稲荷家房之介さんのレビュー一覧

陵辱と純情にゆれる獣 小説

秀香穂里  稲荷家房之介 

才能って…

才能がある、って大変ですよね。
尊敬もされるけど、妬まれることもある。
その道を進んでいる人にとって、自分にない感性や創作力、サラリーマンだったとしても統率力や管理能力。

このお話は、そこがベースになって嫉妬と尊敬の間の気持ちで明暗を分けるというか。陵辱と純情ってのは、貴久と祐一の間の関係なんだと思うけど、祐一と伊里との間は、貴久に対するその気持ちのありようで決まったというか。

貴…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続くんかい

「そのとき誰かもうひとり、近くにはいませんでしたか?」


読んでいる時はとても面白かったのに、あとがきで懺悔されている通り前作の「次で完結」を撤回されていたのに正直かなり怒りを感じました。これってタイトルで順番分かりづらいし、上中下表記もないし、発刊の時に編集部も何か表記に心配りがあっても良かったんじゃないですか??読むのが遅い人間にとって、長時間楽しみに読んで、無駄に昔話やサイドストーリ…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

王が鈍感過ぎて切な苦し〜〜ヤキモキ

続編にしてももう少し1冊のオチが欲しかったです。『つづく!!(ドン!)』て感じでした。もう続き出てますので即購入しましたが。

前半のクラウスとルル二人だけの旅路はベタベタ甘々でお互い思い合っていて最高でした。小さいモフモフを胸に仕舞い込む騎士大好き。果実をくちばしと唇で与え合い、新たな感情を見つけるシーン良かった…!

運命の人を探し求め、心(クラウスには顔にも)に傷があり一人ぼっち、そ…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続編が待ち遠しい

前作あとがきに、次作で完結とあったけど、今作ではなく、次作で完結・・らしい。 面白いので、ずっと続いても買い続けると思う。

クラウスがハダル達の企みにやっと気づいて、ルルを探し出す。
城に連れ帰っても、ルルの記憶は戻らない。

後半、クラウスを拒否して逃げるルルが階段から落下。
クラウスがルルよりハダルを信じた場面の記憶が戻る。

ルルの記憶が戻ったら、ルルはやっぱりクラウスの酷…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

美しい世界観と悲恋に泣きました。

六青むつみ先生のファンタジーBL。
美しい世界観と安定の文章力。素晴らしいです。

故郷がなくなり鳥の姿で生き延びたルル。「運命の片翼」にはすぐに再会できたのですが、困難が多くてヤキモキさせられました。

けっこうすぐに人間に戻ってしまいますが、鳥バージョンのルルの描写は可愛いですね。

人間に戻っても声が戻らなくて、当て馬の意地悪キャラも出てきて、2人の心はどんどんすれ違い離れ離れ…

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百日の薔薇 Maiden Rose Ⅰ コミック

稲荷家房之介 

予告版読了 シナリオも、描写も 力強くて綺麗

「百日の薔薇 Maiden Rose」は、
「腐女子の萌えツボ、的確についてる」と絶賛レビューが多かった。
でも絶版。
旧作の新装版、全ページ加筆・修正&描き下ろし復刊。
RENTAで一部が予告版として公開中。明日7/15、発売。

皇紀1928年、
受:タキ・レイゼン:(20歳)
 神代から続く宸華・レイゼン家の二万の機甲師団「ローゼンメイデン」を率いる師団長
 旗印は三つ葉の…

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百日の薔薇 Maiden Rose Ⅱ コミック

稲荷家房之介 

この2巻は萌えシーンが多くて

稲荷屋先生の作画力の高さに独特の世界観やしっかりした布石、軍服や平安装束、戦車、本当に書き込みが素晴らしいです。
読み応え抜群の話の設定がしっかりしすぎてるぐらいあり、
幼少期に出会ってるとか、藤棚のシーン本当に美しい。


周りの制止を振り切ってクラウスに必死に息を吹き込むシーン…
今まで感情が読めなかったタキの激昂シーンでわかりにくかったクラウスへの愛を確信の列車での戦いのシーンは…

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百日の薔薇 Maiden Rose Ⅰ コミック

稲荷家房之介 

凄く大好きな作品です。

タキに忠誠を誓う騎士で気性が荒く「狂犬」と呼ばれる元敵国軍人クラウス・フォン・ヴォルフシュタット大尉と、一国の命運を担う気高く美しい指令官で機甲師団長のタキ・レイゼン。
出会った時から惹かれ合うクラウスとタキ。
留学先のルッケンヴァルデ機甲学校での、最後の夜の互いを純粋に想い合う心を感じさせるエチシーンは現在のところ唯一の痛くない描写で良き。

祖国に帰り、タキは簡単には寄り添う事が許され…

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百日の薔薇 Maiden Rose Ⅰ コミック

稲荷家房之介 

17年振りの新装版❣️❣️

元学友のクラウス×タキ。

留学先で同部屋になり親交を深めていたが、自国と敵国の関係が悪くなり、戦に出向かうために国外退去命令を受ける。
その頃にはお互いに気持ちがあったけど、師団長として自国の戦に向かわなければならなく、お別れをしなければならなかった。
そこに現れたクラウス。自国を捨て、タキの騎士となるためタキと共に帰る。
そこから始まる物語。

学友から主従関係に変わることで、今…

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百日の薔薇 Maiden Rose Ⅱ コミック

稲荷家房之介 

最早 肉球だけでいいのでは?

軍事侵攻を目論むエウロテの……って

読みたいところって人によって違うじゃないですか?
あたしみたいな欲とか執着とか 人間の穢さみたいなものが読みたい人とか

恋愛の胸張り裂けんばかりの切なさな重視だったり
どんなお話も美味しくいただける雰囲気楽しみ派だったり

「戦闘」って興味がないとなかなかついていけなくないですか?
いや そこに見える野望や欲望 駆引き 執着はキライじゃない…

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