安西リカさんのレビュー一覧

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

あの頃に戻る恋心( ´∀`)

別れて10年経ってからの再会ストーリー。
2人でいたら、あの頃の自分たちに戻るってのがキラキラとしていて、なんだかとってもよかったです(⌒▽⌒)


受け様の真下と攻め様の高坂は、大学で知り合い初めての恋人同士へ。
初心者同士の2人が、2人で日々を重ねながら恋を育み、2人のカタチを作っていくってのが、なんともいい。
それなのに真下の母の病気のため別れる際には傷つけ合っていて、ずっと後悔…

3

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

あなたが大好きってところがかわいくてきゅん(≧▽≦)

『ひとめぼれ』がテーマで書かれたお話のこちら。
安西先生の文庫デビューの作品でもあるのですね(⌒▽⌒)
ここから安西先生の作品が始まったのか~と思うとありがたい。


受け様は、レストランオーナーの和泉。
美しいものが好きで、造詣も深く、美意識の高い人。
懇意にしてる銀行の新担当として紹介されたのが攻め様の真二。
お互いに一目惚れで、距離が近づいて恋人同士へ。

今までの恋人に…

0

楽園までもう少しだけ 小説

安西リカ  七瀬 

主役カップルよりおもちに全て持っていかれる

 家事ロボットの「おもち」がめちゃくちゃ可愛い。あとがきの後におもちの設定画みたいなのがあります。超可愛い。電子限定書き下ろしSSはおもち主役(たぶん)でニヤニヤする。

 主役のカップルもよかったけど、攻めのセクサロイド仲間の鈴木と、鈴木が片思いしてる高橋の二人の話がすっごく読みたくなった。

2

楽園までもう少しだけ 小説

安西リカ  七瀬 

情緒が生まれるロボットが主人公

意思と感情ば芽生えたら、もうモノじゃない。
これからロボット大国を目指すなら、日本人が今考えないといけないテーマだと思った。
良作BL。

製造中止になった時代に残る自立型セクサロイドが主人公。
闇市場で高値が付く希少な存在。
無いのは代謝と死。 
特に精巧な造りのセクサロイド、機械の本田が人に恋をする。
恋した相手;晴は遺伝性の難病。
晴は本田に「一生一緒に居よう」と請う。 

0

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

若かったあのころ

あの頃は若かったんだね。大人になった今ならわかる。そんなお話かな?

「恋をしていたころ」
あらすじのお話です。
自分から別れたのに、一葉がすっかり傷ついて被害者っぽく考えてるのがひっかかり。
仁科には一葉がすべてだったのに、一葉は与えてもらってばかりで返すこともあまりなく、勝手に比べて卑屈になって…。

再会してもやっぱり仁科は一葉を好きになって。あの頃言った通りですね。

隣…

1

彼は恋を止められない 小説

安西リカ  街子マドカ 

惚気ですか???

最初から付き合っている2人。
順風満帆だったはずが、受けの元彼が現れて本人はまだ別れたと思っておらず…というお話です。
元彼が出てくるとはいえあまり大きなスリルもなく、付き合ってるカップルが更に絆を深める話で言ってしまえば「2人の惚気か?ご馳走様です!(ありがとうございます!)」
という感じで安心して読めました。
読みやすいという代わりにサラ〜っと読めちゃったなという印象です。
こういう…

0

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

絶対にネタバレ読むなよ!?読むなよ!?


とても不思議な一冊でした。

そしてやっぱり、あらすじや関係性、ネタバレやレビューを見ずに読んだ自分を褒めたい。
言いたいことはたくさんあるのに、何を言ってもネタバレになってしまうが悔しい…!!
そもそも題材がとても珍しいので、これをBLで読める嬉しさ。
内容の好き嫌いも、多少は分かれると思います。

けど!

ネタバレありで読んで後悔するより、
ネタバレなしで読んで後悔し…

4

楽園までもう少しだけ 小説

安西リカ  七瀬 

魂の触れ合い方

アンドロイドが社会を支えていた時代、マスターが変わるたびに記憶がリセットされていわゆる真っさらな状況になるはずが、アンドロイドのかなに自意識が芽生えてくるものたちが出てくる。
機械と思っていた人間たちはその進化に恐れ嫌悪を抱き彼らを排除していく。
アンドロイドの中でもsexに特化されたセクサロイドはその用途に為に非常に高機能に作られており、自我が芽生えた後、マスターから逃げ出し社会にひっそりと…

0

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

ありそうで無いお話

高校の同級生スタートで現在は二人ともサラリーマンになっています。
ハラハラドキドキの展開がある訳じゃなく、ストレートな彼氏に対して負い目を感じたり、同性であることの罪悪感から別れを切りだしちゃいますが、攻めの志方によってちゃんと元鞘に戻ります。
割とあっさり。普段は寡黙な志方がガッツリ思い入れてるんで。

よくありそうな普通の日常をかいてるので入り込みやすいです。
何より穂木がイケてない…

1

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

まさかだった

性格悪そうな攻めとおどおどとして生きるのが不器用な受けのお話なのかな?なんて思ってたらビックリ展開でした。
まさかの多重人格物だったなんて!
そして、受けの肉体には身体的特徴がバッチリあるから脱いだらすぐに同一人物とわかる。欠損ってフェチズム溢れる(不謹慎ですみません)
だけど、攻めの滝本は、執拗にその部分を舐めてたので、あとがきに書かれていた[細かすぎて伝わりにくい萌え]ってこの部分では?…

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