三田織さんのレビュー一覧

僕らの食卓 コミック

三田織 

「失う時の痛みも引き受けること」

二年前に一度サラリと流し読みをした作品。
久しぶりに読んだら、読後に受ける印象が変りました。どうしてなのかわからないのですが、もうすぐクリスマスだからかなー?

寂しい人同士でなければ理解し合えない心の穴の埋め合いのような触れ合いだから、自然と消えるような関わりにも感じるけれど、沁みる恋話です。

人付き合いが苦手な、会社勤務めの豊君。
昼休みに、独りで公園でおにぎり弁当を食べていたら…

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白のころ コミック

三田織 

愛おしさの連続

◆白のころ(表題作)
 初っ端から可愛い中学生達だなぁと、萌えと胸キュンが止まらない2人でした。背が小さくて丸っこく、目も純真でくりくりな太一が可愛いのはもちろん、思春期に都会から田舎に転校になりもっと不貞腐れていてもおかしくなさそうな藤本が、バスケや雪ではしゃげるところも年相応で可愛くて。藤本の告白によりぎこちない別れになってしまった2人は大学で再会し、恋人に。ここで体格差が逆転して、太一が攻…

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僕らの食卓 コミック

三田織 

あったかい

あったかくてゆったりとしていて優しい気持ちになれる作品でした。BL要素としては薄いかもしれませんが、幸せな日常を送っていく様を見れるのが何よりいいところだと思います。

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僕らの食卓 コミック

三田織 

種かわいいよ種

また一つ泣ける作品に出会えました。
何これ尊い( ;∀;)
最高に良いお話です。

子供時代のトラウマのせいで人と食事をするのが怖い豊と、母親を亡くした兄弟のお話。
豊は穣と種の兄弟と出会って、大切な人と食事を楽しむってことの幸せに気づくんですよね泣
出会えて良かったね!ホントに良かったね!ってなります。

弟の種がもう可愛くって可愛くって…メロメロになってしまった。
書き下ろし…

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白のころ コミック

三田織 

その一つ一つがいとおしい。

『白のころ/青のころ ~藤のきもち~』
中学生の太一の通う学校に都会から藤が転校してきます。
田舎っ子たちの間で都会の子として浮いている藤でしたが、
バスケをきっかけに2人は仲良くなり…。

坊主頭に太眉の純朴な太一とイケメンで
同年代の子たちに比べると大人びた藤。
恋の甘酸っぱさを先に知ったのは藤でした。

友情から恋に変わるとき、一足先に恋をしてしまった藤と
真っ白なままで…

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ばらのアーチをくぐってきてね コミック

三田織 

山田さんはロマンチスト

電子書籍「CannaComics」がキャンペーンをやっていて、偶然見つけたので購入。
同人誌で出た続編を、本編の出版社が電子書籍で出したりするなんて、今まで気が付かなかったけど、そんなこともあるのね。
本編が出たのがかなり前だから、本編の内容の方はだいぶ記憶が薄れてしまっていたけど、これはこれで、なかなか甘々でよかった。
高校生と社会人の、年の差のある二人の、穏やかに育まれる恋のお話。
バ…

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ばらのアーチをくぐってきてね コミック

三田織 

電子書籍で買えます

同人誌の再録本が電子書籍で買えます。
知らない方がまぁまぁいらっしゃるようだ。
本編大人気の作品ですし、ページ数も52ページ(ひかりでは全ページ合計コレでした)とずっしり、イチャイチャシーンも含まれてるので読まない手はない。

本編終盤のあいだあいだの小話と、その後千尋の大学生編の小話。小話というには失礼な程重要な彼らの人生の分岐点ともいえる様子が描かれていて、かなり心に刺さる。人生を考え…

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僕らの食卓 コミック

三田織 

これは土鍋でごはんを炊きたくなるBL

幼い頃のトラウマで人と食事を共にすることが苦手な豊。
それが原因で他人と深くかかわることもできずにいた。
ある日、公園で昼食をとっているとお腹を空かせた
小さな男の子に出会い、手作りのおにぎりをあげることに。
そんな不思議なご縁から「小さな男の子」こと種くんと、
その兄の穣と一緒に食卓を囲むようになる。

はじめのうちは人馴れしていないわんこみたいに
穣と種との距離を測りかねてぎこ…

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僕らの食卓 コミック

三田織 

NoTitle

これは良い作品です、濡れ場も無いし一般の本棚に置いてもいいのではないでしょうか。

初めは社会人と学生による年下攻めだと思ってたのですがまさかの同い年、
ずいぶん疲れてるんだなという印象ですが偶然出会った兄弟によって段々と変化していきます。

炊飯器は便利ですが底についたお焦げは土鍋でこそ楽しめる味、
そしておにぎりの具材がバラエティ豊かで少し面白いです。

キムチ納豆は臭いが気に…

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僕らの食卓 コミック

三田織 

一緒にご飯を食べるって素晴らしい

初めて読んだ三田織先生の作品です。
三田先生は丁寧で優しい絵柄なので、とても読みやすいです。

大学休学中の上田 穣くんとサラリーマンの穂積 豊くんのお話。

家庭環境に恵まれず、人間関係で壁を作るようになった豊くん。
そんな1人でいることが多かった豊くんの世界に、ある日、見知らぬ兄弟が現れました。
その兄弟は、譲くんと種くん。
豊くんが種くんにあげた「おにぎり」がきっかけで交流を…

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