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kurinn
ネタバレ
アンリとバルドーは初めてのお茶会にオッドと彼の眷属の鴉のカロを招待しました。 カロの椅子も用意しましたが、やはりオッドの肩が居心地が良いようです。 お茶会に呼ばれたのが自分たちが初めての客だと言う事、またこれからもちょくちょく来て下さいと言うアンリの言葉にオッドは満更でも無いようです。 オッドの手から焼き菓子を突いているカロを見ていたバルドーは、ふいに動物変化の逆は出来ないのかと…
安西リカ ユキムラ
魔術師のアンリと騎士のバルドーが王妃さまの病を治すために、隣国の外れに住んでいる人嫌いの大魔術師オッドに逢いに行き、無事に王妃さまの病も快癒して2人が伴侶となるまでの表題作。 晴れて王国公認となった2人がアンリの家とバルドーが育った乳児院のある町に行き院長に挨拶をしに行きます。その時にバルドーの両親と名乗る者が現れたと聞きます。そしてその人物にバルドーが拐われて、アンリが雲を集め雷まで操って…
ことり小鳥
かわいくて甘くて優しい、癒し系ファンタジー。 安西さんといえば、普通の男性(だいたいサラリーマン)の日常BLのイメージなので、 ファンタジー?!って意外でした。 でもオメガバースもあるし、超シリアスなサスペンス系?(バースデー)もあるし、 そういえば割と幅広く書かれてますね。 アンリは魔術師としてポテンシャルはあるものの、子供ぽくてやる気イマイチ。 それが、王妃様を救う旅を通して愛…
ぷれぱーる
これは、ファンタジー作品としての面白さを満たしているのでしょうか? 若い魔術師・アンリと国一番の騎士・バルドー。 二人は病に苦しむ王妃を救うため、森に住む強力な魔術師・オッドに会うべく旅をする話です。 道中も熊が出たくらいで、大した事は起きません。 旅を通して互いを想い合うようになるものの、心理描写やエピソードが薄いと感じてしまいました。 オッドとの対峙も、「神の加護」という曖昧な力…
ぴれーね
こちら、安西先生初のハイファンタジーで、タイトルや表紙から受ける印象通りの可愛くて優しいお話。 国一番の騎士と、強大な力を持つものののんびり箱入りな魔術師が、共に旅をして西方の黒い森を目指す・・・と言ったお話になります。 えーと、まるでディズニーのおとぎ話みたいな雰囲気なんですけど、上手く伝わりますかね? 若干、展開に都合良さや唐突感なんかを覚える部分もあるんですけど、安西先生の持ち味が…
安西リカ おおや和美
yrn
美人の年上受けという私の好みドンピシャで期待値高めで読み始めましたが、さすが安西先生、デビュー文庫にもかかわらずよかったです。 この作品は程よく甘くて温かくて読んでいてすごく穏やかで幸せな気持ちになれます。私はもっと主人公の過去が悲惨な話も好きなので、こういう類のお話って物足りなさを感じたりもするのですが、この作品は大きな事件は起きないけれど、不思議と物足りなさは感じなかったです。 平…
安西リカ 木下けい子
うん、これはすごく幸せなお話ですね。 高校生から付き合って10年の志方と穂木。 仕事で悩んで、相手の気持ちが分からなくて悩んで……ありがちな日常BL。 だけど、お互いに初めて付き合った人で、初めてHした人で、初めて同棲を決めた人で。 しかも、志方はノンケって。これ奇跡でしょ。 その奇跡を日常に溶け込ませていて、でも、その事に甘えてるわけでもない。 二人が絶妙なバランスで関係を保って…
安西リカ みずかねりょう
重いけど、透の過去の中でも1番重い部分(三希が出ていた?)は透や遼一視点で語られるので、そこまで生々しい重さはないです。だからそこまでビビらないで読んでください。言うて重いけど。 作品の面白さはみなさんが語ってくださってるので、私はいかに遼一と三希が素晴らしいかを書きます。 元々美人&年上受けが大好きな私ですが、三希は好みどどどストライク。 強くて美しくてミステリアス。で…
あさだ2枚
続刊です。あとがきの「これだけでも読める」に偽りはないですが、1巻のあのピークがやっぱりピークだったな。ただ、良い意味で平凡に付き合う2人にそう何度もピークが訪れては困る。 穂木の両親の考え方は穏やかでいいですね。いいとかばかりでもないんだろうなとは思うけど、穂木が育つ家庭たる説得力がありました。 穂木は寡黙な男に弱い…私も弱い笑 そんな言葉少なな志方が口を開けば「俺も、子供を産めな…
2巻ある作品と知って読んだので、最初からピークがきたことにびっくりしました。え?もうその展開やっちゃうの?っていう。結果1冊楽しめましたが(でもやっぱり感情の高まりはそのシーン)、2巻はまだ読んでいないので、これ以上があるのだろうか。 ◾︎志方(銀行マン)×穂木(編集) "そのシーン"はもちろん別れを切り出してから、再会して、すれ違いがあったと気づくところです!別れを切…