yocoさんのレビュー一覧

「窓辺のヒナタ」購入者特典書き下ろし小説ペーパー グッズ

甘く幸せな日々

A4サイズの用紙に片面印刷。
本文は4段組で全体の用紙サイズの3/4、残り1/4はカバーのあらすじの再掲。
内容は、新と日向の二人が同棲を始めた後、梅雨も終わりが近づき夏になりかけの頃。
新が店長を務める陶磁器店で、閉店後に二人でいちゃつく話。
まず、下のショップで可愛い雑貨のお買い物をした後、2階の展示会スペース奥のバックルームへ入るとそこにはろくろが届いていて…。
本編で登場していた…

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家に王子が泊まっています 小説

鳩村衣杏  yoco 

とっつきやすい身分差モノ

王子様に憧れ等の思い入れは無いつもりでしたが、
ロマンス全開!!というわけでもなく
今作の王子・コンラッドはお菓子が大好きで気さくて
とても親しみが持てました。
そんな無邪気になさったら
いくら極秘でも途端に世間に知れ渡ってしまいます!と
心配してしまいましたがww

大手菓子メーカー勤務で仕事とはいえ、
王子御一行様を自宅にお招きしなければならないなんて
聞くだけでも責任重大…

2

銀狼の婚淫 小説

華藤えれな  yoco 

雪降る森でのファンタジー

ボヘミアの森の奥にある城に住む貴族、身寄りのない美少年、銀狼、呪い、真実の愛とファンタジーとしてワクワクする設定に惹かれ購入しました。
主人公の愛生は辛い境遇でありながらも、幼い頃に自分に名前を与えてくれた人に言われたように愛に生きようとしていて、本当に健気で胸をうたれました。
しかし、少し違和感があったのが愛生のルドルフへの気持ちです。ルドルフは愛生を自分の呪いに巻き込みたくなかったのだとし…

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家に王子が泊まっています 小説

鳩村衣杏  yoco 

和菓子大好きなヨーロッパの小国の第2王子とのロマンス

大手菓子メーカーの広報部に勤める蒼生(受け)は社長命令で極秘裏に来日しているヨーロッパの小国の王子一行をホームステイさせることになります。大の親日家である王子コンラッッド(攻め)が王子という立場を理解し、国や国民のための責任を果たしている姿を見、一緒に過ごすうちに蒼生はどんどん惹かれていきます。

蒼生は老舗和菓子屋の長男ですが、大豆アレルギーがあるため、家業を継ぐことができません。家族仲は良…

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窓辺のヒナタ 小説

朝丘戻  yoco 

きれいな世界

きれいなお話だったなぁ、というのが、まず最初の感想。
きれいな心を持った無垢な少年が、優しくて穏やかな仮想空間で、夢のように理想的な相手と巡り会って幸せになる話。
きれい事過ぎるお話でもあるけれど、そこがこの作品であったりこの作者さんの持ち味なので、脇役女子が多く絡むところや、エロ描写の薄いところや、そもそも本が厚いところといった、読み手を選ぶタイプの作品ではあるけれど、私は、この分量を小説で…

5

窓辺のヒナタ 小説

朝丘戻  yoco 

世界観が素敵

「坂道のソラ」と同じアニパー(SNS)を舞台した作品。
坂道のソラを読んでいないくても問題なく読めますが、読んでおくとより楽しめると思います。

今回の作品も朝丘先生らしい優しい世界観の中でストーリーが展開されていました。
男性しか愛せないことを病気だと義父にけなされ、家の中で疎外されながら生活している日向。
本当に純粋でいい子なだけに日向を見ていると切なくなります。

そんな日向が…

5

窓辺のヒナタ 小説

朝丘戻  yoco 

萌えた…萌えたけど…

朝丘戻先生 「窓辺のヒナタ」読了
「坂道のソラ」のスピンオフで、ストーリーの舞台はまたアニパー。前作と同じノンケとゲイの話だけど、今回はネット恋で、しかも直に会うまで受けは自分は女の子だと相手を騙してきた。
女の子になってしまいたいと苦しんでいるヒナタが愛しくて抱きしめてあげたい…家でもかなりのプレッシャーをかけられて、SNSで癒しを求めようとしたらそこでシンさんと出会った。そして女の子だ…

2

坂道のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

yoco先生の画力に脱帽

朝丘戻先生 「坂道のソラ」読了
何人かのフォロワさんに勧められ、読んでみて安定の朝丘先生で、読んだ後ほっこりとなった。
出会って瞬間から好感を持っていた相手に、自分の痴漢された現場に目撃され、さらにからかわれた主人公の一吹。それから毎朝話をするようになっているうちにだんだん好きになってしまって…
「もう賢二さんが知らない自分には戻れない。」「賢二さんに触れたい、抱かれたい、キスしたい。…

6

花舞う夜に奪う愛 小説

和泉桂  yoco 

大正ロマン漂う・・・

表紙の雰囲気に魅かれ購入しました。
あらすじからは分からなかったのですが、大正時代、帝都が舞台のお話でした。江戸川乱歩の世界のような雰囲気もあり、種明かしに至るまで、わくわくどきどきしながら読む事ができました。挿絵の雰囲気もとてもあっていて、更に世界観を盛り上げてくれています。

怪盗夜叉は、絵にかいたような怪盗紳士、とても素敵な存在です。
読み手側は、怪盗夜叉の中身が誰なのかは直ぐに分か…

1

家に王子が泊まっています 小説

鳩村衣杏  yoco 

王宮に縁側を作ろう。

元々鳩村衣杏さんの作品が好きです。
本作は題名と表紙絵の雰囲気でコメディものかな、と思い手に取りましたが、コメディではありません。
CPの片方が本物の王子様というトンデモ設定でありながら、では身分差恋愛なのかといえばそうでもなく、やはりお得意の「お仕事BL」的な、仕事や家業に対しての心の持ち様・取り組み方などにハッとする視点を盛り込みつつの物語展開となっています。
やんごとなきヨーロッパ小国…

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