安西リカさんのレビュー一覧

「恋になるには遅すぎる」協力書店特典ペーパー グッズ

目の付け所が・・・

本品は『恋になるには遅すぎる』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、和真が残業で遅くなった夜のお話です。

月末恒例の残業だった和真の帰宅は
日付が変わるギリギリで家の中は静まり返っていました。

遅くなることは那由多に伝えていたので
静かに玄関を閉めた和真ですが那由多の部屋から
灯りが漏れているのが見えます。

軽くノックしても応答はなくために
寝落ちしているのかと予…

5

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

居心地の良い関係と秘めた想い

今回は同級生同士の会社員とパタンナーのお話です。

お互いを意識しつつも現状維持を保ち続けた2人の恋の顛末と
恋人同士になってからの続編短編を収録。

攻様は入社7年目の会社員で
小学校からの同級生である受様と同居しています。

2人の出会いは小3で
攻様は責任感が強くて几帳面で学級委員だった事から
転校生の受様のお世話係を任されました。

受様はとても自由奔放でマイペース…

2

「恋になるには遅すぎる」協力書店特典ペーパー グッズ

笑ったwww

ヘッドホン付けてエッチな動画を見る時は部屋の鍵を閉めるか、背後に注意するのは鉄則ですよね。

那由多が謎理論から洋物のゲイビをこっそり観ていたのを、帰宅した和真が見つけてびっくりしたお話でした。

身体が固いの気にしてたんですね。www
それにしても外国人が身体固そうだとかって偏見ですよ。www

しかも優男×髭男ってチョイスがマニアック過ぎるし。予想に反して髭男の身体が柔らかいのに…

3

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

こんな関係好きだ

長い長い両片思いのお話でした。お互いが大事過ぎて関係が壊れないように、一歩を踏み出そうとも思わない2人がとても焦ったくて最高に萌えます。

それぞれに彼女がいた事はあるけれど、何故か片方に彼女が出来ると残りの方にも彼女が出来て、片方が別れるとまもなく残りの片方も別れるのです。そんな事を繰り返して来た2人…。

だからことある事に和真の姉に付き合ってるのかと聞かれては2人は否定して来ました。…

3

「恋になるには遅すぎる」協力書店特典ペーパー グッズ

柔軟性!

これは面白かった!
残業から帰ってきた和真が、那由多の部屋で見た光景とは……と、いうお話。

デービットの名前を連呼する那由多。
誰だよ(笑)
私もデービット見てみたくなったわ。

身体の固い那由多の悩みも分かるけど、アクロバットはいらないと思う。
和真はいつも通りの那由多にガッツガツだもんね。
那由多のマイペースさと、和真のムッツリ具合が面白いSSでした。

この二人には…

4

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

雨が降らなくてもいい

『子育て』特集で書かれた作品だそうです。
知り合って20年の両片思いの友人二人が、甥っ子を預かった事を機に膠着状態を抜け出す……と、いうお話。

この関係が壊れてしまうなら、ずっとこのままでいいと思っている二人。
真面目で硬派な和真と美人なのに天然の那由多は、一見すると相性が悪そうに思えました。
それでも二人でいることが当たり前で、離れることなんて考えられないほどピッタリくる相手なんです…

6

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

ウッカリ一線を越えるor越えない

攻めと受け、
視点が交互に描かれるお話がとても好きです…!
(小説だと特に!心理面の理解が深まる気がする)

出会って20年、同居して5年。
当たり前のようにずっと一緒にいる彼等ですが、
その内面は…というと色々抱えているものがある。

なんとなく気持ちは一緒なんじゃないか?とふんわり意識しながら、
今の関係を崩さないようギリギリの線で留まる描写にめちゃくちゃ萌えました…!

6

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

王道の設定でありながら、斬新。

安西さんは甘々な作品とドシリアスな作品、両方書かれる作家さまですが、今作品は甘々系。佐倉さんの描かれた優しい表紙と相まって、より一層優しくって甘々な世界観を持つ1冊でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




29歳の和馬と那由多は、小学生の時からの親友。
中学、高校、そして大学を卒業して和馬はリーマン、那由多はパタンナーとして働いているがその関係はずっと変わることな…

7

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

読みやすくてロマンチックで面白い

読み始めでもう好きだろうな、面白いだろうなと確信が持てて、やっぱり好きで面白い作品でした。

奇跡の連続で恋愛関係に戻った2人ですが、どうしようもならない現実があるなら、これぐらい偶然の連続があっても良いのかもな、と自分のロマンチック脳が全肯定してくれてます。

学生がイヤホンを分け合うシーンのエモさは良く感じますけど、それを別れて大人になって、(まだ)付き合ってない2人で実行する照れ臭さ…

5

ビューティフル・ガーデン 小説

安西リカ  夏乃あゆみ 

恋愛関係における「折り合いを付ける」とは

興味を惹かれる要素が何も無いにも関わらず、ぐいぐい読ませてくれるこの文章の魅力は何なんだろう?と毎度思う安西さん。もうあらすじも確認せず作家買い、おかげで表紙を見て双子の話かと思っていた。

受けの倫は自分ルールにこだわりすぎだが、理由付けがしっかりされているためスムーズに読める。攻めの伊東はあっさり落ちすぎてちょっと笑った。
外的要因でなく、一冊丸々二人の内面的な折り合いを付けるための話だ…

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