緒川千世さんのレビュー一覧

カーストヘヴン 1 コミック

緒川千世 

何でもありのファンタジー

※辛口レビュー注意

1巻では主に2つのカップリングが出てきますが、各お話同士がリンクしており、かなりストーリーが作り込まれているという印象を受けました。

ただ結論から申しますと、私は世界観に入り込めませんでした。
読んでいる間、どんなに頑張ってもこうはならないだろうと、冷静になってしまって…。

「学校生活の中にいつこんなカーストを決める時間があるのだろう」
「先生、他にも大勢…

4

カーストヘヴン 4 コミック

緒川千世 

ラブまし?

メインカプ、刈野と梓がメインの巻でした。
憎まれ口をたたきながらも、常に梓のことを気にかけ、本当にいじめられないようにかばったり、梓に近づく人物に嫉妬したりと、分かりやすい刈野。

今回は、梓をモブでまわそうと策した根暗くんがひっかきまわした回でした。結局この子は、カップル(やっぱり男同士)の相手を守るためにやっていたという設定ですが、この辺の心情はわかりにくい。ちなみにその相手は女装が好き…

0

赤のテアトル コミック

緒川千世 

ちょっとしんどい

美しい描写と裏腹なストーリー
一途で健気な2人をこんなにも歪めてしまう赤い靴がとても恐ろしくて美しい

読後は、なんとも言えないモヤモヤした感じと、このラストで良かったんだろうなぁと思わざるをえない内容でした

アダムの気持ちが掴めずに読んでいたので、途中とても切なくなりましたが、それでもいいと背筋を伸ばすユーリがただただたくましくて美しいなぁと思いました

後半のミハイルがあったこ…

2

赤のテアトル コミック

緒川千世 

すっごいえげつない

緒川先生の、ダークな部分を前面に出された作品でした。
学生ものが多いイメージだったので、今回のラグジュアリーで外国的な設定は新鮮でした。


1話から読み応え抜群で、短編としても構成が非常によく出来ていて面白いと感じました。ユーリ目線で描かれる荒廃したアパレル業界と、そんな場所で生きていけるユーリとアダム。
歪んでいるから、執着しているからを抜きにして、普通に2人の生命力がすごい…!

5

誤算のハート コミック

緒川千世 

チャラ男受け好きなら読んで

チャラ男受けが好きなので、よかった。
受けがだんだん可愛いくなっていく。

0

カーストヘヴン 1 コミック

緒川千世 

何のために序列をつけるの???

まずはゲーム化おめでとうございます。
非常に有名な作品なので思い切って読んでみました。

まず始めに感じたのは、何でカーストゲームなんてやってるの?という素朴な疑問。
これ言っちゃったらおしまいなんですが、せっかくの青春時代をこんなゲームに費やしてしまうなんて本当にもったいない。
社会に出たら見えないヒエラルキーに雁字搦めにされるんだから、親に養ってもらってぬくぬく出来る今のうちに楽しい…

2

カーストヘヴン 4 コミック

緒川千世 

少しだけほっとした

レビューの書きにくいカーストヘヴンですが今回は少し今後に期待できる伏線が見え隠れしていたように思います。

刈野の梓に対する仕打ちは相変わらずなんですが何だかんだで自分以外が梓に触るのは許さない感じが更にヒートアップしていて、梓も梓で刈野に対して絶対復讐してやる!と思いながらも体が求めたり、助けに来てくれたことを喜んでいて、結局二人良い感じなんじゃないの?と思ってしまいます。

今回、新キ…

1

カーストヘヴン 1 コミック

緒川千世 

怖いもの見たさで

作品の試し読みでギスギスしたり無理矢理な場面が多そうで少しためらっていたのですが、評価がよかったりゲームになったりしていたので思いきって読んでみました。

確かに、そういうシーンは多く梓くんへの無理矢理な描写はありますが、話の進め方が非常におもしろく気になってしまう作品です。
まだ、完結はしておらず、最終的にどうなるのかはわかりませんが、「ゲーム」についての秘密や登場人物の関わりを知りたくな…

0

誤算で不幸な恋話 コミック

緒川千世 

甘いおやつとしょっぱいおやつを交互に食べると止まらない系

誤算のハート、終わらない不幸についての話、その他…緒川千世さん作品の諸々短編がまとまっています。
私ずぼらで特典や同人誌を集められず、一冊にまとめてもらえるのはとてもありがたいです。

烏童兄弟周り。烏童弟×三城の後日談はアホエロカップルの完全形ですね。
いちゃいちゃエロエロを所構わず笑、見せつけてくれます。
私がかわいいアホな子受けが大好物なのは三城のせいだ。

一方で清竹×烏童兄…

3

ラクダ使いと王子の夜 コミック

緒川千世 

ねじれて狂気な不幸の話。

美しいアラビアンナイトが読みたい。表紙に魅かれたのに。
巻頭の物語は高校生の天邪鬼で切ない恋の話。『溺れる魚』
自分を好きにならない人が好き。なんて、思春期の女子学生が言いそうな言葉を真に受ける健気な岸。なんて哀れで綺麗なんだろう。読了してみれば、この狂気を集めた短編集の中で、一番ホッとする物語だと気付く。そして、表題に持ってこられた『ラクダ使いと王子の夜』のインパクトの弱さ。
しかもアルフ…

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