稲荷家房之介さんのレビュー一覧

鳴けない小鳥と贖いの王 ~昇華編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

ある世界の特別な時代

一巻攻めが余りに余りで血管切れそうな位腹がたちましたが二巻の驚きの展開で三巻もかなりびっくりな展開でした

先生らしく簡単にはいかない感情や事象、不条理がこれでもかと言うくらいしっかり描かれています
障壁を超え成長するキャラクター達を見守るには読者的にもかなりハードでしたが二人のたどり着いた場所まで共に辿り着けて胸いっぱいになりました

今回やっと二人は初夜を迎えますがここですまないのも…

10

鳴けない小鳥と贖いの王 ~昇華編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

堂々たる完結巻

再逢編から早かったですね!

さてさて、クラウスによって救われ、それ以上に傷つけられてきたルルがようやく自身の想いに覚悟を決めたかな?と、わりと軽い気持ちで読み出しましたが‥

崩落現場は凄惨なもので、軽い気持ちなど一気に吹き飛び物語に没入していました。
必死で皆を助けようとするルルがまた倒れるのではとハラハラしました。
救えなかった命に、自分の行動にも原因があったと悔やみクラウスに謝…

10

鳴けない小鳥と贖いの王 ~昇華編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

圧巻

恐ろしく壮大なストーリーでした。圧巻です!

どんな言葉で形容したら良いのでしょうか。私の語彙力ではうまく説明できるのか分からないけど、完結巻をもってしても安堵出来ない怒涛の展開に、気持ちが追いついていきません。
そして濃厚で重厚。練りに練られた物語のディテールには感嘆のため息しか出ません。


再逢編の終わりは、2人にとって明るい未来を予感させるような希望に満ちたものでした。その続き…

22

鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

いやはや…参りました

めっっっちゃくちゃ最高でした!

2巻の終わり方も、すっごい良いところでエンド。こりゃ3巻買うっきゃないぞ、と。ルルとクラウスのハッピーエンドを見届けるまで、風邪の1つも引かないように健康維持気をつけます。

1巻はそりゃあもう悲しくって苦しかった…。クラウスにしても、悪者たちにしても、全てがルルの敵で私の胸も押しつぶされそうでした。

2巻はクラウスの「攻めザマァ」展開です。
ルル…

3

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

冷静になってレビューをしてみる

前々から超絶気になっていた作品で、まだ未完(近く完結巻が発刊される予定)とのこと。切ない・不憫・悲しい…などなど評価されていることに、ビビラーの私はひよってしまいまして…なかなか手が出せずにいました。

「彷徨編」「再逢編」を通読してから、こちら1巻に当たる「彷徨編」のレビューをしています。
私は痛い・不憫系は、そもそも手に取ることが少なくて読む機会もそんなにありません。溺愛幸せほのぼのが大…

3

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅲ コミック

稲荷家房之介 

タキ様ですから♡

長年恋い焦がれてきたお話で、神以外はありえないという評価のため、他作品との比較は困難です。平安時代か?!というような束帯姿もするし、軍服で戦車ぶっ放す美青年、でも時々猫耳にもなるというキャラが気になる方でしたらぜひぜひ一巻から。売れてほしいのよ、この作品!!!二人の馴れ初めがわかるエピもちょくちょく入ってきてるし!ルッケンヴァルデ編入ってきてるし!!!!ihrHertz掲載分+同人誌になっていた分…

11

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅲ コミック

稲荷家房之介 

脱落しなくてよかった

肉球です ฅ

もうね ややっこしい話はあとでゆっくり読むことにして 肉球が読みたい
でも 読み終わったあとのご褒美がないのはヤダ と毎度葛藤繰り返します
(最後に読まなきゃ楽しめないのにね ฅ ฅ)


さて ほんとややっこしいです

あたしのスッかすかの脳みそじゃ ちょっとなに言ってるんだかわかりませんね になることもしばしば

なんとか振り落とされないように頑張って…

6

百日の薔薇 Maiden Rose Ⅲ コミック

稲荷家房之介 

何から何まで素晴らしい。

『百日の薔薇 Maiden Rose』の3巻目。

今作品て、ちょっと読みづらいんですよね。難しい、って言ってもいいかも。
架空の国(とはいえ、日本と某国を彷彿とさせますが)が舞台であること、架空の舞台ゆえにタキの立ち位置が少しわかりづらいこと、人間関係が分かりづらいこと、そしてクラウスのタキへの執着心がどこから来ていてそれがなぜなのか分かりづらいこと。などなど。

そういった部分を、自…

14

陵辱と純情にゆれる獣 小説

秀香穂里  稲荷家房之介 

才能って…

才能がある、って大変ですよね。
尊敬もされるけど、妬まれることもある。
その道を進んでいる人にとって、自分にない感性や創作力、サラリーマンだったとしても統率力や管理能力。

このお話は、そこがベースになって嫉妬と尊敬の間の気持ちで明暗を分けるというか。陵辱と純情ってのは、貴久と祐一の間の関係なんだと思うけど、祐一と伊里との間は、貴久に対するその気持ちのありようで決まったというか。

貴…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続くんかい

「そのとき誰かもうひとり、近くにはいませんでしたか?」


読んでいる時はとても面白かったのに、あとがきで懺悔されている通り前作の「次で完結」を撤回されていたのに正直かなり怒りを感じました。これってタイトルで順番分かりづらいし、上中下表記もないし、発刊の時に編集部も何か表記に心配りがあっても良かったんじゃないですか??読むのが遅い人間にとって、長時間楽しみに読んで、無駄に昔話やサイドストーリ…

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