!!

あらすじにある通り、ゲイバーを舞台にした不器用な男達の恋模様って感じのお話です。

タチ専のゲイである雅貴。
馴染みのゲイバーの常連で友達でもある耀司に、いつしか恋をしてしまったんですね。
しかし、惚れっぽい耀司はいつも惚れた振られたの騒動を巻き起こし、同じ抱く側である自分には望みが無いと飲み友達としての立場に殉ずる日々。
そんな中、耀司からノンケに惚れたと打ち明けられますが、今度はどう…

8

シャレード文庫番外編SS集5(表題作 「『里山ほっこり恋愛日和~銀狐とこじらせ花嫁~』番外編」) 小説

安曇ひかる  小宮山ゆき 

福袋みたいで嬉しい、お得な詰め合わせでした

シャレード文庫の番外編SS集です。

安曇ひかるさん『里山ほっこり恋愛日和~銀狐とこじらせ花嫁~』の店舗限定特典SSを3本。

あと、小宮山ゆきさん『おススメの恋、お持ちしました。』の番外編SSを書き下ろしで1本と言う内容になっています。

要はSSの詰め合わせのワケですが、今回は両作品とも個人的に好きな為、なんかお得な福袋みたいで嬉しかったりします。
こう、どのSSも、イチャついて…

1

ふめくりすとの恋 小説

小宮山ゆき  陸裕千景子 

天才ピアニスト×音大生の恋

新刊が良かったので、既刊も読んでみよう〜とチェックしたら「ふめくりすとの恋」なんてのが目に入ってきたので、読んでみることにしました。
譜めくりすとって、演奏会でピアニストのそばに座ってページが来たら楽譜をめくる黒子みたいなあれです。

音大生の史樹は新進気鋭のピアニストである黒田のファン。
客員教授となった黒田の講義を受けたところ、ズバズバ批判するわ、俺様だわで幻滅。
おまけに、気難しい…

4

おススメの恋、お持ちしました。 小説

小宮山ゆき  小椋ムク 

作風としては地味なんだけど、なかなかの良作でした。

思ったより飯テロ系ではなかったけど、ノンケに恋しちゃったゲイの気持ちが丁寧に描かれていて良かったです。
あ、受けがチーズを扱う会社勤務ということで、確実にチーズが食べたくなるのでチーズ用意してから読みましょう〜。

ノンケに片思いするゲイのお話なら、ここは外してほしくない、ここはしっかりと書いて欲しいと思うポイントってあると思うんですね。

例えば私の場合、過去の経験から臆病になってしま…

4
PAGE TOP