斎賀時人さんのレビュー一覧

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

そもそもの動機がよくわからない

長かった…。挿絵がなく登場人物の区別が最初のうちは判別できなかったのですが、読んでるうちにわかるようになりました。

途中までは、これどうやってBLになるの?
アンドリムは何をしようとしてるの?
アンドリムの目指すところや、そもそもの動機がわからないまま読むことになります。

娘が死を宣告された時点で前世の記憶が戻ったとのことで、娘への愛情はいつ育まれた?前世で家族仲が良かったから無条…

7

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

サブカップルが好みだったので

断罪イベントや悪役が前世思い出して~っていうのは所謂流行のテンプレなんです
でも、悪役が悪役令嬢の父親で陰謀巡らせて回避したりざまぁしたりするんですね

ムーンライトノベルズ(BL小説サイト)でも少し読んだ記憶があります
書籍化したんだなーって今更ながらに知りまして

BL小説サイトの小説は割と読むほうなのですが女性キャラ出すと地雷っていわれて嫌われたりしやすいんですよね
しかしこの…

5

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

BL圧倒支持!!に一票

 乙女ゲーの世界に転生もの…という設定だったので、乙女ゲーが苦手だけに非常に心配でしたが、帯の「BL読者圧倒的支持!」が物語るように完全に取り越し苦労でした。

竜の加護を受けたファンタジー世界での華やかな貴族社会の策略陰謀ものですが、乙女ゲー要素も入っているので、BL小説に無い味わいがあり新鮮で非常に面白かったです。先が気になる展開で続きが気になり、夢中になって読み進めました。
特にアドベ…

5

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

神作です

こちら神作です
アンダルシュでは重版を重ねられるのもわかります

私もアンドレアムにどハマりした口で
こんな素敵キャラを描ける十河さんにはもう
感謝と尊敬の眼差ししかありません

むむぅ〜そうくるかといった息を吐かせぬ策謀に、全編に渡り毒の染み込んだ物語!最高

4

銀の鳥籠(下巻) 小説

更紗. (更紗)  斎賀時人 

困った

どうにもこうにも行く末を知りたくて購入。困った。納得いく終わり方だったのですがあんなに大嫌いだった攻めにちょびっと絆されてしまって、困りました。けっちょんけちょんに貶してやるぞ!と思っていたのに、なんだか可哀想に思えてしまったお話、本編400Pほど+書き下ろし後日談28Pほど。しょうがない。萌にしよう。この巻の切なさだけで言ったら神クラスなんですけどねえ。

中巻で喧嘩っぽく疎遠になっていた二…

6

銀の鳥籠 (中巻) 小説

更紗. (更紗)  斎賀時人 

踏みにじりたいのに

くそったれ攻めが踏みにじられ逮捕される日を心待ちにしていたご本の中巻。あかん、逮捕されない。このまま許され甘々モードになるのか!?とビビったお話、本編330Pほど+番外編2編。甘いモードというか一息つく心地なのは嫌いではないので百万歩譲って中立にしました。変わらず受けが超超超酷い目にあっているので、受けが酷い目にあう話は無理という方は回れ右なさってください。

複数のお客を招待して開かれた受け…

5

毒を喰らわば皿まで ~箱詰めの人魚~ 小説

十河  斎賀時人 

ダーーーーーーーーーーク

表紙に惹かれて購入したものの(さかのぼって1巻から読んでみたものの)ダーーーークな内容にあぷあぷだったので中立にしました。これでもか!というぐらい、血みどろどろぐちゃなところも少しあるので、読む人を選ぶんじゃないのかなあ?よくあるゲーム世界への転生ものとは全く違う展開になっているお話、本編300pほど、シリーズ3作目。

パルセミス国王のウィクルムとベネロペの結婚式を1か月後に控えたある日、送…

7

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

悪役の面白さは格別

「毒を喰らわば皿まで」シリーズの最初の巻。
web系作家の本は価格が高い、値段なりの価値があるのか様子を観ていたけど、これは面白かった。
主人公は美貌の中年、悪役。乙女ゲームの悪役・宰相アンドリムに転生していた。

気付いたら、浮気をした王太子から、娘が目の前で婚約解消をされていた。
王太子は、龍の巫女だった主人公の娘との婚約を解消、そして龍の贄巫女(龍の餌)にする。
・・・前世?の記…

4

銀の鳥籠 (上巻) 小説

更紗. (更紗)  斎賀時人 

下巻読むけど→次は中巻らしい…

尼によると次は中巻(!!!)らしいのでタイトル変更しました…中巻もくそったれ展開継続だったら泣く。



青い表紙に惹かれて購入。個人的地雷を盛大に踏んでいたので申し訳ないですが「しゅみじゃない」としました。下巻での改心を心から願っています。番外編が間に入って全430頁弱。

小さい頃から10人に会えば10人とも可愛いと言われる容姿の彰吾。ある日彼女と共に拉致され、連れてこられたのは…

14

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

前作読んでる人は読んだ方がいい!

前作の1巻で「あれ?」と思いました。こんな終わり方なのか、と。ちゃんと十河先生はこの〜その林檎は齧るな〜を見据えていたんですね。失礼しました。

1巻でパルセミス王国での生き残りをかけ、娘ジュリエッタ、神官長マラキアと共に王太子妃とその家族を退け、何故か最期アンドリウムが55歳の呪いを受け亡くなる…と、かなりの空白の時間がありました。その空白を埋める2巻。とはいえ、わずか数カ月間のお話でしたが…

4
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