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安西リカ ミドリノエバ
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ネタバレ
関連作を読まずにいきなりこっちを読みました。 安西先生もオメガバースを書いていらしたんですね。 バース性に振り回され性を嫌うオメガの千里とアルファの黒江。アルファがアルファであることを嫌がるのは珍しいですね。 千里の片想いと黒江との親交。千里には黒江といるのがとっても居心地よくて。 色々ありましたが、性を超えて感情だけで好きだと感じられて。結ばれて良かったです。 黒江が可哀想…
安西リカ 尾賀トモ
フランク
ぴれーねさんも書いていらっしゃいますが、私も「何度でもリフレイン」が大、大、大〜好きでして、それと同じ香りのするこちらの作品の電子化を、前のめり気味で待ってました。 「恋をしていたころ」というタイトルだけでなんか泣きたくなっちゃうというか、もうこれは神でしかないでしょ!!と鼻息荒く読み始めたのだけど、心が大きく揺り動かされることなく終わってしまった……。 どーしたの、自分。 なんでさ…
安西リカ yoco
ほほん
序盤から一気に物語に引き込まれて、終盤でごっそり心を持ってかれました。 以下ネタバレありなのでご注意を 物語の後半、王都祭礼の時に大火傷を負ったアシュが徐々に死へと向かっていくシーンでは、好ましい状況ではないにもかかわらず、アシュとサージの間に流れる優しく穏やかな時間に、2人は幸せなんだなぁと嬉しくもあり、悲しくもあり。アシュに迫る死を自然に受け入れ、自身も当然のように後を追うつもりで…
安西リカ 佐倉ハイジ
よしぴす
この2人は別に甥っ子を預からなくてもずっと2人でいたのではなかろうか? 遅かれ早かれ恋人になったと思うんだよ。 甥っ子は良い子だけどね。 母親がどうにもこうにもウザい。 迎えに来て置いていくとか、アホか? こういう描写はいらない。 度々2人が付き合ってるかどうか聞くのも鬱陶しい女だな。って思った。 この女の存在感をもう少しいやかなり薄くしてもらえれば楽しく読めたんじゃないかな…
renachi
再会復縁に記憶喪失をプラスしたもの。題材の合わせ技で主人公の心にグサグサ切り込んでいくやり方が上手いなあと思った。おかげでうっかり一葉に同期してしまうとしんどい。 天才と凡才の付き合いは、表面上は距離を理由に、本当はコンプレックスのせいで終わってしまう。七年後の一葉は、実績を糧にその点だけは乗り越えられそうなのに、それ以外(建築絡み以外)の部分は学生時代から時が止まっているように見えた。 …
あーちゃん2016
先生買い。雑誌掲載部分は凄く好きだったんですけど、後半部分、ちょっと得意じゃないなと思う所があったので萌にしました。本編130P弱+その続き80Pほど+あとがき。 地方都市で設計事務所に勤める一葉(かずは)。ある日業務用メールに大学院時代に付き合っていた仁科から「そちらに行く用事があるので、食事でもご一緒できないか」との連絡が入ります。地元に戻るべく別れを告げた時に引き止められもしなかったの…
はるのさくら
記憶喪失ものって、まぁいろいろ読んできましたけど、なんとも穏やかだけど情熱的でもあるお話で、いいなぁ、と読ませてもらいました。 受け様は個人住宅等を手掛ける建築設計士の一葉。 攻め様は世界的に活躍する建築家の仁科。 大学院で出会い、一目惚れだと率直に好意を示す仁科を、一葉が受け入れる形で恋人同士となる2人。 ところが、同じ建築を志す者同士として、能力や立ち位置の差に、一…
えすむら
ディアプラス掲載時に読んだときも文庫化されて読み直しても、どの角度から読んでもめちゃくちゃいい…と萌え震えました。 建築科の学生だった一葉(受)と、才能豊かでカリスマ性のある編入性・仁科(攻)の恋は、仁科の一目惚れから始まり、仁科の圧倒的な熱量と気持ちに圧され気味だった一葉が、就職という現実を目前にして、前途洋々とした男の傍にいることがしんどくなり、一方的に別れを告げ地元に帰るわけですが、も…
kurinn
本編で仁科と一葉の関係に気がつくならば、一葉は妹の華だろうと思ってました。 そして文庫あとがき後の掌篇「一緒に散歩を」でも、華はなかなか鋭いところを披露していました。 こちらの書き下ろしペーパーの時系列は、本編書き下ろしの「帰る家」での仁科の親戚が所有する別荘に行く前に、一葉の実家に食事に呼ばれた時のお話でした。 一葉の家族に受け入れられている仁科にホッコリしました。 父親や華…
最近の安西先生の作品は当たりが多くてとても嬉しいです。そして今回も大当たりで、萌えまくりました。 記憶喪失ものですが、それよりはすれ違いものの側面の方が強かったと思います。 2人が離れていた期間は7年間でしたが、それは一葉に関しては必要な時間だったと思いました。 一葉の事だけが思い出せない理由にしても、想像通りでしたがソコもとても萌えた一因でした。 記憶が無いのに一葉との距離を…