小禄さんのレビュー一覧

騎士王子は月の下で愛を囁く 小説

藤崎都  小禄 

箱入り皇子と手練れな王子

何のために生きてきたのか…。

主人公リシュカが不憫すぎる。
義母の悪意にぞっとします。何年も何年もかけてリシュカを…。

もうヴィルが最高ですね!自分を暗殺しに来たリシュカに一目惚れ。
寝込みを襲おうとしたリシュカを逆に抱いてしまう!その後もリシュカを自由にさせ、リシュカの思い込みや自主性のなさや無知さをあたたかく自覚させてあげて。口説くのも忘れずに。

兄王子に疎まれ、何をして…

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「最強アルファは家政夫の歌に酔いしれる」コミコミスタジオ特典小冊子「大好きなひと」 グッズ

獅子堂の可愛い人

本品は『最強アルファは家政夫の歌に酔いしれる』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、とある日曜日のお話です。

晴輝の妊娠が発覚してから3ケ月
今のところ目立った体の変化はないようで

ここ最近は眠いとの事で
獅子堂は無理せずに部屋で眠ればいいと言いますが
大丈夫と笑って横になろうとしません。

平日は家政夫の仕事で忙しく働いているし
帰宅してからも舞那斗の相手…

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最強アルファは家政夫の歌に酔いしれる 小説

榛名悠  小禄 

惹かれたのは"今"だけではなく

今回は人気作曲家と家政夫のお話です。

受様の歌で不眠を解消した攻様の求めで
家政夫を引き受けた受様が愛する家族を得るで。

この世界には男女の他にアルファ、ベータ、
オメガという第二性が存在します。

人口の2割弱とされるアルファは優れた遺伝子を持ち、
成功者に名を連ねる者が多く
より希少なオメガは男女ともに出産が可能という
生殖能力と発情する特殊体質で差別を受け続けますが…

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最強アルファは家政夫の歌に酔いしれる 小説

榛名悠  小禄 

出会うべくして出会った2人

榛名悠先生の作品を初めて読んだのは「黒狼とスイーツ子育てしませんか」で、凄く良かったので他のもの読んでみたいと思っていました。
何作か時間が空きましたが、こちらの作品が2作目となります。

今回も予想に違わず凄く面白かったです。
正直言って家政夫とか実子じゃない親子とかは使い古された感もありました。

それでも獅子堂が甥を引き取る事になったアルファ史上主義の実家の話や、晴輝の過去が明ら…

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最強アルファは家政夫の歌に酔いしれる 小説

榛名悠  小禄 

王道の安定感

歌声が結びつけた「運命の番」のオメガバース物語。オメガバースの王道路線のストーリーかと思います。

ざっと挙げると…
・Ωが下に見られている
・過去にトラウマを抱えている
・雇用主がアルファで良い人
・子どもにすごく懐かれる
・発情期のときに側にいて助けてくれる
・距離を置いても追いかけてくる
・両片想いオーラぷんぷん

やっぱり王道って感じがしますね。この王道の安定感が良い…

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眠り屋羊は狼貴公子の閨で恋をする 小説

村崎樹  小禄 

差別しているのは・・・

今回は美術商を営む狼獣人と眠り屋を営む羊獣人のお話です。 

受様が不眠症の攻様を顧客としたことから
世間の肉食獣と草食獣の垣根を低くするまで。

この世界はかつて人間と呼ばれた者の体に
獣耳や尻尾と言った動物の特徴を残した獣人の世界です。

受様は身近に肉食獣人のいない田舎で
大家族の長男として育ちます。

受様の祖父はとても優れた「眠り屋」で
受様は祖父の跡を継いで商業…

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眠り屋羊は狼貴公子の閨で恋をする 小説

村崎樹  小禄 

じんわりと温かく、優しい気持ちになれるストーリー

作家買い。
村崎さん作品は今作品で4作目になるのかな?
すべて読んでいますが、その雰囲気が作品ごとに全然異なる。引き出しが多い作家さまだなあ、と感心してしまいますが、今作品はしっとりと優しいお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






獣人が住まう世界が舞台。
かつては「人間」もいたと聞くが、今は人間は存在しておらず獣人たちだけが住んでいる。そして、獣…

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救ってくれたのは超人気俳優でした 小説

釘宮つかさ  小禄 

現代もやもやファンタジー

現代物ファンタジー、凄腕陰陽師の血を引く人気俳優×憑き物体質で運の悪い一般人。冬雪の運の悪さに唖然、耀仁も同情したんだろうな。

耀仁に守られ、普通の生活が送れるようになると、冬雪本来の良さが出て、良い子だし癒し系、しかも可愛くて耀仁が惹かれたのも納得。実家と縁を結び直すきっかけにもなっててほのぼのした。耀仁が溺愛して冬雪には勝てない感じが可愛かった。すれ違いも耀仁が気の毒で…遠回りしたけど想…

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救ってくれたのは超人気俳優でした 小説

釘宮つかさ  小禄 

黒いモヤモヤと陰陽師

電子版購読、挿絵無し、表紙だけだった。残念。
紙版と同価格なのに、挿絵が無い電子版は、いつもは買わないけれど、面白そうなので買ってしまった。

「魔道祖師」翻訳の制作協力をしている釘宮先生の、陰陽師もの。
「魔道祖師」のような武の魔術ではなく、お祓い専門。

六車冬雪は、憑依体質で不幸を呼び込むタイプ。
酷いホラー体質に怯えた両親に育児放棄され、施設で育った子。
可愛い顔の控えめで…

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「救ってくれたのは超人気俳優でした」コミコミ特典SS小冊子「初めてのツーショット写真」 グッズ

小冊子があるうちに購入をお勧めします

本編の最後ら辺がちょっと駆け足だったので、少し物足りなかったんですよね。
なのでこちらのコミコミさんの小冊子で、その後の耀仁と冬雪の様子が読めて良かったです。
でもこれってコミコミさんで購入した人だけが読める訳です。
まだ未購入でしたら、是非とも小冊子があるうちに購入する事をお勧めします。

さてお話の内容ですが、耀仁のスパダリぶりが良く分かるお話でした。
相変わらず冬雪は慎ましく良い…

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